Thailand
Globetrotter

テクテクタイランド

Pai / Mae Hong Son

March 23[Mon], 2009

朝の散歩。ワット・クラーン。

March 23 [Mon],2009 08:30

宿を出て、朝のパーイ探索です! 金色の光を放つかなり眩しいパゴダの寺院を発見。なかに入ってみると、お坊さんが車を清めていました。お話を伺ってみると、車のセールスマンと車を購入したお客さんとで新車を持ってきたそうで、現在交通安全祈祷中。お寺と密接な関係にあるタイならではの光景ですね。

とここで「中を見ていってください」とお坊さんに声をかけていただいたので、お堂の中へ入るとびっくりです! なんとここは、第2次世界大戦中、日本軍が駐屯していたところだそうで、当時のお弁当箱やそろばんなどが保存されていました。お坊さんのお話では、戦時中ここに滞在していた、という日本人男性が6年ほど前に訪ねて来られたそうです。日本との関わりの深いクラーン寺院。昨日同様、多くのことを考えさせてくれました。

勝手にインスペクション!?

March 23 [Mon],2009 09:30

その後も、本屋さんや雑貨屋さんをのぞきながら、町をブラブラしていると、“Rim-Pai Cottage”と書かれた看板を発見。ここのコテージ、実は今回泊まった宿とどちらにしようか、ホームページを見ながらかなり悩んだんですよ。で、せっかく来たからとフロントのお姉さんに声をかけてみたら、快く部屋を見せてくれることに。入ってみたら、広くてちょうきれい! しかも「部屋空いてますよ」と言われました……

ここで教訓。パーイにはたくさんのゲストハウスがあります。ハイシーズン(12~2月)は事前の予約がマストですが、その他の時期は結構空いていますので、パーイに着いてから部屋を見て決めるのがいいかも!

朝食。

March 23 [Mon],2009 09:50

静かな流れのパーイ川のほとりに建つレストラン“River Terrace Restaurant”で朝食。のんびりした雰囲気でよかったです。朝食後はドラマでも見かけたサンティチョン村という中国村へ連れてってもらうことに。

タイのなかの中国、サンティチョン村。

March 23 [Mon],2009 10:50

パーイ中心地から車で10分もせずにサンティチョン村到着。ドラマと一緒です! 当たり前だけど。このあたりはですね、中国の雲南省からやってきた中国系住民が生活している村で、村の名前も中国語では「南湖山地村」と書くらしいです。雲南料理屋さんに、チャイニーズスタイルのコテージそして医院……ちょっとしたテーマパークになってますね。

お土産屋さんで中国茶を買った後は、テーマパークの奥に広がる実際にみなさんが生活されている村のなかを少し歩いてみたんですが、一歩足を踏み入れた瞬間、もうほんとにそこは中国。看板、手づくりの道路標示は中国語。家のなかから聞こえてくるおばあちゃんの話し声も。パーイのまた違った一面に触れられた気がします……。

ワット・ナム・フー。

March 23 [Mon],2009 12:20

お次はサンティチョン村のすぐ近くのワット・ナム・フーへ。ここはアユタヤの大王ナレスワンが、戦いに負けてミャンマー(ビルマ)に嫁いだお姉さんを想いつくった寺院で、ご本尊は500年前に建立されたと伝えられています。エックさんの説明では、ご本尊の頭部を外すと、そこには常に水が入っているんだとか……私は見ることができなかったのですが、ご本尊の頭部に入っている清水を持ち帰る人も多いそうです。

レストラン「ノン・ビーア」。

March 23 [Mon],2009 13:30

ワット・ナム・フーを後にして、パーイの中心部でランチです。昨日行ったミッタイの並びにあるタイ料理店の「ノン・ビーア」は人気店のようで、店内には有名人の写真がずらり。もちろんGOLF & MIKEの写真も発見!

戦時中からやっているというこちらのレストラン。ビーアさんは4代目で、生まれも育ちもパーイなんだとか。ビーアさんによると、パーイがこんなに有名になったのは、14~15年前に、チェンマイから間違ってバスに乗ってやってきたファラン(欧米人)が、「こんなに素晴らしいところがあるなんて!」と住み始めたのがきっかけで、口コミで広がったんだとか。なるほど~!!って、ほんま? まぁでも口コミは凄いですもんね~。確かに過ごしやすくて、思わずのんびりしたくなる町です……はい。それにしても、ここの料理はあっさり目の味つけでおいしかったです。

ター・パーイ温泉で温泉卵ならびに足湯。

March 23 [Mon],2009 14:20

お腹いっぱいになった後は車で20分ほど走って、本日も温泉へ! ここは昨日と同じくフアイナムダン国立公園のなかなんですが、ター・パーイ温泉というところ。

とここで、売店で卵発見! 温泉と言えば、やっぱり温泉卵でしょう~。さっそく卵を買って、いざ。少しぬるくなっている下流で、温泉を楽しんでいる人を横目に、とにかく歩く、歩く、歩く……目指すは温泉卵がつくれるぐらいの熱さのある源泉エリア! 20分ほど歩いたところで、ようやく到着した先には、80度の文字が……よし。ここなら温泉卵がつくれます。棒の先に卵を入れた袋をつけて、源泉につけること約15分ででき上がりました。おいしかったです。

そしてまたまた足湯。ここは見た目、普通の川なんですが、源泉に水が足されていい温度(40度ぐらい?)を保ってくれているので、入りやすい! 気持ちよく足湯を楽しみました。ここでまた温泉めぐりのTakemaさんご夫婦と偶然の再会を果たしました。

パーイ・ホットスプリング・スパ・リゾート。

March 23 [Mon],2009 15:45

温泉卵を食べたら車で5分。今晩の宿“PAI HOTSPRING SPA RESORTS”へチェックイン! 名前からして豪華そうなこちらのリゾートは、まさに温泉づくし! ロビーに足湯ができるスペースがあったり、広い庭に温泉のプールが点在してたり、コテージによっては温泉が出るプライベートプールがあったり。もちろん私はそのタイプのコテージで! でも楽しみは夜にとっておいて、リゾートの周りをちょっと探索してみました。

小高い丘のうえに建つ寺院、ワット・プラタート・メーエン。

March 23 [Mon],2009 16:45

小高い丘の上にあり、綺麗なサンセットが見られることでも有名なワット・プラタート・メーエン。入り口手前でお供え物を売っているおばあちゃんから、米粒とコインでできたお供え物を購入。水曜日生まれの私は赤色のお供え物らしいので、それを受け取ってお寺のなかの水曜日の仏像のところにお供えしておきました。

お寺の建物はこじんまりしてますけれど、とてもきれいでした。本堂の白い外壁と、境内の地面に貼られていた色とりどりのタイルが印象に残ってます。その本堂には、お寺をひとりで守っているというお坊さんが。パーイ出身で、13歳から仏門に入って、現在は29歳だそうです。最近までは別の寺院に居て、久しぶりにパーイへ戻ってきたところなんだとか。ちなみに、この寺院は毎日19時ごろ閉まります。「多くの方が来てくださるのは嬉しいですが、観光客のみなさんは陽が落ちるまでいらっしゃるので、なかなかお寺が閉められません……」と笑っていらっしゃいました。ここに行かれる方、お坊さんを困らせないように早く帰りましょうね!

エレファント・トレッキングにチャレンジ!

March 23 [Mon],2009 17:25

タイと言えば象の国! 実はタイ3度目の私、象未体験だったんです! パーイにも象に乗せてくれる「Thom’s Pai Elephant Camp」がある!と知った日から、どれだけこの日を楽しみにしていたことか。夜も眠れませんでした!

ということで、まずはバナナをあげて仲良くなるところからスタート。鼻を使ってバナナを受け取り、器用に口へ運ぶ象さんたち。おおーと拍手なんかしてたら、バナナはあっという間になくなりました。じゃあじゃあそろそろ象の上へ上がり、取り付けてもらったベンチに座りました。私の相棒の名前は、タッタウちゃん。プリンとしたお尻が可愛い女の子です。そしてタッタウちゃんの上には、私ともうひとり……そう、象使いの青年が乗ってくれたんですが、ちょっとこの彼、かっこいいんじゃないですか! なにこれ楽しい!

がしかし、タッタウちゃん歩き始めると、結構揺れていて、象使いの彼と会話を楽しむ余裕もないぐらいぎゃーぎゃー大騒ぎしてたら、タッタウちゃん、いつの間にかパーイ川まで歩いてきてました。そしてここで一緒に歩いてきていた象さんたちは、水浴びの時間。象使いとの息の合った技を見せてくれたりと楽しませてくれます。ただこの間、タッタウちゃんは水浴びをひたすら我慢……ごめんね。

その後は、そのままホテルまで送ってもらいました。ということで、象に乗る!という念願は叶い満喫したんですが、象使いの彼とは全くお近づきになれずにさようなら。旅での出会いはこんなもの、っていうか出会いにすらなってなかったでしょうか。

レストラン「サパン・パーイ」で夕食。

March 23 [Mon],2009 19:15

パーイ川で夕陽を眺めたあとは、昨日行ったメモリアルブリッジのすぐそばにあるレストラン「サパン・パーイ」でディナーです。象のマークでお馴染みのチャーンビールを片手に、干した牛肉を揚げてナンプラーがかかっている「ヌァダッディュオ」から軽く始まり、春雨の卵炒め「ウンセンパッカイ」などなどをおいしくいただきまして、2日目のパーイの夜を満喫しましたことをご報告しておきます。