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Pai / Mae Hong Son

パーイ[メーホンソーン県]

パーイ/メーホンソーン県

パーイはタイ北部、メーホンソーン県にある山間の小さな町。海抜550メートルにあってタイ中部の都市より4~5度気温が低く、一年を通して涼しく過ごしやすいところです。少数民族の伝統文化が息づき、またその美しい自然のため、近年ヨーロッパをはじめとした世界各国からのバックパッカーが集まり、その後タイ映画のロケ地としても使われるようになったことから、いまではタイの若い人の間でも人気の避暑地となりました。とくに霧のたちこめる12月~2月には大勢の観光客で賑わっています。最近では、映画祭や音楽イベントも開催されているそうです。

「パーイ」の由来は、チェンマイの王子が飼っていたオスの象2頭が、ある日川に流されてしまい、そのうち1頭だけが戻り、1頭が行方不明に……このことに心を痛めた王子は、川にタイ語で「オス」を意味する「プラーイ」と名づけたそうです。その後月日は流れ、「プラーイ」が転じて「パーイ」と呼ばれるようになった……という説がある、とか。

現在7つの町からなっているパーイでは、タイ・ヤイ族をはじめ、カレン族、リス族、モン族と言った少数民族、さらに中国・雲南省からやってきた人々などが共存し合いながら生活をしています。彼らの文化に触れつつ、筏でパーイ川を下ったり、象トレッキングを楽しんだり、温泉に浸かったり、かわいらしいショップが点在する町なかを散策したりと、のんびり楽しんでくださいね。

こうやって行きました

パーイへの行き方は、以下の3通りからできます。

1: チェンマイからセスナでひとっ飛び

チェンマイ空港から、SGA Airline(Nok Airと共同運航)のセスナ機を利用して、パーイまで30分。もちろんいちばん速いです!

出発時刻(チェンマイ発):毎日11:20発–11:50着。金・土・日は、15:20発–15:50着の便も。
料金:片道1,930バーツ(往復3,860バーツ)。

2: チェンマイまたはメーホンソーンからバス

チェンマイは第2バスターミナル、メーホンソーンは市内のバスターミナルから乗車(出発時刻・料金は2009年11月現在)。

●チェンマイ→パーイ→メーホンソーン

車種:エアコンバン(11シート)
出発時刻:06:30 / 07:30 / 08:30 / 09:30 / 10:30 / 11:30 / 12:30 / 13:30
料金:250バーツ

車種:35シートバス
出発時刻:07:00 / 09:00 / 12:30
料金:127バーツ

●チェンマイ→パーイ

車種:エアコンバン(11シート)
出発時刻:06:30 / 07:30 / 08:30 / 09:30 / 10:30 / 11:30 / 12:30 / 13:30 / 14:30 / 15:30 / 16:30
料金:150バーツ

車種:35シートバス
出発時刻:10:30/14:00/15:00
料金:72バーツ

車種:18シートミニエアコンバス
出発時刻:07:30 / 08:30
料金:150バーツ

●メーホンソーン→パーイ→チェンマイ

車種:エアコンバン(11シート)
出発時刻:07:00 / 08:00 / 09:00 / 10:30 /11:30/12:30 / 13:30 / 14:00
料金:250バーツ

車種:35シートバス
出発時刻:07:00 / 10:30 / 12:30 /16:00
料金:45バーツ

●メーホンソーン→パーイ

車種:35シートバス
出発時刻:14:00 / 16:00
料金:63バーツ

●パーイ→チェンマイ

車種:エアコンバン(11シート)
出発時刻:07:30 / 08:30 / 10:30
料金:150バーツ

*チェンマイ・パーイ間は、所要約3時間。35シートバスは約4時間かかります。

3. チェンマイまたはメーホンソーンからバンをチャーター

チェンマイからは第2バスターミナル周辺で手配できます(8:00~15:00)。料金は1400バーツくらいで所要約3時間。メーホンソーン市内からも同じくらいの料金と所要時間です。


行ったところ/見たもの

ウアライ通り歩行者天国

ถนนคนเดินวันเสาวร์ (ถนนวัวลาย)

軽食、服、雑貨などが売られている地元っ子にも人気のマーケット。毎週土曜日17:00~22:00のみの開催。もともと銀細工の村として発展したウアライ通りには、現在も銀をつかった工芸品の店が多く点在しています。山岳民族の人たちの手織り生地やインテリアなども低価格で買えるほか、最近ではストリートパフォーマーが界隈を盛り上げており、見物するだけでも十分楽しめます。ちなみに、日曜日には反対側のターペー門付近で歩行者天国が開催されるので、そちらにもぜひ。

住所 Amphur Muang, Wualai Street,Chiang Mai

チェンマイ第2バスターミナル

สถานีขนส่งผู้โดยสารจังหวัดเชียงใหม่แห่งที่ 2

別名アーケードバスターミナル(สถานีรถบัสอาเขต)。チェンマイ最大のバスターミナルで、バンコクをはじめコンケーンやナコンラチャシマなど中部/東北部各主要都市への長距離路線から、チェンライ、メーホンソン(パーイ)、ランパーンといった周辺の各県への中/近距離路線もここから出ています。市内の中心地からは約3キロのところに位置し、トゥクトゥクまたはソンテウを使って行くのが一般的。

住所 260/4, Kaew Nawarat Road, Amphur Muang, Chiang Mai 50000
アクセス チェンマイ市内中心地からトゥクトゥクまたはソンテウ。料金は20バーツくらい。
問い合わせ先 Tel: 053-242-664

フアイナムダン国立公園

อุทยานแห่งชาติห้วยน้ำดัง

フアイナムダン国立公園は、チェンマイのメーテーン郡からメーホンソーンのパーイ郡にかけて、二つの県にまたがる公園。標高400~1,962メートル、総面積約1,252平方キロメートルのこの公園には、パーイ川の源流があるほか、手つかずのまま残っている落葉樹や常緑樹の林が広がります。真夏(3~4月)でも最高気温が23度までしか上がらず、年中涼しいことから、森林浴や川下り、象のトレッキングを楽しむ観光客で賑わいます。コテージやキャンプ場などの宿泊施設も整備されている公園内で、さらに特筆すべきなのは、もちろん2ヶ所ある温泉。ひとつは、チェンマイ寄りの「ポーンドゥアット」(Pongduet)と呼ばれる2メートルほどのお湯が常にふき出る噴水式の温泉で、近くに川を堰き止め水着で浸かれるようになっている場所があります。もうひとつは、パーイ市内から9キロの「ターパーイ(Taa Pai)」温泉と呼ばれるところ。こちらも同様に水着で入浴できるほか、温泉たまごを楽しむことができます。バイクでも借りて温泉めぐりをするのもいいかも。開園時間は6:00~17:00。

住所 Moo 5, Tambon Gidchang, Amphur Mae Taeng, Chiang Mai 50150
アクセス パーイ市内からバイクで約30分
料金 公園入場料 200バーツ(一日の内なら出入りは何回も可能)
問い合わせ先 Tel : 053-248-491, 053-263-910 

ポイ・サン・ロン

ปอยส่างลอง

毎年3月~4月に行われる、メーホンソーン県を中心に北部タイに住むタイ・ヤイ族(シャン族)の得度式(出家セレモニー)。タイ・ヤイ族の少年たちは9~10歳ぐらいになるとみんな揃って出家をし、それを村中で3日間に渡って盛大に祝うというもの。「サンロン」とは、「僧侶になる前の身分」を指す言葉。出家する子供たちは丸刈りにされ、晴れやかな衣装に身を包んで、馬に乗ったり、大人に肩車をしてもらったりしながら、村の守り神を祭る祠や、人々の家を訪ね歩きます。「サンロン」を家に招くと、幸福があるといわれることから、訪問をうけた家主は「サンロン」にお菓子などをご馳走して一緒に彼らの出家を祝います。パーイだけではなく、同じ時期にメーホンソーン市内でも、200人以上の子供たちが一斉に参加する盛大なものが行われ、タイ政府は現在、これをUNESCOの無形文化遺産へ登録してもらうよう申請を行っています。

住所 Wat Tung Yao, Moo 2 Tambon Tungyao Pai, Mae Hong Son 58130(パーイの場合)
アクセス パーイ市内からバイクで約20分
料金 無料

パーイ・メモリアルブリッジ

สะพานประวัติศาสตร์ท่าปาย

第2次世界大戦中の1942年、日本軍がチェンマイからビルマへの物資輸送ルートとして建設した鉄道の、パーイ川にかかる鉄橋。橋のふもとに建てられた看板には、当時パーイで生活していた多くの人が橋の建設に動員させられたなどの悲しい出来事が記されています。現在では橋の真ん中から下を流れるパーイ川を見下ろすのが人気で、夕暮れになると観光客が集まって賑やかになります。川沿いには小さな村が点在していて、川で人々が水浴びや洗濯物をするパーイならではの風景が見られ、どこかで懐かしい気にさせてくれます。周辺には、夕食を楽しめるおしゃれなレストランもあり、時を忘れそうです。

住所 Amphur Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイ市内から1095号線に沿ってバイクで約30分
料金 無料

パーイ・ローカル・フォーカス

ปาย โลคัล โฟกัส

パーイの中心地・ランシヤノン通り沿いにあるお洒落な雑貨屋。ちょっと懐かしい玩具や精巧な銀細工、少数民族の刺繍をあしらったバックなどいろんなものを販売しています。経営者の女性はとてもおしゃれで、商品はミャンマーやラオスまで自ら出かけて仕入れているとのこと。そのためでしょうか、他の店では見つからないグッズが多く、まるで宝箱のよう。ハイシーズンの営業時間は9:00~23:00、ローシーズンは9:00~19:00。ちなみに、私はここでパーイの地図を買いました。

住所 5/2 M 4 Rangsiyanond Rd, Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイバスターミナルから徒歩数分
料金 ものによります。大きな刺繍バックは1,700バーツでした。
問い合わせ先 Tel:053-699-715

ミッタイ・イン・パーイ

มิตรไทย อีน ปาย

パーイ市内の一角にある最も人気の高いアートショップ。バンコクから移住してきた2人のアーティストによって1997年に開店。パーイへ来てポストカードを送るブームの火付け役として知られます。店内もお洒落で、ポストカード以外にもTシャツ、タイパンツ、バックなどさまざまな種類の商品を取り扱います。ちなみに、私がここで出したポストカードは、1週間ほどで日本へ到着しました。

住所 101/2 Chaisongkram Rd, Tambon Wiangtai, Amphur Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイバスターミナルから徒歩約10分
料金 Tシャツ190バーツ、タイパンツ200バーツ。
問い合わせ先 Tel : 053-698-147携帯:086-910-2718

ワット・クラーン

วัดกลาง

パーイ市内の一角にある寺院。広い境内の真ん中には、北部地方でよく見られるミャンマー様式の仏塔があり、木造の礼拝堂には地元の人たちの尊敬を集めるご本尊が祀られています。戦時中の1941~1943年まで激しい戦いを繰り広げ、たくさんの死傷者を出したビルマ戦で、日本軍はこのワット・クラーンを、負傷者を収容する病院として使用していたらしく、日本人にとっても縁のある寺院です。礼拝堂へ上がって入り口の左手付近には、当時の日本軍の遺品が飾られていて、遠い昔のように感じていた第二次世界大戦での出来事を痛感させられる場所でした。

住所 Moo 1, Tambon Wiang Tai Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイ市内のバスターミナルからすぐ
料金 無料

サンティチョン村

หมู่บ้านสันติชล

パーイ市内から北へ4キロの山の麓にある中国系住民の村落。テーマパークのような集落の入り口には、中国茶や土産屋、そしてその奥には雲南料理をいただける食堂、実際に宿泊できる土塀の中国風コテージなどが並んでいます。ここはもともと中国共産党軍と戦った李文煥将軍が指揮官だった旧国民党軍第3軍93師団の子孫の村で、以前はアヘンの製造・販売をして武装化していた時期もありましたが、2003年以降、ライチやお茶の栽培、観光業で生計を立てるようになりました。村長のブンロウさんによると、現在の住民は1070人、150家族が生活をしているそうです。またここでいただく雲南料理は、とてもおいしいことで有名です。

住所 77/1Moo 5, Tambon Wiengtai, Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイ市内からバイクで約10分
料金 入場料は無料。コテージは2人で1,200バーツから。
問い合わせ先 Tel : 053-699-851

ワット・ナム・フー

วัดน้ำฮู

1931年にご本尊の「プラ・ウンムアン」を祀るために建立された寺院ですが、言い伝えによると、このご本尊は、アユタヤ王朝の大王・ナレスアンが自分の身代わりで人質としてビルマに差し出されたお姉さん・スパンカラヤ王女のためにつくられたとのこと。高さ111センチ、幅80センチのご本尊は頭部の中が空洞になっていて、髪の部分を取り外すことができるようになっています。この頭部から水が染み出ていることで、参拝者はその「聖水」を自宅にもらって帰ることが多いそうです。あるとき、その噂を聞きつけて、ご本尊を別の寺院へ運び出そうとした人もいましたが、運ぶのにつかった台車が何度も壊れてしまい、ついに諦めたといった話もあったとか。そんなこともあり、パーイの人々の尊敬を集める寺院のひとつでもあるそうです。また、境内には大きな仏塔があり、中にはビルマで殺害されたスパンカラヤ王女の髪の毛が納められたと伝えられています。

住所 Moo 5, Tambon Wiengtai Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイ市内からバイクで約8分
料金 入場料は無料

ワット・プラタート・メーエン

วัดพระธาตุแม่เย็น

パーイの東側の高台にある小さな寺院。市内の様子やうつくしい夕陽を高台から眺めることができるスポットとして知られます。小さな本堂、高さ3メートルの仏塔、そして鐘の塔しかないお寺ですが、シンプルなつくりと、床につかったタイルの色使いがとてもお洒落。19:00が門を閉鎖する時間なので、くれぐれもお時間を守ってくださいね。

住所 Mae Hi, Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイ市内から2キロ、バイクで約15分
料金 入場料は無料

トムの象キャンプ

แคมป์ช้างต้อม

Pai Hot Spring Spa Resorts周辺には、いくつかの象キャンプがあり、観光客にトレッキングを楽しませくれますが、私がお世話になったのはこちらの象キャンプ。6~7頭の象が家族同然に飼育されているこのキャンプでのエレファント・ライドのウリは、一般の観光地と違って、象の背中に乗ったまま、近くのパーイ川を散策したり、象の水浴びを体験したりできるところ。初心者はベンチを取り付けてもらうことも可能。また、象トレッキングと筏下りをセットで受けるサービスもあり、観光客になかなかの人気だそうです。象使いになる一日コースもあるとか。

住所 5/3 Moo 4 Rangsiyanon Rd, Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイ市内からバイクで約10分
料金 象トレッキング2時間+筏下り一人1,200バーツ、象トレッキング1時間+筏下り一人1,000バーツ、象トレッキング1時間500バーツ
問い合わせ先 Tel: 053-699-286‎ E-mail: thoms_elephant_camp@yahoo.com

セントラルプラザ

เซ็นทรัล พลาซ่า ท่าอากาศยานเชียงใหม่

チェンマイ国際空港すぐそば(車で5分)にある大型ショッピングセンター。各種お土産店のほか、服屋さん、マッサージ屋さん、フードコートなど施設が充実。空港とショッピングセンターを結ぶ無料送迎バスも出ているので、帰国前、最後のお買い物にも便利!Nok Airをご利用の方の場合は、プラザ内でチェックインも可能だそうです。月〜金は11:00~21:00、土日・祝祭日は10:00~21:00まで営業。

住所 3 Mahidol Rd,Chiang Mai
アクセス チェンマイ国際空港から送迎バスで約5分
料金 店によります。
問い合わせ先 Tel:053-999-199

泊まったところ

タードカム・ホテル

โรงแรมธาตุคำ

ウアライ通りの歩行者天国から徒歩5分、住宅街の一角にあるデザイナーズ・ホテル。3階建ての建物は、外観・内装ともランナー様式をもとにデザインされています。小さな庭でいただく朝食時には、ホテルスタッフはもちろん、様々な国から泊まりに来る他のお客さんとの交流も楽しめます。2階にはスパもあり、身体を癒すのにもおすすめです。宿泊料金が比較的安いのがありがたいですね。無線LANも無料で使えます。

住所 8 Soi 1 Nantharam Road, T. Haiya, A. Muang Chiang Mai Thailand 50100
アクセス チェンマイ門からソンテウで数分
料金 Standard Room 900バーツ, Superior Room 1,200バーツ, Deluxe Room 1,500バーツ
問い合わせ先 Tel/Fax: 053-203-799, 053-273-779, E-mail : info@Tadkham-village.com

ユニコーン ゲストハウス

ยูนิคอน เกสต์เฮาส์

パーイ市内にあるゲストハウス。まん前が中学校、市場まで徒歩4~5分というアクセスの良さが利点。パーイ川からは少し離れていて、パーイの自然を満喫するにはちょっぴり寂しいですが、一軒ごとに独立したコテージになっていて、プライベートが保たれているのが特徴。エントランス付近には小さなプールがあって、長期滞在のバックパッカーのひとたちはのんびり過ごしているようでした。無料インターネット接続やレストラン、レンタサイクル、レンタカーの有料サービスも。

住所 8 Moo 4 Tambon :Wiang Thai, Amphur Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイ市内のバスターミナルから徒歩約7~8分
料金 800バーツから
問い合わせ先 Tel : 053-698-068

リムパーイ・コテージ

กระท่อมริมปาย

パーイ川のせせらぎが聞えてくるくらい、川のすぐ側に建つおしゃれなコテージ。正面にエントランスロビーの建物、奥には2~4名まで泊まれるモダンな2階建てのコテージ十数軒が並びます。室内を覗かせてもらったところ、きれいな真っ白なベッドに清潔感のある家具が使われ、料金も良心的。コテージとコテージの間には、広々としたガーデンが広がり、子供連れの宿泊客がゆったりと過ごしていたのが印象的でした。周辺には、マッサージ屋さんやレストラン、本屋、ショップなどが点在していて、立地条件も申し分ありません。女性にとってはもちろん、男性にも喜んでいただける環境です。絶対おすすめ!

住所 99/1 Moo 3 Wiangtai, Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイバスターミナルから徒歩約10分
料金 Thai Yai Standard (2名) 1,000バーツ、Garden Superior 2,000バーツ。ただし、ハイシーソンは、1,500~3,000バーツに値上がりします。
問い合わせ先 Tel : 053-699-133

パーイ・ホットスプリング・スパ・リゾート

ปาย ฮอตสปริงค์ สปา รีสอร์ต

パーイ川に面した温泉つきの高級リゾート。エントランス兼フロントの棟から足湯があり、広々としたきれいな庭には温泉をつかったプール、そしてパーイ川に面したお部屋の庭にもそれぞれプライベートプール、といったように、いたるところに温泉があります。また川沿いの部屋から、そしてパーイ川沿いのレストランからも、毎朝近くの象キャンプへ「出勤」する数頭の象が川を上って来るのを見ることができます。宿泊客以外でも、温泉を利用することは可能(一人50バーツ)。ハイシーズンは料金が高くなりますが、ローシーズンなら1泊2,000バーツでご利用いただけます。マッサージの有料サービスも。

住所 84-84/1 Moo 2, Mae Hee, Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス メモリアルブリッジからバイクで約10分
料金 Standard Room 2,000~3,200バーツ(時期による)
問い合わせ先 Tel : 053-065-748~9 E-mail : info@PaiHotspringsSparesort.com

食べたところ

ホン・テウ・イン

ร้านห้องแถวอินน์

おしゃれなショップが多く集まるニマンヘミン通り沿いにあるタイ料理レストラン。時間帯によって生演奏もされるという長屋(ホン・テウ)を改造したおしゃれな店内は、ゆったりした雰囲気。タイ中部から北部にかけてのメニューが豊富で、とくにおすすめは、「焼きナスのサラダ(ヤム・マクアー・ヤオ)」[ยำมะเขือยาว]。なすの自然な甘味が辛さを中和してくれて、辛いものに苦手な方でもおいしくいただけます。胡椒とエビとニンニクベースのベジタブルスープ「ゲンリェン」[แกงเลียง]、北部の緑野菜をオイスターソースで炒めた「パッグー」[ผักกูดผัดน้ำมันหอย](見た目は「枝」、しかもちょっとぬるっとしていますが、おいしかったです!)。さらに、オムレツにさっと揚げたバジルの葉がのせてある「カイチャオ・クラパオクローブ」[ไข่เจียวกระเพรากรอบ] もいいですね。

住所 95/17-18 Moo 2, Nimmamhemin Rd, Tambon Suthep, Amphur Muang, Chiang Mai
アクセス リンカム・ホテルから交差点に向かって徒歩50メートル
料金 「焼きナスのサラダ(ヤム マクアー ヤオ)」 70バーツ、「ベジタブルスープ(ゲンリェン)」 130バーツ、「パッグー」 70バーツ。
問い合わせ先 Tel : 053-215-027

バーン・ベンジャロン

บ้านเบญจรงค์

バンコク出身のウォンサワンご夫婦が11年前から営むタイの家庭料理が味わえる店。市内から少し離れた広々とした畑の真ん中に建つ、大きなステンドグラスが設えられた一軒家で、涼しい風のなかで奥さん自慢の料理をいただくことができます。北部料理というよりは、パッタイやトムヤムクン、オムレツなどといった定番のタイ料理がおすすめ。なによりデザートのアイスつきロティは病みつきになります。英語のメニューもあるので安心ですが、大切なのはオーナーのトンチャイ・ウォンサワンさんがオーダーを取りに来てくれるまで焦らずじっと待つこと。さもないと怒られます。ランチは11:30~14:30、ディナーは17:30~21:30。

住所 179 Moo 8, Wiangtai Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイ市内からバイクで約20分
料金 一皿70~150バーツくらい
問い合わせ先 Tel:053-698-010

ノン ビーア

ร้านน้องเบียร์

パーイ中心部にある北部料理の老舗レストラン。観光客も地元っ子も通う人気店です。厨房を預かる現在のコックさんは、店名にもなっている3代目のビーアさん。そのお味はパーイ出身の祖母譲りだとか。タイ北部名物、ココナッツベースのカレーがかかった麺カオソーイ[ข้าวซอย]、キャベツや人参などの野菜もたっぷり入った春雨スープ[แกงจืดวุ้นเส้น]、牛肉やポテトがしっかりと煮込んであるマッサマンカレー[แกงมัสมั่น]などなど……あっさり目の味つけでどれもおいしくいただけました。

住所 39 Moo 1, Tambon Wiangtai, Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイバスターミナルから徒歩約10分
料金 カオソーイ30バーツ、春雨スープ60バーツ、マサマンカレー60バーツ、ポークサティ30バーツ。
問い合わせ先 Tel : 053-699-103

サパーン・パーイ

รัานอาหาร สะพานปาย

メモリアルブリッジのすぐそばにあるレストラン。タイ料理はもちろん、パスタやサラダなどの西洋料理、中華、そして日本食もおいしくいただけます。ここでいただいたのは、軽く油で揚げた牛肉のヌアダッディアオ[เนื้อทอดแดดเดียว](ビールのおつまみには、最適です)、春雨とたまごの炒め物・ウンセンパッカイ[วุ้นเส้นผัดไข่]、少し揚げたパンに豚ミンチがのっているカノムパン・ナームー[ขนมปังหน้าหมู] などでした。同じ敷地内には、とてもロマンチックな雰囲気の宿泊施設Bura Lumpai Resortもあります。同じくBura Lumpai Resort内のカフェCoffee Tea Sapanはギャラリーも併設していて、ゆっくりできそうです。

住所 91 Moo 10 T:Tung Yao, Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス メモリアルブリッジのまん前
料金 「ヌアダッディュオ」は、85バーツ、「ウンセンパッカイ」は、75バーツ、「ヤムウンセン」は、80バーツ、少し揚げたパンに豚ミンチがのっている「カノンパン ナームー」60バーツ。
問い合わせ先 Tel: 053-065-777 E-mail: info@buralumpai.com

コーヒー・イン・ラブ

ต้อฟฟี่ อิน เลิฟ

チェンマイから国道1095線を車で走らせて95キロの地点にあるカフェ。タイではさまざまなテレビドラマや映画の撮影舞台になったことから、タイ人観光客の間ではここを目指してパーイへやって来る人が少なくありません。カフェ自体もお洒落ですが、高台に建つこのカフェから見下ろすパーイの風景が素晴らしいです。店内では常にラブソングが流れていて、まさに“LOVE”がテーマなんでしょうね。隣接するヨーロッパ風の黄色い一軒家バーン・パーイファー・パーイファン[บ้านปายฟ้า ปายฝัน]は、3つのベッドルームがあり、8~10人は泊まれるそうです。パーイへ来られる際には、ぜひ一度立ち寄ってください。カフェは毎日オープン(7:00~18:00)しています。

住所 Pai, Mae Hong Son 58130
アクセス パーイ市内からバイクで約20分
料金 カフェラテ50バーツ、エスプレッソ35バーツ、ココナッツチーズケーキ/コーヒーチョコレートケーキ/グリーンティケーキ各80バーツ。
問い合わせ先 Tel: 053 699 403