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Phuket

プーケット

プーケットの歴史と文化

プーケットといえばもちろんリゾート!なんですが、そんなプーケットのイメージ、実はそれほど古くからのものではありません。もともとプーケットは、錫がたくさん採掘されていた土地。現在のように本格的にリゾート地として有名になったのは1980年代くらいからのことで、それ以前は、その錫の交易を中心に国際貿易の拠点として栄えていた、由緒正しき歴史的な街なのです。

中央政府のもとに統合される1894年まで、マレー語で「タンジュン・サラン」(タンジュンは「岬」という意味です)あるいはタイ語で「タラーン」と呼ばれていたプーケット。その錫を求めてポルトガルやオランダから商人がやってきたのは、16世紀ごろのことです。このころから国際貿易が盛んになり、18世紀に入ると、福建省からやってきた中国人移民が最新の技術を導入して錫の産出をさらに拡大させました。さらにタイ国王ラーマ3世(在位1824–1851)が1825年に、4世(同1851–1868)が1855年に、それぞれイギリス政府と国際貿易協定を結んでからは、シンガポールやマラッカ、ペナンなどに会社を構えたイギリス人とも直接貿易を執り行うようになり、これをきっかけに中国系商人たちが富を手に入れ、タラーンの街を発展させていきます──といった流れのなかで、現在のプーケットの文化も育まれてきました。

いまでもプーケットタウンに数多く点在(ディブック通り、タラーン通り、ヤワラート通り、ラサダー通り、パンガー通りなど)し、街並みの特徴となっている洋風の家屋やタウンハウスも、その名残。これらの建物は中国とポルトガルの文化がミックスした、シノ=ポルトギーズ・スタイルと呼ばれる様式の建築です。当時の裕福な中国系商人にとっては、マラッカのポルトガル人に邸宅の設計・建設を依頼するのがステータスシンボルだったそうです。またその彼らが伝えた中国福建省に由来をもつ料理もプーケットの魅力のひとつです。

というわけで、空港からビーチに直行!もいいですが、海水浴やダイビングを楽しんだ後、あるいは雨の日などには、そんなプーケットタウンを散策するのもいいのではないでしょうか。きっとこれまで以上にプーケットを楽しんでいただけると思います!

こうやって行きました

プーケット島内を回るには、トゥクトゥク、ソンテオまたはバイクタクシーなどがあります。それぞれプーケットタウン内を移動した場合、プーケットタウンから島内の主要なスポットなどへ移動した場合の目安の運賃をご紹介していますが、実際は交渉次第で多少異なってきますので、ご注意ください。

トゥクトゥク

市内を頻繁に走行しているトゥクトゥク。ただしプーケットでは他所とは違って軽トラを改造したミニソンテオのようなかたちをしています(定員は5~6人)。バスターミナルやナームプ市場前から出ています。近い距離で約40~100バーツで、遠距離は300~600バーツかかることもあります。

ソンテオ

プーケットタウンと各ビーチなどを結ぶ最も人気の乗り物はソンテオです(地元では「ポートーン」と呼ばれています)。トラックを改造したものが多く、青をベースに白や赤のかわいい配色が特徴。座席は他のソンテオと同じで左右に分かれ向かい合って座ります。定員はだいたい20人くらい。プーケットタウンの噴水ロータリーから西へ走るラノーン通り沿い、市場やタイ航空オフィスなどの前あたりから出ています。運賃は距離によりますが、2010年現在の目安として下記の通りです。

ソンテオの行き先と運賃の目安[プーケットタウン発]
行き先 運行時間 ひとりあたりの運賃
往路 復路
バーンタオ・ビーチ 7:00~17:00 6:00~16:00 35B
スリン・ビーチ 7:00~17:00 6:00~16:00 35B
カマラ・ビーチ 7:00~17:00 6:00~16:00 40B
カタ・ビーチ 7:30~18:00 5:30~16:30 40B
カロン・ビーチ 7:30~18:00 5:30~16:30 40B
カトュー・ビーチ 7:30~17:00 6:20~15:30 25B
パトン・ビーチ 8:00~18:00 7:30~17:30 30B
マカーム湾・水族館 8:00~17:00 7:00~15:30 30B
チャローン湾 8:00~17:30 6:00~17:30 30B
ラワイ・ビーチ 6:50~17:30 6:00~16:30 40B
ナイハーン・ビーチ 7:00~18:05 6:45~18:05 45B
サラシン橋 6:00~18:00 6:00~15:00 40B
バーンローン船着場 8:30~16:00 7:00~16:00 30B
アウポー船着場 8:30~16:00 7:00~16:00 30B

バイクタクシー

プーケットタウンの市場、バスターミナル、役所、デパートなどの前から出ています。距離により運賃は異なりますが、タウン内であれば1回乗るのは約10?40B。遠くまでチャーターすれば、トゥクトゥクと同じ運賃になります。

レンタカー、レンタルバイク

レンタカーまたはレンタルバイクを扱う店舗が、プーケットタウンのターウォンホテル前やパトン・ビーチなどで多くあります。パスポートを預けて、ガソリンは各自で負担することなどが条件となっています。110ccバイクで一日約150?200B、小型のジープで約700B。

行ったところ/見たもの

ラグーナ・プーケット国際マラソン

การแข่งขันลากุน่าภูเก็ตมาราธอนนานาชาติ

「パラダイスを走ろう!」をスローガンに、南国プーケットで毎年6月に開催される国際マラソン大会。プーケット最大のリゾート、ラグーナ・プーケットをスタートし、コース途中はタイの絵葉書でみるようなローカルマーケットやゴムの木のプランテーション、水田や美しいビーチなどを脇目に最後は再びラグーナ・プーケットへ戻ってゴールの42.195km。またハーフマラソン、10.5kmファンラン、5kmウォーク、1.5kmキッズランと全部で5コースが設定され、参加者それぞれの体力に合わせて挑戦することができます。2009年6月14日に開催された第4回大会では、43ヶ国から合計約4,500名のランナーが参加してレースを楽しみました(日本からも約300名が参加)。フルマラソンは日差しを考慮して早朝4:30スタート。その他のコースもその後に順を追って朝の早いうちからスタートします。参加ご希望の場合、個人ならオフィシャルホームページから前年末より直接申し込みが可能、手配手続がめんどうなら日本からのパッケージ・ツアーを利用するのもアリです。

問い合わせ先 http://www.rohjapan.com/package_tour/phuket_marathon2010.htmlをご参考下さい

シリナート海洋国立公園

อุทยานแห่งชาติสิรินาถ

プーケット西海岸の最北端にあるナイヤン・ビーチ(Nai Yang Beach)やマイカオビーチなどを含む一帯、約90平方キロメートルに指定された海洋国立公園。以前はナイヤン国立公園という名前で知られていましたが、1982年にシリキット王妃の名前にちなんで現在の名前に改名。公園内にはキャンプ場もあり、宿泊も可能。手つかずの自然を味わうことができます。約13キロに渡るビーチは地元の人々に大人気。また11月から4月は波が少なく泳ぎやすいことから、多くの観光客でも賑わいます。毎年12月から2月ごろになるとウミガメが産卵にやってくることでも知られ、タイの正月にあたる4月13日には毎年ウミガメの放流祭も開催されています。一方、マイカオビーチの北側には約1キロにおよぶマングローブ林が広がっています。このマングローブには、珍しい多年生植物が数多く、遊歩道を歩きながらの自然観察も楽しそうです。

住所 89/1, Mu 1, Ban Nai Yang, Sakhu Sub-district, Amphur Thalang, Phuket 83140
アクセス プーケット国際空港から車で約15分
料金 入園料:大人200B/子供100B
問い合わせ先 Tel: 076-328-226, 076-327-152 / Fax: 076-327-152

ナイヤンビーチ

หาดในยาง

プーケット島の西海岸に面した、自然豊かで、かつ静かなビーチ。シリナート国立公園の一部で、遠浅の海の先にはサンゴ礁が広がり、12月〜2月にはスノーケリングや海水浴を楽しむことができます。週末には地元の家族連れが多く訪れます。プーケットの他の有名ビーチとはすこし異なる、静かなビーチをお好みの方はぜひ。

住所 89/1, Mu 1, Ban Nai Yang, Sakhu Sub-district, Amphur Thalang, Phuket 83140
アクセス プーケット国際空港から車で約15分
料金 シリナート国立公園への入園料:大人200B/子供100B

ヒロインズ像

อนุสาวรีย์ท้าวเทพสตรี ท้าวศรีสุนทร

プーケット島のほぼ中央、プーケット国際空港からプーケットタウンへ向かうテープ・クラサトリ・ロードのロータリー内に立っている、ふたりの女性の像です。彼女たちは1785年に兵力約3000のビルマ軍によって侵攻を受けた当時、タラーン(現在のプーケット)の統治者の妻だったチャンさんとその妹ムックさん。統治者の急死によりプーケットが降伏するのも時間の問題……と言われていたなかで民衆を率い、プーケットを守ったヒロインとして、いまでもプーケットの人々に愛され続けています。ちなみに当時はプーケットの都が島の中心部のタラーンだったことから、ヒロインズ像もその近くに建てられています(ヒロインズ像はマラソンコースに入っていませんが、都があったタラーンは通ります。「タラーン・マーケット(Thalang Market)」がそのあたり)。

住所 Wongwien Siiyaek Tareu, Tanbon Srisuntorn, Amphur Talang, Phuket
アクセス プーケットタウン中心地から約12キロ

チュイティ寺院

ศาลเจ้าจุ้ยตุ่ย

プーケットタウン内にある道教の女神・斗母が祀られている中国寺院。地元の中国系住民によって1907年に建立され、毎年10月ごろに9日間に渡って開催される「プーケット・ベジタリアン・フェスティバル」のメイン会場となる寺院のひとつ。「プーケット・ベジタリアン・フェスティバル」の始まりは、1825年に中国からの舞踊団が原因不明の病にかかった際、神に祈りながら菜食をしたところ、病が治ったことから地元の人の間にも広まり、菜食の儀式が行われるようになったんだとか。祭り期間中は、寺院の周りに菜食料理やこの時期にだけ食べられるお菓子のお店が多く並びます。ご参考まで、こちらをごらんください。

住所 283 Soi Phuthorn,Ranong Rd,Amphur Muang, Phuket 83000
アクセス 市内の中心地から徒歩数分
問い合わせ先 Tel:076-213-243

ワット・シャロン

วัดไชยธาราราม (วัดฉลอง)

プーケットでもっとも信仰を集めている仏教寺院。1876年、錫採掘のために来ていた中国からの労働者によって起こされた大暴動を鎮圧した、ルアンポー・シェムら3名の高僧が本堂に祀られています。彼らはさらに病気治癒に効くとされる薬草をつくって市民らに配っていたことでも有名で、多くの参拝者に「病気治癒の寺院」としても人気があります。また、参拝者がルアンポー・シェムらの像に金箔を貼っているのは、ルアンポー・シェムが健在だったころ、地元の船乗りらが無事帰還の祈願にたびたび彼を訪れ、身体中に金箔を貼っていったという言い伝えに由来するそうです。

住所 Chalong, Mueang Phuket, Phuket 83130
アクセス プーケットタウンから国道4021号線を走行して北へ約8キロ
料金 無料

プロンテープ岬

แหลมพรหมเทพ

プーケットタウンからおよそ18キロ、島最南端にある岬。海に向かって細長く延びる丘から、真正面にはケオノイ島とケオヤイ島を、左手にはナイヤ島を、そして右手にはナイハーン・ビーチを臨むことができるこの岬は、プーケットでいちばんきれいな夕陽が見られる場所として人気のスポット。また現国王の即位50年を記念してつくられた灯台があり、船乗りにとっても大切なポイントとなっています。夏にあたる3月・4月の夕方には、丘の上に広がる緑にオレンジ色の夕陽が差し込み金色に輝く、美しい光景を目にすることができます。

住所 Rawai Beach, Phuket
アクセス プーケットタウンからソンテオで約20分

プーケット・ファンタシー

ภูเก็ต แฟนตาซี่

カマラ・ビーチにある、およそ25万坪の敷地を持つテーマパーク。毎晩21時から上演される、タイの歴史と伝統文化を現代技術を駆使して演出したゴージャスなショーが人気。ディナーとショーの観覧がセットになったコースもあります。敷地内には他にもさまざまな楽しいアトラクションやショップがあり、また4000席という広さを誇るビュッフェスタイルのレストランなどもあります。営業時間は17:30から23:30まで。定休は木曜日。ショーの上演時間は約80分。

住所 99 M3 Kamala Beach, Kathu, Phuket 83120
アクセス プーケットタウンからソンテオで。運賃約40B
料金

ショーのみ:大人1500B・子供1500B(ゴールドシート1800B)
ショー+ビュッフェディナー:大人1900B・子供1700B

オリエンタル・マッサージ

โอเรียนทัล มาสสาจ

パトン・ビーチにある高級マッサージ店。綺麗な店内には、20のベッドと4つの個室があり、オイルマッサージからボディマッサージ、フットマッサージ、ヘッドマッサージなど各種マッサージはもちろんのこと、ネイルケアも受けられるので女性にとくにお勧め。高級感の割には料金が比較的良心的です。営業時間は10:00から22:00まで。

住所 2nd Floor, 49/145 Raj-U-Thid 200 Pee Rd, Kathu Patong, Phuket 83150
アクセス 市内からソンテオで運賃が約30B。Deevana patong Resort & Spaのすぐ近く
料金 タイ古式マッサージ 2時間 600B、フットマッサージ 1時間400Bから
問い合わせ先 Tel: 076-290-387〜8

チンプラチャーハウス

บ้านชินประชา

錫鉱山を経営していたプラ・ピタック・チンプラチャーという華僑が1903年に建てた、シノ=ポルチュギース・スタイルの邸宅。2階建ての建物の外観はヨーロッパ風の意匠が取り入れられ、一方家具などはほとんど中華風。水が張られた吹き抜けの坪庭が美しいです。プーケットでは、こうした一戸建ての様式は「アンモア・ラウ(Angmor Lounge)」と呼ばれています。数多くある「アンモア・ラウ」のなかでも、プーケットで最初に建てられたのが、このチンプラチャーハウス。映画撮影などにも使われていて、お邪魔した日も、ちょうど雑誌の撮影中でした……家のなかには、鍵盤が象牙の珍しいピアノや年代物の家具などが並んでいます。現在も子孫の方がお住まいですので、勝手に入ることは厳禁。必ず事前連絡をしてから伺ってください。また見学する際には、保存援助のための寸志を渡してください。許可のない写真撮影もご遠慮を。見学できる時間は、9:00〜16:00(不定休)。

住所 98 Krabi Road, Muang District, Phuket
アクセス プーケットタウン中心部から徒歩すぐ
問い合わせ先 Tel: 076-211-281(要事前連絡)

プーケット・タイファー・ミュージアム

พิพิธภัณฑ์ภูเก็ตไทยหัว

1934年に建てられ、2001年まで中国語の学校として使われていた建物をリニューアルしてつくられた、プーケットのチャイニーズカルチャーを紹介する博物館。福建省からプーケットへ渡った中国人移民と錫採掘の歴史、食文化などが写真パネルで紹介されています。建物の正面の屋根には、中国では吉祥の縁起物と信じられる赤いコウモリの像が。これは同時に「学問こそ最高の吉祥だ」という子供たちへのメッセージなのだそうです。オールドタウンではまずココを訪れて、すこしその歴史と文化を知ってから回ると、きっと街並みの見え方が違うはず! 11:00から19:00まで。月曜休館。

住所 28 Krabi Rd, Taladyai Subdistrict Muang Phuket
アクセス プーケットタウン中心地から徒歩すぐ
料金 2010年から入館料100Bの予定
問い合わせ先 Tel: 076-211-224

ウィークエンド・マーケット

ตลาดวัดนาคา

プーケットタウン西側、ワット・ナカ(Wat Nakha)の向かいあたりにある、土日限定の青空マーケット。地元の人の間では「タラート・ターイロット」(オープンカー市場という意味です)という名前で知られています。雑貨、靴、服から食べ物まで、いろいろなものが所狭しと並んでいて、いずれも手軽な値段で楽しめます。土日の夕方から22:00ごろまで営業。

住所 Wirat Hongyok Rd,Tambon Wichit, Amphur Muang, Phuket
アクセス 市内の中心地から徒歩すぐ

BIG C プーケット店

บิ๊ก ซี สาขาภูเก็ต

全国展開の大型スーパーマーケット。どっさり、ぎっしりという言葉がぴったりの品揃えを誇り、生活用品は何でもそろいます。食料品売場はとても充実していて、ちょっとした土産品を買うのにおすすめ。9:00から23:00までの営業となっています。

住所 72 Moo 5, Tambon Wichit, Amphur Muang, Phuket 83000
アクセス プーケットタウン中心部から約1キロ
料金 Tel: 076-249-444〜58

チャオレー族の村

หมู่บ้านชาวเล แหลมตุ๊กแก

プーケットタウンから車で10分ほどのレーム・トゥッケーにある、チャオレー族の人々が暮らす村。チャオレーは「海の民」という意味で、おもに漁業を営んで暮らす少数民族の人々。現在は定住化が進んでいますが、かつては一生を舟の上で過ごす人もいたんだとか……。レーム・トゥッケーには、現在300家族1500人が漁業をつづけながら生活をしています。ソンテオなどの移動手段がないため、車などをチャーターするのがベスト。プーケットタウンからなら往復でだいたい400〜500Bほど。ちなみに、プーケットにはもう一カ所、ラワイ・ビーチ沿いにもチャオレー族の人々が住む村があるそうです。

住所 Laem Tukkae,Ko Sirae, Phuket
アクセス プーケットタウンから約4キロ

泊まったところ

カマラ・ドリームス

กมลา ดรีมส์

有名なパトン・ビーチより北へ約6キロにある、カマラ・ビーチ沿いのホテル。プーケット国際空港からはタクシーで30分ほど。小さなプールを囲む部屋が1階に8室、2階に10室、合わせて18部屋のこぢんまりとしたホテル。1階のレストラン「チャルーンシーフード」(Charoen Seafood)では、宿泊客のみ無料でインターネットが利用可能(ただし、無線LANカード内蔵PCを持参すること。ホテルスタッフがパスワード等を教えてくれます)。静かに海を眺めながら、のんびりしたい人に最適!

住所 74/1 Moo 3, Tambon Kamala, Katu District, Phuket 83120
アクセス プーケットタウンからソンテオで約30分
料金 1875〜3650B(シーズンによります)
問い合わせ先 Tel: 076-279-131 / Fax: 076-279-132

ラグーナ・プーケット

ลากูน่า ภูเก็ต

海辺の大きなラグーン(池)を中心に、バンヤン・ツリー、ドゥシット・タニー、ラグーナ・ビーチ、シェラトン・グランド、アラマンダ、そしてホリディ・クラブという6つのデラックスなホテルにアウトリガー・ラグーナという高級ビラ&リゾートひとつ、さらに18ホールのゴルフ場、30ものレストランが点在するプーケット随一のリゾート。ラグーンはもともと錫を採掘した後にできた水溜りで、後に現在のような緑豊なリゾートに整備されました。広大な敷地内の移動には専用シャトルバスを使用します。ラグーナ・プーケット国際マラソンのスタート&ゴール地点にもなっており、早朝スタートのため、レースに参加される方はこちらのリゾート内で宿泊されたほうがいいと思います。ラグーンには白いウェディング・チャペルも浮かんでいて、結婚式にもいいですね。

住所 390/1 Moo1 Srisoonthorn Road, Cherngtalay, Thalang, Phuket 83110
アクセス プーケット国際空港から車で約25分
料金 ホテルのウェブサイトでご確認いただけます
問い合わせ先 Tel: 076-362-300 / Fax: 076-362-301

ザ・テイスト・プーケット

เดอะ เทสต์ ภูเก็ต

[2010年2月現在一時休業中です] シノ=ポルトギーズ・スタイルの長屋を改造した、チープなのにゴージャスなデザインがおしゃれなホテル。12室ある部屋も、それぞれ独自なデザインでおもしろいです。泊まったところはベッドルームとバスルームが白い大きなカーテンで仕切られているだけの、なかなかセクシーなお部屋でした。また、1階のカクテルバーとラウンジエリアでは生演奏を楽しむこともできます。そしてなによりプーケットタウンの中心地にあって、周囲をテクテクするには最高の立地が魅力です。ただ、門限はないものの、10時を過ぎるとホテルのスタッフを呼び出さないと中へ入れないシステムで、遅すぎるとちょっと呼ぶのに躊躇してしまいますけども……。

住所 16,18 Rassada Rd,T Talad Neu Muang Phuket
アクセス プーケットタウン中心部から徒歩すぐ
問い合わせ先 Tel: 076-222-812

食べたところ

プーケットタウンの屋台村

แพงลอยอาหารในตัวเมืองภูเก็ต

ディブックロード(Dibuk Rd)とヤワラーロード(Yaowarat Rd)の交わる交差点のところにある小さな屋台村。とくに名前などは無いらしいんですが……ただし、プーケットタウンでローカルフードが食べたいなら、みんなココだそうです。4軒の店が入っていて、営業はお昼前から夕方6時ぐらいまで。おすすめは、ピーナツ、大根、レタス、もやし、豚の皮を揚げたモノが入ったポーピヤソッ(生春巻き)[ปอเปี๊ยะสด]や、焼きそばと豚だしスープが一緒に出てくるミーバシャー。サテと呼ばれる串焼き。それぞれのお店で注文して、それぞれのお店にお代を払うというシステムで(お釣りなどに困ると他の店が助けてくれます!)思う存分いただきました。もちろんテイクアウトもOK。

住所 Dibuk Rd, Phuket
アクセス プーケットタウン中心地から徒歩数分
料金 生春巻きひとつ10B、ミーバシャー25B、サテ60B

ラーン・カノム・プンムアン・プーケット

ร้านขนมพื้นเมืองภูเก็ต

プーケットタウン内、ディブックロード(Dibuk Rd)沿いにある、チャイニーズテイストのお菓子を揃えたお店。お月見のときにいただく月餅(げっぺい)のタオソー[ขนมเปี๊ยะ]や中が空洞の砂糖菓子パンティアといった中国から伝わる伝統菓子が有名です。現在のご主人コーさんは3代目。中国からプーケットへやってきたお祖父さんが、お菓子のつくり方をコーさんたちに伝えたそうです。地元ではかなり人気のお店だとか。営業時間は夕方までだそうです。

住所 59Dibuk Rd,Tambon Talad Neu, Amphur Muang,Phuket 83000
アクセス 市内の中心地から徒歩数分
料金 月餅一袋、砂糖菓子どちらも22B
問い合わせ先 Tel: 076-215-406

スワンミー・スキ

สวนหมี่สุกี้

パトン・ビーチのオーシャンプラザ内にあるタイスキ専門店。魚のつみれ団子、イカ・えび・魚介類、豚・牛肉、空芯采・白菜などをダシを張った鍋でざっとゆがき、辛いタレにつけていただく、日本で言うしゃぶしゃぶ。すき焼きはあまり関係ありません。プーケットタウンにもう1店舗あり。日本語メニューもあるので安心。営業時間は12:00から23:00まで。

住所 31 Bangla Road, Ocean Plaza Bangla 1F Patong Phuket
料金 おなかいっぱい食べて、ひとりあたり約200B

ジュオン・ヒャン

ร้านจ่วนเฮี่ยง

100年以上の歴史をもつ、プーケットで最も古い中華点心の食堂「香泉」(ジュオン・ヒャン)。豚肉のシュウマイに、スペアリブ、揚げ里芋、豚まん……といった点心を、とてもお安く楽しめます。テーブルに着くと同時に「本日の点心」がたくさん運ばれてきますが、食べたいものだけを食べて清算すればいいとのこと。もちろん気に入ったものは追加注文OK。朝5時から昼過ぎまでオープンしていて、地元の人もよく朝食に訪れます。また点心とはべつに、スペアリブ入りにゅうめんのような「ミースワー」もおすすめ。

住所 11 Chana Charoen Rd,Tambon Talaad Yai, Amphur Muang, Phuket 83000
アクセス プーケットタウンの中心地にある時計台から徒歩5分
料金 シュウマイ8B、スペアリブ20B、豚マン8Bほか
問い合わせ先 Tel: 076-216-271

ラーン・ナン(スー) 2521

ร้านหนัง(สือ)2521

タラーン通りにあるおしゃれな本屋+カフェ。映画が大好きな地元の若手デザイナーらが経営するお店で、店内ではDVDの貸し出しサービスもやっています。2階では映画の上映も時々行われるそうです。12:30から22:00まで営業。

住所 61Talang Rd, Tambon Talaad Yai, Amphur Muang,Phuket 83000
アクセス プーケット市内の中心から徒歩すぐ
問い合わせ先 Tel: 076-258-254