トラン 、バンコク
アンダマン海にうかぶ46以上の島々と、長さ119キロにわたる海岸線を擁するトラン県。プーケット、クラビに続く、タイ南部注目デスティネーションのひとつです。「トラン」とはサンスクリット語で「波」を意味していて、なるほど海に面してますからね、と思ったら、これは陸地のほとんどが丘陵地で波をうっているように見えることをあらわしたものだとか。周囲はカオ・ルワンやカオ・バンタットなどの山があり、これらはメーナム・トランやメーナム・パリアンなど県内の主要河川の源になっています。また滝や温泉になっているところもあり、日本人観光客に喜ばれそう──なのですが、まだまだ日本ではそれほど有名にはなっていません。
近年では欧米からの個人旅行者が増え、ムック島やクラダーン島、ンガイ島、マー島、チュアック島、ウェーン島などのアイランド・ホップピングや、シュノーケリングが楽しまれたりするようになりました。しかし風光明媚な景勝地として有名なパークメン・ビーチ、洞窟探検のスリルを味わえるエメラルド・ケーブ、ジュゴンの棲家・リボン島、そしてチャオマイ海洋国立公園などのうつくしい真っ白な砂浜や、手つかずの自然はいまだ残されたままです。またトランは19世紀初頭までは国際交易の拠点として発展したところなので、中国系住民がいまも昔からの信仰や文化を大事にしつつ暮らしていて、それらに触れるのも旅のおすすめのひとつ。
ただし、モンスーン気候の地域であるため、季節風が吹き荒れると離島のリゾートはサービス提供を停止するところもあります。訪れるのに最適なシーズンは10月から5月半ばまで。わたしたちが訪ねたのは5月末だったので、出かけられない島もありました。が、その代わり宿泊料金が安く、雨期といってもスコールなので一日中降り続けることはなく、そのあいまに充分楽しむことができました。
こうやって行きました
1:バンコクから直行便で
ドンムアン空港からノックエアーでトラン空港まで1時間25分。いちばんはやいです。10月後半から5月半ばのハイシーズンの間は1日2便ですが、それ以外のローシーズンは1日1便で往来。午前の便は07:00発/08:25着で、午後は15:00発/16:25着、帰りのトラン─バンコクは、午前の便が08:55発/10:20着、午後が16:55発/18:20着となっています(2010年9月1日現在)。
2:バンコクからクラビ経由、陸路でトランへ
日本からタイ航空で来た場合、スワンナプーム国際空港から同じタイ国際航空の国内便に乗り換えてクラビまで。そこから陸路でトラン入りするのも便利でしょう。バンコク─クラビ間は1日3便。所要1時間20分。クラビからトランまではバスで所要2時間30分。料金は121バーツ。鉄道もあります。(2010年9月1日現在)
3:バンコクからタイ国鉄でトランへ
わたしたちはこれでいきました。フアランポーン駅から1日2本、17:05発/08:05着、18:20発/09:20着のトラン行きの寝台列車が運行しています。所要約15時間ですが、大幅におくれることもありますので、時間に余裕のあるときがおすすめ。帰りのトラン─バンコクは17:30発/08:45時着と1日1本の運行となっています。料金は、寝台列車1等上段1,280バーツ、下段1480バーツ。予約と同時に発券となっているので、あらかじめ現地の旅行会社にチケットの手配をお願いしておくことをおすすめします。(2010年9月1日現在)
4:バンコクからバスでトランへ
バンコク南バスターミナル(コンソン・サーイタイ)からトランまではVIPバス、普通車など1日数本運行しています。所要時間約12時間。24席VIPバスで料金は965バーツ、40席エアコンスタンダードバスで623バーツ、同47席で484バーツ。
行ったところ/見たもの
ワット・アルン
วัดอรุณราชวราราม
「暁の寺」としてタイでもっとも有名な寺院のひとつ。1767年、タークシン将軍はビルマによる侵攻で荒廃したアユタヤの地を離れてチャオプラヤー川をくだり、とある夜明けにこの寺に辿り着きました。そしてこの周辺を拠点に、現在のバンコク王朝の前身にあたるトンブリー王朝をひらき初代の王に。当時ワット・マコークと呼ばれていた小さな寺院は、そのことから「暁の寺」と呼ばれるようになったという言い伝えがあります。また、ヴィエンチャン攻略で戦利品として持ち帰られたエメラルド仏(持ち帰ったのは当時タークシン王の部下だったところの後のラーマ1世)が祀られ、「王宮寺院」となっていた時期もあったのだとか(現在エメラルド仏はワット・プラケオ内でみることができます)。ラーマ2世のころに建設がはじまり、ラーマ3世の時代に完成した現在の美しい仏塔はバンコク様式で、10B硬貨にも描かれています。渡し船は5時半から運行していますが、寺院の開門は8時半~17時なので注意!
住所 | 34 Arunamarin Rd., Wat Arun, BangkokYai, Bangkok 10600 |
---|---|
アクセス | エクスプレスボートのターティアン船着き場より渡し船(3B) |
料金 | 50B |
ワット・ボウォーンニウェート
วัดบวรนิเวศวิหาร
1826年に建立され、後のラーマ4世がおこしたタマユットニカーイ派の総本山。戒律を厳格に守ることで知られているが、そもそも「ボウォーン」とは、寺院を建立したラーマ3世の副王の役職を指す言葉で、王に即位する王子が出家修行する寺院です。実際、ラーマ5世から現国王のラーマ9世まで、歴代の王様もここで出家修行されたんだとか。現在は200名ほどが敷地内の宿舎で寝起きし、修行に励んでいるそう。本堂には、古代チェンセーン王朝から受け継がれた黄金の仏像が祀られるほか、正面にある「プラトゥー・シアウカーン」と呼ばれる門の彫刻や、歴代王が出家修行中のお住まいの宮殿などが見どころとなっています。カオサン通りのすぐちかくにあります。
住所 | 248 Phra Sumen Rd, Bowonniwet, Phra Nakorn, Bangkok 10200 |
---|---|
アクセス | カオサン通り東詰めを北に向かって120mほど |
料金 | 無料 |
問い合わせ先 | 02-2281-5052 |
I.C.Pフラワーマーケット
ปากคลองตลาด
「運河の入口の市場」の名のとおり、チャオプラヤー川を船で運ばれてきた生花や果物が売買されていて、バンコクでもっとも大きな花市場として知られています。扱われているのは寺院の門前で売られているお供え物の花飾りをはじめ、色とりどりのバラの花、なかにはお葬式用の花飾りなんてものも。24時間営業ですが、もっとも活気があるのは夜明け前とのこと。
住所 | Chakkaphet Maharaj Road, Phra Nakhon, Bangkok 10200 |
---|---|
アクセス | ワット・ポー西側、マハラート通りを東南に500m。エクスプレスボートのラーチニー船着き場またはサパーンプット船着き場よりすぐ。 |
料金 | 無料 |
ルーシー・ダットン(ワット・ポー)
ฤาษีดัดตน (วัดโพธิ์)
ワット・ポーで毎朝8時から30分間、本堂東側のマッサージ・サービスセンター前で行われるタイ伝統古式ヨーガ。呼吸を整えつつ、ゆっくり手足を伸ばしていくもので、元々は127のポーズもありましたが、現在残っているのは25ポーズ、そのうちの15のものがここで教えられているらしいです。飛び入り参加OK! 無料なのでぜひ早起きして参加してみましょう(寺院への拝観料50Bは必要です)。巨大な寝釈迦仏が有名なこのワット・ポーは、タイで初めての大学が開かれたところ、またタイ式マッサージを中心とする古典医学の総本山としても知られています。
住所 | 329/25-28 Maharaj Rd., Prabarommaharajchawang, Pra Nakorn, Bangkok 10200 |
---|---|
アクセス | ターティアン船着き場よりすぐ |
料金 | 寺院への拝観料は50B |
パイスパ
ปาย สปา
カオサン通りにほど近いこのスパは、築140年というタイ様式の建物が目印。伝統的なタイスタイルを五感で感じ癒されてほしいと、建物外観だけでなく、インテリアや植栽・つくばいなどのエクステリア、アロマなどにも細やかな心配りがなされています。タイ古式マッサージだけでなく、全身のオイルマッサージ、肌に潤いを与えるココナッツパック、チョコレートやコラーゲンパックなどを組み合わせたメニューも多数あり。個室にはシャワーや洗面カウンターも完備されています。おすすめはデトックス効果の高いチョコレートパック、1時間900B。施述後のお肌の透明感が違います! あま~い香りに包まれて、至福の時をどうぞ。営業時間は10時~23時、年中無休です。
住所 | 156 Baan Rambuttri, Rambuttri Road, Chanasongkram, Phranakorn, Bangkok,10200 |
---|---|
アクセス | カオサン通りの1本北側、ラームブトリ通りを東へ向かって道なりに進んだ先、セブンイレブンの斜め向かい |
料金 | タイ古式マッサージ1時間300B、チョコレートフェイシャル・オイル&タイ古式マッサージ2時間1560B |
問い合わせ先 | 02-629-5155 |
フアランポーン駅
สถานีรถไฟหัวลำโพง
1916年に竣工した、バンコク最大かつ最古のターミナル駅。正式名は「バンコク駅」ですが、地元の人々の間ではもっぱら「フアランポーン駅」として親しまれています。チェンマイまでの北本線、ウボンラチャターニーとノンカイまでの東北線、サケオ(アランヤプラテート)とラヨーンまでの東線、そしてナラティワートまでの南線、さらにパダンベサーを経てマレーシアのバタワースにつづく国際鉄道の路線が、ここから発車しています。ドイツのフランクフルト駅をモデルにデザインされたドーム型の駅舎は独特の趣をもち、構内には旅行案内所、銀行、両替所、レストラン、フードコート、コンビニ、インターネットコーナー(有料)のほか、長旅の旅行者のためのシャワー室(有料)なども。一日約200本の列車が24時間発着しています。
住所 | 1 Rongmuang Road, Rongmuang, Pathumwan, Bangkok 10330 |
---|---|
アクセス | 地下鉄「ファランポーン駅」を出てすぐ |
料金 | ファランポーン駅〜ドーンムアン駅間(運行距離21キロ)で、3等列車が5バーツ< |
問い合わせ先 | Tel: 02-222-0175, 02-621-8701, 02-220-4567 |
カオコッブ洞窟
ถ้ำเลเขากอบ
タムレー・カオコッブ(海の洞窟)とも呼ばれ、全長約4kmの水路に囲まれたカオコッブ山に点在する洞窟のうちのひとつ。これらの洞窟は地下で海とつながっているとも言われています。洞窟内は整備されていて歩きやすく、さまざまに名づけられた鍾乳石をみることができるのですが、圧巻は「龍の腹」(タム・マンコーン)[ถ้ำมังกร] というところ。洞窟の極端に天井が低くなった部分約350mの暗闇を、ボート上に寝そべったまま天井に手をかけて漕いでいくのは最高にスリリング! トラン駅周辺の旅行会社からのツアーは6人以上での催行となることが多いので、トゥクトゥクなどで他のスポットもおりまぜて訪れるのがおすすめ。営業時間は8時~18時、年中無休ですが水量が多いと入れないこともあります。
住所 | Khao Kob, Amphur Huay yod Trang 92130 |
---|---|
アクセス | トランから4号線を9km、ホーイヨードで左折して700m。車のレンタルは6時間で約1500~1800B+ガソリン代。トゥクトゥクだと3~4時間のチャーターで約700Bです。 |
料金 | 200B/1ボート6人まで |
問い合わせ先 | 075-500-088 |
ラヤスパ
ระย้า สปา
Koh Hai Fantasy Resort and Spa内にあるスパ。受付ロビーや休憩ラウンジなどのインテリアはモダンなアジア庭園といった雰囲気でとてもおしゃれです。どのコースも毎年4月中旬から10月末までは「グリーン・シーズン」のため半額とのこと。今回は全身をキュウリのパックでピーリング&オイルマッサージの“Oasis of Lulu”コース2.5時間をうけました。こちらは通常3900Bのところ1950B (約5850円)。ハーブのスチームサウナで内側からデトックス、天然素材でのピーリングでお肌がとっても柔らかく、元気になりますよ。注意点としては、スパでよく使用する紙パンツがありませんが、全室個室なので全く問題ありません。予約はホテルのフロントまで。営業時間は10時~19時、年中無休です。
住所 | Moo 4,Koh Ngai,Trang |
---|---|
アクセス | Koh Ngai Resortからロングテールボートで約5分。パークメン船着場からボートで約45分 |
料金 | Oasis of Luluコース2.5時間3900B、タイ古式マッサージ2時間1200B |
問い合わせ先 | 075-206-960 |
エメラルド・ケイブ
ถ้ำมรกต
干潮時にのみ海に面した入り口からアクセスできる洞窟。光の反射で洞内が青く輝くさまからエメラルド・ケイヴとよばれます。洞窟を泳いで抜けると周囲を絶壁に囲まれた小さな白砂のビーチに辿り着き、秘密の島への冒険気分が味わえます。ライフジャケットを着用し、ガイドさんが参加者をひっぱって連れていってくれるので、泳力は必要ありません。ただし絶対に前の人のライフジャケットをつかんではなさないように。各ホテルからでているツアーに参加するか、4人までのグループならロングテールボートをチャーターして3~4箇所のシュノーケリングポイントをまわりながら訪れるのもおすすめです。こちらは4~5時間で約2500B/1艘。
住所 | Koh Mook,Trang |
---|---|
アクセス | 各ホテルからのツアーボートまたはロングテールボートで |
料金 | 850B(タオル・ライフジャケット・水中眼鏡のレンタル込みのツアー料金)。ハイシーズンは4つの島を、グリーン・シーズンは2つの島をめぐってのシュノーケリングがつきます |
問い合わせ先 | 各ホテルのフロント |
チュアン・リークパイ元首相の家
บ้านอดีตนายกฯชวน หลีกภัย
1992年~1995年、そして1997年~2001年に首相を務めたチュアン・リークパイさんの生家。広い敷地内には100種類以上の珍しい植物のほか、その昔、首相が座っていたという椅子がシロアリに食べられて地面から持ち上がったままになっている、というものがあり、偉人の兆候として残されています。開館時間は8時から17時。水・コーヒーが無料で提供されています。ちょっと休憩にでも。
住所 | 183 Wisetkul Rd, Tubtieng, Amphur Muang, Trang |
---|---|
アクセス | 駅からトゥクトゥクで5分 |
料金 | 無料 |
タラード・ソッド・テサバーン・トラン(朝市場)
ตลาดสดเทศบาลตรัง
服屋、レストランが並ぶ通りにパラソルや台が持ち込まれて朝だけ開かれる市場。2ブロックほどの範囲に生鮮食料品からお菓子、衣類などさまざまな出店が集まっています。名物の焼豚(ムーヤーントラン)も丸々一匹が豪快に並べられ、次々とサイコロ状に刻まれて売られています。店によって味つけも若干違うので、味見をしつつお買い物をしてみては。お菓子もいろいろ種類があって楽しかったです。レストランなどへの卸し売りは0時~7時、一般客相手は7時から13時まで。
住所 | Trang |
---|---|
アクセス | トラン駅から徒歩5分 |
スワン・パヤーラサダー公園
สวนพระยารัษฏา
150年前の県知事、パヤー・ラサダー氏の記念公園。タイに産業を、とマレーシアから最初にゴムの木をもちこんだ人として知られています。カンタンという街にはいまも最初にもちこまれたゴムの木が残っていて観光スポットになっているんだとか。福建省出身の両親をもち、ラノーン県生まれで許心美という名前でしたが、ゴムやコーヒーの栽培、鶏卵生産などトランに産業を興した功績により、当時のラーマ5世王からプーケット、トラン、ラノーンなど7つの南部各県を管轄するプーケット州知事として任命され、現在の名前を頂いたんだそうですよ。
住所 | Amphur Muang, Trang |
---|---|
アクセス | 駅からトゥクトゥクで10分 |
料金 | 無料 |
トゥンカイ植物園
สวนพฤกษชาติสากลภาคใต้ (ทุ่งค่าย)
1993年、チュアン・リークパイ首相によって設立された植物園。130万坪の広大な園内にはキャノピーウォークウェイ(Canopy Walkway)と呼ばれる全長175mの橋があって10m・15m・18mの高さから熱帯の植生を観察でき、アスレチック気分でなかなか楽しめます。キャノピーウォークウェイまでは植物園の入口から約1km。空港が近いのであまった時間にいくのはいいですが、飛行機の時間は十分注意してくださいね。営業時間は8時半~16時半、ただしキャノピーウォークウェイを歩くには15時半までに入場が必要です。年中無休。
住所 | Moo 2,3,9 Trang-Palien Road, Thung Khai, Trang 92140 |
---|---|
アクセス | トラン駅から11km、トゥクトゥクで約30分。空港まで約15分。 |
料金 | 無料 |
問い合わせ先 | 075-280-166 |
泊まったところ
コ・ンガイ・リソート
เกาะไหง รีสอร์ต
ンガイ島(ハイ島)の東南端にある古くからのリゾート。珊瑚まじりの白い砂浜、ヤシの木の間に点在するコテージ……他のリゾートからすこし離れたところにあるので、静かに過ごすことができます。海岸まで50mの小さなビーチフロントコテージの室内は、かわいらしいカラーリングでリゾートらしくお花の飾りつけがされています。レストラン、マッサージもありますが、グリーン・シーズン中はお休みすることも。時間のある方は、ビーチサイドでのんびり過ごすのがおすすめ。桟橋の下にもお魚がたくさんいて、眺めているだけでも楽しいです。2010年7月1日からしばらくサービス提供を停止しています。ちなみに、ンガイ島東側は2.2キロにわたって真っ白な砂浜がつづき、観音岬や西側にある国立公園警備隊事務所近くがダイビングポイントのひとつだとか。シーカヤック、スノーケリングなど他のアクティビティも可能。
住所 | 142/1 Moo 4, Mai Fad, Amphur Sikao,Trang 92150 |
---|---|
アクセス | パークメン船着場からボートで約45分 |
料金 | ビーチフロントコテージは、3~10月までは4,500バーツ |
問い合わせ先 | 075-590-035 |
トラン・ホテル・バンコク
ตรังโฮเต็ล แบงคอค
官庁街にもバックパッカーで賑わうカオサン通りにも近い場所に位置するトラン・ホテル・バンコク。トラン出身のオーナーによる比較的新しいビジネスホテル。トラン・ホテルと名乗っていた当初、官公庁関係の会議が予定されていたが、出席者の多くが南部のトラン県のホテルと勘違いして、トランへ赴いたというたいへんおかしくも苦いエピソードが残っていて、というわけで現在の名前になったそうです。広東料理レストランやプールなどの設備も。泊まったときは新館が竣工間近でした。
住所 | Wisut-kasat Rd, Bangkok |
---|---|
アクセス | スワナプーム国際空港から30キロ、タクシーでおよそ40分 |
料金 | Superior/Twintとも一泊1400バーツ |
問い合わせ先 | 02-281-1402~3 |
食べたところ
ラブ・アルーン・カフェ
รับอรุณ คาเฟ่
ワット・ポーの西側、門前にある小さなカフェ。薬屋さんだった建物をリノベーションした店内は使い込まれた家具と凝ったタイルがレトロな雰囲気を醸し出していてとても素敵。ギフト用のオブジェやアクセサリーも扱っています。おススメはカオパッ(ド)・アサダーン・ガイ [ข้าวผัดอัสดางค์ไก่]で、7種類のハーブが入った炒飯、チキン添えの85B。辛いもの好きの方はぜひぜひお試しを。営業時間は8時~18時、年中無休です。店名は、タイ語で「朝を迎えるカフェ」。通りに出されたテーブルで、ワット・ポーをながめながらゆっくり朝食を楽しんでは。
住所 | 310-312 Maharaj Road, Phra Nakorn, Bangkok 10200 |
---|---|
アクセス | ターティアン船着き場よりすぐ |
料金 | 焼き飯のカオパッ(ド)各種85B。パッタイ(タイ風焼そば) 85B |
問い合わせ先 | 02-622-2312 |
ア・イーサッ・ロディ
อาอีซะฮ์ รสดี
パイスパやカオサン通りに近いイスラム料理のお店。通りに面しているのはショーケースの置かれた間口2mほどなのでうっかり見過ごしてしまいそうですが、奥には意外なほど広い空間がひろがっています。料理はどれも30~40B、地元の人たちが気軽に訪れる食堂といった雰囲気です。おすすめはカオモッガイ(蒸し鶏+ターメリックライス:40B)[ข้าวหมกไก่] やクィッティアオ・ゲーン(カレー麺:30B)[ก๋วยเตี๋ยวแกง]。イスラム料理は豚を使わないことと、タイ料理もカレー風味にアレンジされているのが特徴です。営業時間は8時~22時、年中無休。
住所 | Thani Road, Chanasongkram, Phranakorn, Bangkok,10200 |
---|---|
アクセス | カオサン通りの2本北側、ターニー通りを東へ向かって進んだ先、右手にみえるセブンイレブンの3軒ほど手前 |
料金 | カオモッガイ(鶏の炊き込みごはん:40B)、クィッティアオ・ゲーン(カレー麺:30B)など |
問い合わせ先 | 02-282-6378 |
バーン・スウィモン
บ้านสุวิมล
カオコッブ洞窟ツアーに参加すると昼食に連れてこられるのがこちらのお店。パッタイ(タイ風焼そば)やクィッティアオといったタイの定番料理もありますが、南部ならではの食材を使ったメニューがおすすめです。わたしたちがいただいたのはヤシの芽とエビの炒め物や砂地の魚の揚げ物など。ヤシの芽はほんのり甘く、えぐみが全然ありません。筍のようなシャキシャキとした食感で大好評でした。南部野菜の和え物も、ソムタムのように辛いのでは……と覚悟して食べましたがとてもおいしかったです。営業時間は10時半~21時半、年中無休となっています。
住所 | 113/3 Wieng Kapang Rd, Amphur Muang, Trang 92000 |
---|---|
料金 | ヤシの芽とエビの炒め物70B、南部野菜の和え物70B |
問い合わせ先 | 075-218-653 |
ポンオシャ2
พงษ์โอชา 2
トラン名物の飲茶がいただけるお店。カウンターで点心やマントーなどを選び席につくと、蒸し上がった点心と小皿の料理が運ばれてきます。注文した点心以外の小皿料理は手をつけた分だけ料金を払うシステム。100席はあろうかという店内はいつも賑わっていて、10時には売り切れる料理もあるとのこと。さまざまな味・色・形の点心は選ぶのに迷ってしまいそうです。名物の焼豚 (ムーヤーントラン)[หมูย่างตรัง] もぜひぜひ。営業時間は5時から12時、年中無休です。
住所 | 67/17 Pleon Pitak Rd, Tubtieng, Amphur Muang, Trang |
---|---|
アクセス | トラン駅からトゥクトゥクで約10分、バスステーションの裏 |
料金 | 点心・小皿の料理はすべてひとつ15B、焼豚(ムーヤーントラン)はSサイズで50B、Lサイズで100B |
問い合わせ先 | 075-217-789 |
ケーキ・ロッルード
เค็กรสเลิศ
トランケーキは中国のハイラム(海南島)から伝わったお菓子「ケ」がなまって「ケーキ」になったんだとか(ほんと?)。昔まだバターがなかった頃には豚の脂を使っていたそうです。みかん味、バター味、ライチ、バナナ、ジャックフルーツ味などたくさんの種類があって迷います。タイのお菓子にしては甘すぎず、1週間ほどもつのでお土産にどうぞ。バンコクなどから訪れたタイ人はお土産にホールケーキを5個、6個と大量に買うので、帰りの飛行機では常にあま~い香りがしていました。わたしも錦糸卵がのったケーキを持ち帰りましたが時間が経ってもパサつかず、とても懐かしい味がするとみんなに大好評でした。
住所 | 59/2-3 Stani Rd, Amphur Muang,Trang |
---|---|
アクセス | トラン駅の北隣 |
料金 | ホールで60B、錦糸卵がのったものは90B、ドライフルーツがのったものは130B。2・3号店のロールケーキは1個35B、3個で100B |
問い合わせ先 | 075-219-093 |
コー・ホンカフェ
ร้านโกฮง
地元の人が訪れる、看板もない小さなカフェ。創業43年の店内は装飾もなく質素ですが、使い込まれたシンプルな木製の家具やころんとかわいいやかんなどが不思議と居心地の良さを感じさせてくれます。オープンエアなのに外は暑くてもなんだか店内はひんやりと涼やか。凛として上品な奥さんのせいですかね……。営業時間は5時半~16時で中国の祭日をのぞいて年中無休です
住所 | Huayyod Road,Trang |
---|---|
アクセス | トラン駅からトゥクトゥクで5分、「トラン・ムーヤーンの向かい側」といえばみんなわかるのだとか |
料金 | 紅茶11B、パートンコー(揚げパン)3B、点心3B |
ロット・イアム
รสเยี่ยม
植物園に行く途中で立ち寄ったお店。店名の「ロット・イアム」はタイ語で「味は最高!」の意味だそうです。エンターテイナーなお兄さんがお皿をくるくる操りながらクィッティアオ(麺)をつくってくれますよ。営業時間は7時~15時で年中無休です。
アクセス | 駅からトゥクトゥクで15分、植物園に行く途中 |
---|---|
料金 | クエイチャップロール[ก๋วยจั๊บ](ショートパスタのような麺)30B、カオムーデーン[ข้าวต้มแดง](赤い豚のごはん)30B |
ジャトラ
จาตรา เรสเทอรองท์ แอนด์บาร์
カオサン通りに近いネパール料理店。なんでもネパール出身のアイドルがつくったお店だそうで、時々本人が顔をだすのだとか。ネパール以外にもチベットやブータンの料理があります。靴を脱いであがる2階席がゆったりできておすすめ。営業時間は12時~24時、年中無休。
住所 | 168/1 Tani Road Banglampu Bangkok 10200 |
---|---|
アクセス | カオサン通りの東詰めから北へ約150m行った西側 |
料金 | チキンモモ(ネパール風餃子)150B、チキンバターマサラ150B、ネパール風ほうれん草炒め60B |
問い合わせ先 | 02-629-0554 |