サコンナコーン県にあるバーンターレー地区は、タイ最大のローマカトリックのコミュニティがあり、1982年から毎年キリストの降誕をお祝いして星の行進(スターパレード)を行っています。

100年の歴史があるターレー・コミュニティは毎年クリスマスをお祝いし、人々はコロニアル・スタイルやベトナム・スタイルの家々を星形のランプやきらびやかなクリスマスツリーで美しく飾り付けします。

コミュニティにある聖ミカエル大聖堂でミサが行われるほか、市内トラムツアーやウォーキングストリートなど伝統的なクリスマスを楽しむことができます。

パレードは12月25日の18:00からローマカトリック大司教区のタレーとノンセンで行われ、200台以上の電飾した車がパレードに参加します。このパレードには近隣のナコーンパノム県、ムックダーハーン県、カラシン県のローマカトリックコミュニティも参加しています。電飾した車のみならず、サンタクロースや天使など伝統的なクリスマスに扮した人々も行列に加わります。そして、何千人ものキリスト教巡礼者や地元の人々が、手作りのきらびやかな星のランタンを手に行列に参加します。

また、隣県のナコーンパノム県やムックダーハーン県でも、12月24日から26日にかけて、ムックダーハーン市のカトリック教会「ワット・ソンクーン(タイ殉教者聖母マリア)」でクリスマスの星のパレードが予定されています。日程を調整して、あわせて訪れるのもよいでしょう。ヤソートーン県でも、毎年「伝統的なクリスマス・スター・フェスティバル」を開催しています。

基本情報