タイ王国の概要

Outline about The Kingdom of Thailand
タイ王国の概要

国名

タイ王国(タイ語名:プラテート・タイ/英語名:Kingdom of Thailand )

首都

バンコク(タイ語名:クルンテープ・マハナコーン※/英語名:Bangkok)
※正式名称:クルンテープ・マハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット

日本語訳:天使の都 雄大な都城 帝釈天の不壊の宝玉 帝釈天の戦争なき平和な都 偉大にして最高の土地 九種の宝玉の如き心楽しき都 数々の大王宮に富み 神が権化して住みたもう 帝釈天が建築神ヴィシュカルマをして造り終えられし都

国旗

中央の紺(青)は国王、白は宗教、赤は国民と国家を象徴しています。現在の国旗は、1917年に決められました。

国歌

「プレーン・チャート」(タイ王国国歌)。駅やバスターミナル、空港といった公共交通機関や学校などでは毎朝8時と夕方6時の2回流れ、その間人々は立ち止まって直立不動で国に敬意を表します。また、映画館や劇場では本編上映、上演前にも国歌や国王賛歌が流れ、外国人もタイの人々と一緒に起立します。

地理

東南アジアの中心に位置し、国土面積は約51万4000平方キロメートル(日本の約1.4倍)ミャンマー(ビルマ)、ラオス、カンボジア、マレーシアと国境を接しています。

気候

タイは熱帯性気候です。年間の平均気温は約29℃で、バンコクでは一番暑い4月の平均気温が35℃、一番涼しい12月の平均気温が17℃です。季節は11月~2月の乾期、3月~5月の暑期、6月~10月のグリーン・シーズン(雨期)があります。

人口

約6,605万人(2024年1月現在)
民族的には、タイ族が約85%、中華系が10%、他にモーン・クメール系、マレー系、ラオス系、インド系が暮らしており、山岳部にはそれぞれの文化や言語をもった少数民族が暮らしています。

言語

タイ語
日常会話では地方によって方言があり、山岳部の少数民族は独自の言語を使用しています。観光地のホテルやレストランでは、英語も通じます。

通貨

バーツ(Baht)、補助通貨サタン(1バーツ=100サタン)
硬貨 25サタン、50サタン、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツ硬貨の6種類。
紙幣 20バーツ(緑)、50バーツ(青)、100バーツ(赤)、500バーツ(紫)、1000バーツ(グレー)の5種類。 10バーツ札もたまに見かけます。

タイの政治体制

体制

立憲君主制(1932年以降)

元首

ワチラロンコーン国王陛下(2016年10月即位)

首相

セター・タウィーシン(2023年9月~)

行政組織

内閣は国王によって任命された首相1名と35名以内の国務大臣(大臣・副大臣)によって構成されています。中央行政組織は、1府19省からなり、各省庁には国務大臣及び一部省庁に副大臣が任命されています。

国会

国会は上院(議員数150名、任期6年)及び下院(480名、任期4年)で構成されます。下院480名のうち400名が中選挙区制により、また残りの80名が全国を8つのブロックに分けた比例代表制による選挙で選出されます。上院については、150名のうち77名が1県を1選挙区とする選挙区制により、また、残りの73名は選出委員会によって選ばれます。

地方行政制度

県(ジャンワット)、郡(アンプー)、町(タムボン)、村(ムーバーン)いう内務省を中心とする中央政府による監督下の地方行政単位と特別法に基づく、県行政機構、町行政機構、バンコク都、パタヤ特別市という地方自治体が混在しています。県知事、郡長は内務省官僚で任命されるものですが、バンコク都、県行政機構等の地方自治体の首長は公選です。

タイの経済指標

経済成長率

2016年:3.4%
2017年:4.1%
2018年:4.2%
2020年:-6.1%
2021年:1.5%
2022年:2.6%
2023年:2.4%

一人当たりのGDP

248,635.3バーツ(2022年)

インフレ

2016年:0.19%
2017年:0.66%
2018年:1.07%
2020年:-0.8%
2021年:1.2%
2022年:6.1%

失業率

2016年:0.99%
2017年:1.18%
2018年:1.05%

出典:タイ銀行(Bank of Thailand)

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