<TTRウィークリー記事より>
バンコク、2013年10月21日:
タイ空港公社(AoT)の9月の最新リポートによると、チェンマイとプーケットが大幅な成長を見せた。
データでは、この2空港は航空機移動において、同社が運営する他の4空港をしのぐ2桁成長率となった一方で、ハートヤイ(ハジャイ)とチェンライが減少したことが示されている。
先週末、同社は詳細を発表、9月の航空機輸送は39,747便から46,475便で16.93%増となった。全体で取り扱った乗客数は6,831,067人で、前年同月の5,629,117人から21.35%の成長となった。
今年の1~9月に6空港で取り扱った乗客は6530万人。次の3空港が牽引役で、バンコクのスワンナプーム空港3840万人、ドンムアン空港1200万人、プーケット空港840万人だった。チェンマイ空港は9ヶ月間で390万人でトップから水をあけられ、タイ北部の観光関係者の気をもませている。
9月の輸送集計
9月のスワンナプーム空港は、国際線航空機移動が18,952便から19,182便で1.21%のわずかな増加を記録した一方、国内線は6,543便から4,744便で27.50%の低下となった。
国際線旅客輸送はドンムアンへのサービス移行により3,172,790人から3,285,645人で3.56%伸びだったが、国内線旅客はタイ航空とバンコクエアウェイズ以外のすべての国内便の移転によって872,685人から727,667人となり、16.62%減少した。
ドンムアン空港の国際線航空機移動は347便から3,547便となり、922.19%増加し、また国内線移動も4,775便から8,048便で68.54%の成長を記録した。ただし、これは単なるプライベート便の飛行場として使われていた時期との比較である。また、ドンムアンの国際線旅客は16,158人から446,671人となり2,664.40%の成長、国内線旅客は383,887人から831,687人で116.65%増となった。
北の玄関口、チェンマイ国際空港は9月も引き続き成長を見せた。国際線・国内線ともに航空機移動はそれぞれ69.73% (403便から684便) 、3.92% (2,399便から2,493便)という2桁増を記録した。国際線旅客輸送は37,315人から62,001人で66.16%の成長率、国内線旅客は276,057人から347,202人で25.77%増となった。
また、南の玄関口、プーケット国際空港も全部門で成長を記録。国際線航空機移動は2,371便から3,173便で33.83%の増加、国内線移動は2,188便から2,659便で21.53%の成長となった。国際線・国内線ともに旅客輸送は633,917人から833,001人