基礎知識

Basic Information about Traveling
基礎知識

タイへの旅を快適にするために、最低限覚えておきたい情報と緊急時の連絡先をあわせて紹介しています。ご出発前に一読ください。

入国書類

税関にて申告が必要な方は、バンコク到着時にご記入の上お手続きをお願いします。出国のための航空券をご用意ください。

パスポート&ビザ

パスポートについて

  • 2024年7月15日よりタイ入国後60日(59泊60日)以内の観光目的の滞在の場合(往復の航空券又は他国へ出国する航空券等を所持している事が条件)、日本国籍であればビザなしで入国することができますが、国際規定によりパスポートの残存期間は6ヶ月以上と定められています。
  • 60日以上の滞在を予定されている方、あるいは観光目的以外で入国される方は事前にタイ王国大使館・領事館においてビザを取得して下さい。現地入国管理局での滞在延長は基本認められておりません。また、陸路からの入国も正式なルートではありませんのでご注意ください。
  • 各航空会社によりパスポート残存期間の規定が異なるため、ご利用になる航空会社にお問い合わせ下さい。
パスポート滞在期間:入国審査官がパスポートに押印する滞在期間を確認して下さい。当該期間を越えて滞在した観光客については、タイ出国時に超過分1日につき500バーツの罰金が課せられます。なお、この罰則が適用された場合、次回入国時に困難が発生する場合がありますのでご注意ください。

ビザについて

観光ビザなどを含むその他のビザに関しての詳細は、在京タイ王国大使館VISA課までお問い合わせください。

衛生規定

汚染地域から入国する場合を除いて、短期滞在における予防接種の必要はありません。

禁制品

麻薬、猥褻物、一部の果物・野菜・植物、知的財産侵害物品等。
※電子タバコの持ち込みは禁止されています。違反した場合には、10年以下の懲役または50万バーツの罰金のいずれが科せられます。

免税範囲と所持

タバコ/電子タバコ

  • タバコ類持ち込み及び所持は、1人250グラム、または200本まで。
  • 他人の分を1人で持っているだけでも没収及び罰金となります。(レシートに2カートン分記載がある場合も同様とみなされます。)
  • 税関申告不可。超過分は原則没収及び罰金となります。
  • 電子タバコのタイへの持ち込み及び所持は禁止されています。違反した場合には、10年以下の懲役または50万バーツの罰金のいずれかが科せられます。

酒類

1本(1リットル)以下で、それ以上の持ち込みは原則没収及び罰金の両方を科せられます。

その他

カメラ、ビデオカメラは各1台、フイルム5本、ビデオテープなど3本

ペット(犬・猫)をタイに連れて行く場合の手続きについて

在東京タイ王国大使館よりご確認ください。

通貨

タイバーツ

【入国】タイ入国の際に、45万バーツ以上のタイ通貨または無記名の譲渡可能証券を所持している場合は税関申告が必要です。また、タイ入国の際に所持するタイ通貨(バーツ)と外貨の合計額が45万バーツ相当額を超える場合も税関申告が必要です。
※申告は、入国審査→荷物受け取り→赤いゲート「Goods to declare」の順に進み税関職員にお尋ねください。
【出国】タイからバーツを持ち出す場合は5万バーツまでとなっています。例外として、タイと国境を接する国(ベトナムおよび中国の雲南省を含む)へ出国する場合は最高200万バーツまでとなっています。ただしこの場合、45万バーツ以上から税関申告が必要です。申告漏れが判明した場合は罰金、課税又は没収される可能性があります。
※申告は、スワンナプーム国際空港の場合、4階出国ロビー出口10番付近の税関(Custom Inspection for VAT REFUND)カウンターで行います。

外国通貨

外国からタイへの外貨持込額については、通貨種別問わず1万5千米ドル相当以下に規制されています。これを超えた金額を持ち込む場合は税関申告が必要です。申告漏れが判明した場合は罰金が科せられます。また、外貨の持ち出しは、1万5千米ドル相当まで可能です。なお、出国時に外貨を1万5千米ドル相当額以上所持していると、タイ国内で労働・収入行為があったとみなされ、課税又は没収される可能性があることから、該当する場合は必ず入国時に申告しておく必要があります。
※申告方法については、上記「タイバーツ」をご参照ください。

必要書類

タイ入国に関する出入国カードは廃止されました(2022年7月時点)。また税関申告するものがない方は、税関申告書の提出は不要です。詳しくは、入国と出国の流れを参照。

時差

日本とタイの時差はマイナス2時間で、タイで午前8時のとき日本は午前10時です。

服装

  • 一年を通して日差しが強く、高温多湿の気候なので、通気性の良い服装をおすすめします。ただし、チェンマイなどの山岳部では、朝晩冷え込むこともあり、また、デパートやレストランの中、エアコンバス・空調寝台車などでは、エアコンが効きすぎているところがありますので注意してください。羽織るものが一枚あると便利です。
  • 敬虔な仏教国であるタイでは、寺院は神聖なる信仰の場所です。参拝するときは、節度ある服装を心がけてください。ワット・プラケオ、王宮や一部寺院ではタンクトップ、ホットパンツなど極端に肌を露出した服装やかかとの無いサンダルでは入場できません。

電気

電圧は交流220V(50Hz)で、プラグはABF、Cタイプ。
※現在、主要都市のほとんどのホテルが日本と同じAタイプに対応しています。くれぐれも電圧にはご注意ください。

電話

  • タイから日本へ電話を掛ける場合は、001-81(日本の国番号)-「0」をとった市外局番から相手先の電話番号をプッシュする。
  • 2006年12月1日よりタイ国内の携帯番号が9桁から10桁に変更になっています。最初の「0」の次に「8」を追加してください。
  • 街中の公衆電話では、「International」の表示のあるものは国際電話が可能。
  • ホテルの部屋の電話を利用するのが最も便利ですが、郵便局や空港からも掛けることができます。硬貨を多めにご用意いただくか、コンビニなどでテレフォンカード(300バーツから)をご購入ください。

※タイの国番号「66」

チップ

  • タイには、チップの習慣があります。ホテルでは、荷物を運んでくれたポーターやハウスキーパーへのチップに20バーツ程度をご用意ください。
  • また、サービス料を含まないレストランで食事をした場合は、料金の10%を目安にチップとしてテーブルに置いておきましょう。マッサージを受けた場合も同様です。

両替・銀行

  • 空港や両替のできるホテルを除いて、タイでは円やドルは使えません。タイ到着時に空港で必要な両替を行ってください。
  • スワンナプーム新国際空港内の銀行両替所は、24時間営業をしており、市内の銀行は月曜日から金曜日の10:00~16:00まで、観光地やホテル街にある出張両替所なら8:30~20:00頃まで開いています。
  • タイ・バーツ(Baht)は変動相場制を取っているので両替率が毎日変化します。バンコク銀行現在の為替レートをご参照ください。

郵便

  • 観光旅行の記念にポストカードなどを日本へ出す場合は、ホテルのフロントから出すことも出来ます。
  • 空港やフアランポーン中央駅にも郵便局の出張所があります。
  • バンコク中央郵便局(GPO)
    市内チャオプラヤー川沿いのチャルンクルン通りにあります。
    02-233-1050
    営業時間:月~金08:00~20:00&土日祝日08:00~13:00

ビジネスアワー&ショップ営業時間

銀行

月曜日から金曜日09:00~15:00(土日祝祭日休み)

ショップ、デパート

オープン10:00~11:00頃/クローズ22:00頃

セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニエンスストア

24時間営業

医療情報

  • タイの医療は水準が高く、日本の病院と変わりない治療を受けることができます。
  • バンコク市内や観光地には、英語が通じる大型私立病院があり、日本語を話す医師やスタッフが常駐している病院もいくつかあります。
  • 国内の病院の詳しい情報は、タイ国政府観光庁発行各方面別のパンフレットにてご覧いただけます。最寄りの事務所にお問い合わせください。

マナー

  • 空港内やレストランを含む冷房のきいた建物内では、スモーキングエリアを除き「禁煙」となっています。
  • 路上への吸殻のポイ捨てはもちろんゴミのポイ捨てや唾を吐くことも罰金の対象となっています。
  • 2021年8月4日から、タイではサンゴ礁に有害な化学物質を含む日焼け止めの国立公園への持ち込み、及び国立公園での使用が禁止となっています。詳しくはニュースをご覧ください。

マナーを守って、楽しい旅にしましょう。その他エチケットについては、タイでのエチケットをご覧ください。

いざという時に

外国人観光旅行者の安全を図るために、ツーリスト・ポリスが特別に設けられており、「Tourist Police」と言う肩章をつけています。観光地にはツーリスト・ポリス警察署や派出所が設けてあり、英語を話すことができますので、トラブルが発生した場合は連絡をしましょう。

ツーリストポリス・コールセンター

局番なし:1155(24時間)

スワンナプーム国際空港内

02-132-1515

ドンムアン空港内

02-5351-641

警察

局番なし:191

火事

局番なし:199

救急車

各大型病院へ直接連絡

イミグレーション(入国管理局第1課)ビザ延長など

バンコク入国管理局 Immigration Division 1
The Govenment Complex Commemorating His Majesty, B Building ,Floor 2 (South Zone) Chaengwattana Road (Soi 7) , Laksi , Bangkok 10210
Tel:02-287-3101~10
(開館時間)月~金 08:30-12:00 ,13:00-16:30
(閉館日)土日祝日
地図(Immigration Division 1 )

日本国大使館

177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
02-207-8500(代表番号), 02-696-3000

日本国大使館領事部パスポートの紛失等

177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
02-207-8500, 02-696-3000(直通番号)

日本国大使館邦人援護係

02-207-8502

在チェンマイ日本国総領事館

Consulate-General of Japan in Chiang Mai, Airport Business Park,90 Mahidol Rd.T.Haiya, A. Muang, Chiang Mai 50100
052-012-500

日本からタイへの所要時間

  • 日本からスワンナプーム国際空港へは、所要時間約6時間です。
  • 直行便は、新東京国際空港(成田)から週63便、羽田空港から21便、関西国際空港から週24便、中部国際空港から週11便、福岡国際空港から週7便、新千歳空港から週4便の計130便があります。
  • 各空港を飛び立った飛行機は沖縄、台湾、ベトナム、ラオス上空を飛行し、タイ東北部からバンコク、プーケットへ向かいます。
  • タイの空港での手続きは入国の流れをご覧ください。。

旅行者への注意事項

  • タイ国政府観光庁・本部には残念ながら旅行者が詐欺やキャッチセールス等の被害にあう事件の報告、苦情が寄せられています。旅を快適に楽しむためにも、詐欺やキャッチセールスの手口には気を付けましょう。観光地で親しげに声を掛けてくる者の中には、日本人観光旅行者を標的にして睡眠薬強盗、いかさま賭博、宝石・洋服詐欺等の事件に巻き込もうと企んでいる者が数多くいます。「旅行者が購入した商品を2倍、3倍で転売して利益が得られる」などという話はあり得ません。さらに安易について行った結果、誘拐等の被害に遭う可能性も。声を掛けられても不用意に相手にしない、見知らぬ者とは飲食をしない等の注意が必要です。また、タイ国では競馬以外の(公)ギャンブルは禁止されていることも知っておきましょう。
  • 現地で起きた事件や被害は、必ず現地の警察、ツーリスト・ポリスで被害届や報告書の手続きをしましょう。日本に帰国してから被害届等の発行はできません。
  • タイ大使館をはじめ、領事館、タイ国政府観光庁及び政府機関は、購入された商品に対する返品や返金の責任及び義務を負う事は一切ありません。

その他

タイでは仏教の日が年に数日あり、それらの日にはアルコール類の販売は法律で禁止されています。
選挙前日や選挙当日もアルコール類の販売は禁止されています。

アルコール類に関しては、通常 11:00-14:00、17:00-24:00までの販売となります。

タイ語であいさつ

日本語 タイ語/読み方
おはよう、こんにちは、こんばんは สวัสดี  サワッディー
私の名前は(男性)/私の名前は(女性) ผมชื่อ ฉันชื่อ  ポム・チュー/チャン・チュー
はい ใช่  チャイ
いいえ ไม่ใช่  マイ・チャイ
お元気ですか? สบายดีไหม  サバーイ・ディー・マイ
元気です สบายดี  サバーイ・ディー
ありがとう ขอบคุณ  コープクン
ごめんなさい ขอโทษ  コートート
さようなら ลาก่อน  ラーコーン

女性は「カー」、男性は「クラップ(カップ)」を文末につけて話すと丁寧になります。

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