涅槃像

バンコクのワットポーをはじめタイには涅槃仏を安置する寺が点在

涅槃像(涅槃仏)は釈迦が入滅する(亡くなる)時の姿を現しています。横たわった状態の仏像で、英語ではリクライニングブッダとも呼ばれています。涅槃像(涅槃仏)はタイの人々の信仰の対象としてタイ国内に点在しています。


ワット・ポー(Wat Pho) – バンコク
全長46m、高さ15mの涅槃像(涅槃仏)はバンコク三大寺院の一つ。タイ初の古典医療の拠点として発展したバンコク最古の寺院。


ワット・ロカヤスターラーム – アユタヤ県
悠々と寝そべる高さ5m、全長28mの巨大寝釈迦仏です。1956年に復元されたもので、80歳で入滅した仏陀を表しています。


ワット・クン・インタプラムーン – アーントーン県
全長50mのタイ最大級の涅槃仏を有する寺院。スコータイ王朝時代に建立された古刹で、寺院を囲む遺跡の規模から土地の広大さがうかがえます。


ワット・ポンスナン – プレー県
巨大な黄金の亀が印象的な寺院。その隣には108の尖塔が建つ白い仏塔と、その傍らには黄金の涅槃仏が横たわっています。


ワット・サワン・アーロム (別名:ワット・タム・シー・トーン) – ブンカーン県
この寺院は40ライ(6万4千平方メートル)のエリアを覆う岩石丘の上に位置し、岩石の下には小川が流れており、寺院には涅槃仏が安置されています。


カオ・ルアン洞窟 (ワット・タム・カオ・ルアン) – チャアム県
長さ6mの涅槃仏やマラを鎮圧する姿勢をとった大きな仏像などは、参拝者によって外部から持ち込まれ、ここに安置されたものと考えられています。


ワット・スワンナクーハー – パンガー県
洞窟はウィハーン(仏堂)として機能しており、洞窟内には複数の仏像や神聖な彫刻が祀られていて、その中でも涅槃仏が最も重要なものとされています。


ワット・パープラドゥー – ラヨーン県
タイでは極めて珍しい左側を下にして横たわる全長11.95m、高さ3.6mの涅槃仏が安置されています。


ワット・カオ・プラ・プッタバート・バンサイ – パタヤ(チョンブリー県)
釈迦の足跡が刻まれたモンドップ(仏堂の屋根)があり、丘の上の小さな建物の中には涅槃仏が安置されています。


ワット・パープーゴーン – ノーンカーイ県
鮮やかな瑠璃色の屋根が印象的な本堂には、白い大理石で造られた長さ約20mの美しい涅槃像が祀られています。


ワット・プー・カオ – カラシン県
ここに奉られている黄金の涅槃像は通常と違い左側を下にしている大変珍しいものです。

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