2012/07/13
<バンコクポスト記事より抜粋>
2012年7月13日
当局はスワンナプーム国際空港(コードネーム:BKK)の超過密対処に緊迫性があると見なし、長らく遅延していた同空港の第3滑走路建設計画を始動させる。
タイ空港公社(AOT)は実施計画を立てており、当初はジャルポーン運輸相の指揮のもと2006年9月の同空港開港直後に計画されていた。
同空港は年間4,500万人のキャパシティを超えたオペレーションが2年続いており、第3滑走路は6年で完成予定。
AOTは2018年に稼働させるべきだと述べているが、運輸省は、特定期間を与えことなく、新たな滑走路をできるだけ迅速に完成させるようAOTに命じた。
第3滑走路は長さ4,000メートル、厚さ73センチのアスファルト舗装で、キンケーオ・ロードに平行して走り、建設には30か月を要する。
コストは130億バーツで、78億バーツは建設によって影響の出る4,000世帯への補償に当てられ、建設費自体は36億バーツ。
第3滑走路が完成すれば、スワンナプーム国際空港は1時間に88の離発着が可能となる。現在は2滑走路で76の離発着。
2018年の完成予定日は、1ヶ月前に開始され、625億バーツをかけた同空港の拡張工事完了と同時期となる。
■Bangkok Post原文はこちらから
http://www.bangkokpost.com/business/aviation/302208/suvarnabhumi-finally-scheduled-to-get-third-runway