<バンコクポスト記事より抜粋>
2012年7月16日
タイ観光スポーツ省によると、上半期のタイ国人観光客数は前年同期比+7.6%に急増し、1,049万人となった。これは、年間目標の達成軌道に乗っている。
1月は190万人で最多訪問者数を記録し、さらに3月には最高の成長率11.99%を記録した。
訪問者の半数以上(540万人)は東アジアからで中国人が最も多く、一方、ヨーロッパ人は290万人で2番目に多いグループで、トップはロシア人。
3番目に多いグループは南アジアからで、およそ8割がインド人。
タイ観光スポーツ省は、年末までに目標としている訪問者数2,050万人の達成を期待している。
一方、タイ・フィルム事務局もまた、上半期でタイでの外国映画製作による収益増を発表した。
前年同期比+25.47%に跳ね上がり、前年同期の12億バーツから15億バーツの増収となった。
撮影総数は335本で、半数以上が広告関連だった。ほかに多かったのは、ドキュメンタリー(56本)、TV関連(49本)、長編映画(28本)、ミュージックビデオ(18本)。
タイを撮影地に使った国のトップは日本。上半期に72本の日本の作品が撮影され、インド(64本)、ヨーロッパ諸国(53本)、韓国と香港(両国ともに21本)、アメリカが後に続いている。
タイ・フィルム事務局は下半期もさらなる撮影が予定され、2012年は総数600本が見込まれると述べた。食事に関するTV番組やドキュメンタリー、大手ハリウッド映画制作会社の長編映画、武術をテーマとしたインディペンデント映画などが年内撮影予定。
■Bangkok Post原文はこちらから
http://www.bangkokpost.com/travel/travel-update/302621/tourist-arrivals-on-target-for-record-year