2012/07/24
<TBSニュースより>
タイ政府が外国の政府として初めて九州北部豪雨の被災地に義援金を送ることになり、23日に贈呈式が行われました。
義援金の贈呈式はタイの外務省で行われ、スラポン外相がお見舞いの言葉を述べた後、日本大使館の岡田隆公使に目録を手渡しました。義援金は500万バーツ(およそ1300万円)で、在タイ日本大使館によりますと、今回の豪雨災害での外国政府からの義援金はタイが初めてだということです。
「タイと日本は非常に近い関係にある友好国です。私たちが洪水被害にあったとき、日本はタイを助けてくれました。だから次は私たちが助ける番です」(タイ スラポン外相)
被災地の福岡と熊本はインラック首相が今年4月に訪問していることや、首相の兄にあたるタクシン元首相が在任中、大分県の「一村一品運動」をタイに導入したことなどから、インラック首相の主導で今回の義援金を決めたということです。義援金は日本赤十字社を通して被災地支援に充てられる予定です。
また、これに先立ち、タイのプミポン国王は天皇陛下に対し「被災地の様子を聞いて深く心を痛めている」とのメッセージを送っています。(23日21:09)
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http://news.tbs.co.jp/20120723/newseye/tbs_newseye5088710.html