<TTRウィークリー記事より>
バンコク、2012年10月24日:
タイ芸術局は、寺院を訪れる観光客に礼拝場所への敬意を払うに適した服装の着用を促している。
この忠告は、先週、文化的に配慮を欠いているとして滝や遊泳スポットにおけるビキニ着用を禁止するエラワン国立公園の掲示に続くもの。
芸術局チーフのサハワット氏は、暁の寺院はタイ全土にある神聖な場や遺産での適した装いを強く促す初のテスト・モデルとなるだろうと話した。
しかし、同様のドレス・コードはワット・プラケオ(エメラルド寺院)でも厳しく強制されている。また、厳しいドレス・コードはバン・パイン王室庭園内などの王室関連の場所を訪ねる際も適用される。
「暁の寺院を、寺院のウボソット、チェディ、仏舎利塔、ウィハーンのある区域では靴を脱ぎ、脚や腕を覆うことを観光客に求めるさらに厳しい規則を適用するという観点から、モデル寺院にする可能性について寺院職員に話した」
旅行者はミニスカートやショートパンツの着用が厳しく禁止されるだろう。
チーフはまた、「仏教寺院を訪れる際、不適切な装いする旅行者がますます増えているので、当局は、おそらく着替え用の小個室を建て、サロン(腰に巻きつける布)やスカーフを貸し出すことになるだろう」と付け加えた。
この規則が成功を収めれば、バンコクのその他の主要な寺院でも適用され、最終的にはタイ全土の寺院で適用されるだろう。規則はタイ人と外国人の両方に適用される、と同氏は言い足した。
暁の寺院(ワット・アルン・ラーチャワラーラーム・ラーチャワラマハーウィハーン)はタイを代表する寺院として有名。朝一番の陽光が寺院の表面に反射することから名づけられた。バンコクのバンコク・ヤイ地区に位置し、チャオプラヤー川の西岸、トンブリにある。
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