<TTRウィークリー記事より>
バンコク、2012年11月16日:
タイ空港公社(AOT)は、同社が運営する6空港の10月の航空機移動、旅客輸送の双方の増加を発表。
AOTは火曜日、航空機移動が39,212 機から42,715機で8.93%増、併せて旅客輸送も5,525,993人から 6,433,687人で16.43%増を示す10月の空輸についての最新データを公表した。
しかしながら、主要な玄関口であるスワンナプーム空港の業績は低下したと報告。
同空港は、国内線やエアアジア全便のドンムアン空港への移転のため、10月の国際航空機移動は19,018機から17,691機で6.98%減、国内航空機移動は7,180 機から4,619機で35.67%減となった。
国際旅客は2,998,808 人から3,183,440人で6.16%増加、一方、国内部門は979,383人から 669,474人で31.64%減少となった。
バンコクのドンムアン国際空港は、タイ政府の2空港政策で10月に運営拠点をスワンナプーム空港からドンムアン空港へ転換したエアアジアのお蔭で、航空機移動と旅客輸送のいずれも、3,555 機から7,336機で106.36%増、283,507人から803,332人で183.36%増 となった。
同空港はエアアジア全便の地域拠点となり、再び国際空港に。タイの国内線は全便、ドンムアンを本拠地としているが、タイ国際空港とバンコクエアウェイズは国内線もスワンナプームからの運航を続けている。
北の玄関口、チェンマイ国際空港は10月も成長を続けた。国際線・国内線両方の航空機移動は26.65% (334機から423機) と 15.02% (2,383機から2,741機)で2桁の伸び。国際旅客輸送は44.63% (30,847人から44,614人)の成長だった一方、国内輸送は7.85% (306,728 人から330,808人)の成長率だった。
南の玄関口、プーケット国際空港もまた、すべての部門で成長。国際航空機移動は2,464機から2,690機で9.17%の伸び。国内航空機移動は2,325 機から2,426機で4.34% の伸び。国際線・国内線旅客ともに17.91% (350,848人から 413,669人) と 11.15% (339,816人から 377,695人)で増加した。
チェンライ国策空港は、航空機移動が27.07% (458 機から582機)、旅客輸送が18.83% (73,466 人から87,296人)の2桁成長となった。
ハジャイ(ハートヤイ)国際空港もまた、10月の航空機移動と旅客輸送いずれも増加。航空機移動は1,143 機から1,196機で4.64%上昇、旅客輸送は136,587人から 174,040人で27.42%上昇した。
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http://www.ttrweekly.com/site/2012/11/aot-october-business-is-better/