タランの交差点近くにある、約250年前に建てられたプーケット最古の寺院。タラーンの歴史に関する貴重な参考資料となる寺院といわれています。この敷地は、かつて1785年にビルマ軍のキャンプ場として使用されていました。
この寺院は、「プラナン・ルアッドカオ (白い血を持つ女性)」の伝説が関係しています。伝説によると、ある町に住む支配者の妻は、別の男性と関係を持ったと中傷されました。熱心な仏教徒であったその妻は、罰せられる前に古代インドの叙事詩『ラーマヤナ』に登場するランカ島へ旅に出たいとお祈りしました。その帰りに、タラーン(プーケットの旧名)に立ち寄り、この寺院を建てました。その後、死刑判決を受けましたが、無実であったため、身の潔白を証明するために彼女の血は白くなったと伝わっています。
のちに、「ワット・プラナン・サン(女性が建てた寺院)」 と名付けられ、地元の人々の間で神聖な寺院として信仰されています。古い礼拝堂内には、「三人の王」と名付けられた世界最古にして最大の錫(すず)の仏像が3体が安置されています。
基本情報
名称 | ワット・プラナン・サン |
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名称(英) | Wat Phranang Sang |
URL | https://www.tourismthailand.org/Attraction/wat-phranang-sang |
営業時間 | 08:00~17:00 |
住所 | 148 Moo 1, Thep Krasattri Road Thalang, Phuket 83110 |
アクセス | プーケット国際空港から車で約20分。プーケット・タウンから約30~40分。 |
電話 | 076-311-084 |
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