錫鉱山を経営していたプラ・ピタック・チンプラチャーという華僑が1903年に建てた、シノポルトガル様式の邸宅。2階建ての建物の外観はヨーロッパ風の意匠が取り入れられ、その一方家具などはほとんどが中華風のデザイン。水が張られた吹き抜けの坪庭も見どころです。
プーケットでは、こうした一戸建ての様式は「アンモア・ラウ(Angmor Lounge)=ヨーロッパの建物」と呼ばれています。数多くある「アンモア・ラウ」の中でも、プーケットで最初に建てられたのが、このチンプラチャーハウス。映画の撮影などにも使われていて、家の中には鍵盤が象牙の珍しいピアノや年代物の家具などが並んでいます。現在も子孫が居住しているため、勝手に入ることは厳禁。見学には事前連絡が必要で、保存援助のための寸志をご用意ください。許可のない写真撮影も不可となります。
基本情報
名称 | チンプラチャーハウス |
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名称(英) | Chin Pracha House |
営業時間 | 見学09:00〜16:00。不定休 |
住所 | 98 Krabi Road, Muang District, Phuket |
アクセス | プーケットタウン中心部から徒歩すぐ |
電話 | 076-211-281 |
備考 | 要事前連絡 |
地図 | Googleマップで確認する |