1881年に広東省から移民してきた中国系住民の寄付金によって建立された祠。広東や福建、海南など、大勢の中国人が中国南部からバンコクへ移民してきたラーマ1世(1782~1809年)からラーマ5世(1868~1910年)時代にかけて、各集落にたくさんの寺院や祠が建立されました。その多くが病院や学校を併設しており、このサーンチャオ・クワーントゥン(広東寺)もその典型的な祠のひとつ。境内にある狛犬や柱、屋根のレンガ、鐘などは中国から持ち込まれたものだとか。「ホッ」と言いながら「福」と書かれた赤い門をくぐると、「幸福と富がもたらされる」と伝えられています。観音様のほかに学問にご利益がある神様も祀られている関係で、進学の時期になると子ども連れの姿も多いそうです。
基本情報
名称 | サーンチャオ・クワーントゥン(広東寺) |
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名称(英) | Canton Shine |
料金 | 拝観無料 |
住所 | 511-515 Charoenkrung Rd, Pomprab Satrupai, Bangkok |
アクセス | ワット・マンコン・カマラワート(龍蓮寺)真ん前のチャルーンクルン通りを渡ってすぐにある路地のソイ16内200メートル先の左手 |
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