ランプーン

Lamphun
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チェンマイから南へ約30キロメートル、11世紀頃からラーンナー王国に統合される13世紀末までモーン族によるハリプンチャイ王国の都として栄えていたランプーン。山間盆地にあり北部地方の県の中で最も小さいながらチェンマイやランパーンなどの周辺都市よりもはるか前に仏教が花開き、その中心となった地です。

市街地には現在も隆盛の時代を偲ばせる格式高いラーンナー様式の仏塔がそびえ仏教寺院も数多く残っています。地元住民の多くは、18世紀頃に中国の西双版納より移り住んだタイルー族を祖先とし、細かな浮織りが施された織物など独自の文化を守り伝えています。
国立公園でのトレッキングなど豊かな自然を楽しむこともでき、ラムヤイ(竜眼)祭りが行われる7~8月頃はパレードが町なかを練り歩きます。

ハリプンチャイ王朝の繁栄を偲ぶ [ランプーン市街ほか]

古い石垣が残り、街の至るところにラムヤイ(竜眼)の木が見られるランプーン市街地。中心に高さ46メートルの丸い黄金色のラーンナー様式の仏塔(チェディ)や木造2階建ての三蔵院(ホー・トライ)などが見どころのワット・プラ・タート・ハリプンチャイがそびえ立っています。東へ約700メートル、ワット・チャマ・ティー・ウィー内にある、周囲に60もの仏像が納められた正方形のチェディは、ハリンプンチャイ様式のチェディのなかでも最古のものと言われています。ランプーン市民の足として唯一の乗り物である人力車に乗り、寺院への参拝とともに、ランプーン旧王家の木造家屋や長屋など、閑静な街並みを楽しむこともできます。

歴史ある寺院と伝統工芸の綿織物 [パーサーン]

市内から南西へ約14キロメートル、ランプーン市についで2番目に大きい町パーサーン。ランプーン全域を見渡せる丘の上に建つワット・プラ・プッタバート・タークパーは、ハリンプンチャイ王国初代王妃チャマ・ティー・ウィーゆかりの寺院。さらに南へ約6キロメートル行くと、地元職人による、美しい模様が外観に描かれた真っ白な三蔵院(ホー・トライ)が見どころの、ワット・ノーングアークや、綿の織物が実践・販売されている施設もあり、ランプーンならではの伝統工芸にも触れることができます。

鉄道の駅からトレッキング [ドイ・クンターン国立公園]

標高約1300メートルの小高い山脈に囲まれ、タイ国鉄北線クンターン駅が登山口になっているドイ・クンターン国立公園。山頂まで約4.5キロメートルの遊歩道沿いには、国立公園管理事務所による宿泊施設もあり、山頂からは、ランプーンはもちろん、隣接するランパーン県も見渡せる絶景が広がっています。また、クンターン駅の北側にある、全長約1.3キロメートルのクンターン・トンネルは、タイでもっとも長い鉄道トンネルで、第1次世界大戦下にドイツ人技師が設計したもの。赤いレンガで造られた北側の入り口上部には、国有鉄道所有のシンボルであるガルーダのレプリカが飾られ、記念写真撮影の人気スポットとなっています。

ラムヤイ(竜眼)の収穫祭 [ランプーン市内]

皮をむくとブドウのように半透明で、甘くジューシーな果肉が人気のラムヤイ(竜眼)。山間盆地にあるランプーンは、冬は気温がかなり下がり湿気も低いため、竜眼の生産に適した地域です。収穫期の7~8月頃には、ラムヤイ祭りが催され、ラムヤイの山車が町なかを練り歩き、ラムヤイ娘のミスコンテストが行われるなど、賑やかな町の様子を見ることができます。

ランプーンの基本情報

位置

バンコクから北西で約680キロメートル、チェンマイから約30キロメートル。

隣接する県

チェンマイランパーン

旅の季節

年間を通じて暖かい気候、ラムヤイ祭りは7月下旬〜8月上旬頃。

行き方

鉄道

バンコクのフアランポーン駅から1日6本[寝台車の場合は所要約13時間]。

バス

バンコク北バスターミナル発[所要約9時間]。チェンマイからは15分ごとに運行[所要約45分]。

県内・市内交通

ソンテウまたは3輪車が走行しています。

名物・特産品

ラムヤイ、手織りの綿製品、木彫りなど

主要連絡先

TATチェンマイ 053-248-604
ランプーン警察署 053-511-016
ランプーン駅 053-511-016
ランプーン・バスターミナル 053-511-173
ランプーン病院 053-511-233
キーワード
ランプーン県 ลำพูน ラムプーン県

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