「ロイクラトン」は、灯ろう(クラトン)を川に流す、タイの人々の間で古くから続いている風習で、神への信仰や人と川の深い関わりを現し、「水の祭典」とも呼ばれています。旧暦12月(現在の10月または11月)の満月の夜に、農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、また罪や汚れを水に流し、魂を浄めるお祭りが行われます。川の女神 “プラ・メー・コンカー”へ感謝の気持ちを捧げ、自らを清める意味があります。人々は、バナナの葉や紙で作ったクラトン(灯籠)を、ロウソクや線香や花で美しく飾り、満月を映す水面に流します。川はまるで光の天の川となり、その幻想的な美しい光景に人々は酔いしれます。
2019年のロイクラトン(満月の日)は11月11日。タイ国内各地でロイクラトンのお祭りが開催されます。
◎会場
ローイエット県ソムデット・プラシーナカリン公園およびブン・プラーン・チャイ
Somdet Phra Si Nakarin Public Park and Bueng Plan Chai, Roi Et Province
◎内容
ローイエット県のロイクラトンフェスティバルでは、タイ東北イサーン地方のシンボルと特徴がよく表れています。
●神聖な崇拝式典
●灯ろうと巨大ランタンコンテスト
●環境に優しい灯ろうコンテスト
●ティダ・サケットナコーン美人コンテスト
●フォークダンスコンテスト
●サケットナコーン市レプリカの灯ろうプロセッション
基本情報
名称 | ソンマー・ナーム・クーン・ペン・セーン・プラティープ2019(ローイエット・ロイクラトンフェスティバル2019) |
---|---|
名称(英) | Somma Nam Khuen Pheng Seng Prathip 2019(Roi Et Loi Krathong Festival 2019) |
期間 | 2019年11月10日(日)~11日(月) |
住所 | 75 Chaeng Sanit Rd, Rop Mueang, Mueang Roi Et District, Roi Et 45000 |
アクセス | ローイエット空港から車で約30分 |
地図 | Googleマップで確認する |