『ミシュランガイド 2020』より対象エリアの仲間入りを果たしたチェンマイは、独自の食文化が育まれている美食の街。今回はグルメスポットを巡りながら観光やショッピングも楽しむ2日間のモデルコースをご紹介。お腹も心も満たされるグルメトリップに出かけよう!
《DAY1》地元の人気レストランと観光名所を巡る1日
8:00 ホテルで優雅に朝食
シーン・ブティック・ホテル
1日目は優雅にホテルで朝ごはんからスタート。「シーン・ブティック・ホテル」では、ホテル内であればどこにでも運んでもらえるオールデイ・ブレックファストのサービスが魅力。ベッドの上やプールサイドで朝食をいただく、まるで映画のワンシーンのような体験も! メニューはタイ式と西洋式から選ぶことができます。
ニマンヘミンエリアに昨年11月にオープンしたブティック・ホテル。マイアミからインスパイアされた淡いピンクの壁のプールサイドや、白を基調としたスタイリッシュな客室など、「どこをとってもフォトジェニック」と話題のホテルです。
シーン・ブティック・ホテル
住所:14/23 Cholprathan Road, Chang Phuak Muang 50300 Chiang Mai, Thailand
電話:+66 (0) 5321 5215
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10:00 チェンマイ旧市街周辺の寺院巡り
ワット・ローク・モーリー
朝ごはんの後はチェンマイ旧市街周辺の寺院巡りに出発。数ある寺院の中でもラーンナー様式の建築が見事な「ワット・ローク・モーリー」は、タイの伝統文化財に指定されている寺院。
細やかな装飾が美しい総チーク造りの本堂や、レンガを積み上げたアーチ状の門や仏塔も見どころです。
ワット・ローク・モーリー
住所:229 Manee Nopparat, Sri Phum, Amphur Muang Chiang Mai, Chiang Mai 50200
電話:053-404-039
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ワット・プラシン
チェンマイで最も格式の高い寺院として知られる「ワット・プラシン」はチェンマイ観光で外せない名所。本堂と黄金の仏塔とのコントラストが美しく、本堂の壁に描かれた壁画も一見の価値あり。
ワット・プラシン
住所:Samlan Rd, Tambon Prasing, Amphur Muang Chiang Mai 50200
電話:+66 53 416 027
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ワット・シースパン
「ワット・シースパン」は別名「銀の寺」と呼ばれるユニークな寺院。約600年前に建立された本堂が銀一色に様変わりしたのは2000年代に入ってからのこと。寺院のあるチェンマイの銀細工の村 (ウアライコミュニティー)には銀細工の工房が多く、村人が本堂を銀で改修したことで現在の姿に。タイでも銀色の寺院は珍しく、多くの観光客が訪れます。
ワット・シースパン
住所:Wua Lai Rd, Haiya Sub-district, Mueang Chiang Mai
電話:+66 53 274 705
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12:00 チェンマイ名物、カオソーイの人気店で昼食
カオソーイ・ルン・プラキット
チェンマイの名物料理といえば「カオソーイ」が有名。スパイスを効かせたココナッツミルクベースのカレースープに中太の中華麺を合わせて食べる麺料理で、チェンマイには専門店が点在しています。
「カオソーイ・ルン・プラキット」は、ココナッツミルクの甘みと唐辛子の辛さのバランスが絶妙な濃厚スープが特徴。具材は牛すじ肉と鶏肉があり、牛すじ肉のカオソーイには牛肉でとったスープを、鶏肉のカオソーイには鶏肉でとったスープを使うという徹底ぶり。
カオソーイ・ルン・プラキット
住所:53 Suriyawong 5 Rd, Tambon Hai Ya, Mueang Chiang Mai
時間:9:00〜17:00
電話:+66 83 209 9441
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14:00 「クイーン・シリキット・ボタニカル・ガーデン 」 へ
クイーン・シリキット・ボタニカル・ガーデン
昼食の後は、緑豊かな山中にある「クイーン・シリキット・ボタニカル・ガーデン」へ。ドイ・ステープ国立公園の一角に位置する植物園で、1000haの面積を誇ります。敷地内には熱帯雨林を上から見下ろすキャノピー・ウォークや、蘭やサボテンが栽培されている温室、花々が咲く庭園など、見どころが多くあります。タイ固有種の研究と保護を目的に設立されただけあり、珍しい植物も多く、植物好きなら飽きることのない施設です。
クイーン・シリキット・ボタニカル・ガーデン
住所:ซอย หมู่ 1ซอย 9 Mae Raem, Mae Rim District, Chiang Mai
時間:8:00〜16:30
電話:+66 53 841 234
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HP:http://www.qsbg.org/
16:00 アカ族のコーヒーで人気のロースタリーカフェ
アカ・アマ・コーヒー・リビング・ファクトリー
アカ族の村で採れるコーヒーが人気のチェンマイを代表するコーヒーショップ「アカ・アマ・コーヒー」。「アカ・アマ・リビング・ファクトリー」は、「アカ・アマ・コーヒー」で提供するコーヒーの焙煎を行っているロースタリー兼カフェです。長閑な景色の中で飲む引きたてのコーヒーは格別。店内ではコーヒー豆を販売しているのでお土産にもおすすめです。
アカ・アマ・コーヒー・リビング・ファクトリー
住所:Huai Sai, Mae Rim District, Chiang Mai
時間:9:00〜17:00 / 水曜休み
電話:+66 88 267 8014
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HP:https://www.akhaamacoffee.com/
17:30 ファームトゥテーブルが魅力のレストランで夕食
リム・ピ・ロム
1日目の夕食は、地元の新鮮な野菜や肉などを使ったタイ料理が味わえる「リム・ピ・ロム」へ。決まったメニューはなく、シェフがその日仕入れた食材をもとに料理を決めて提供するスタイルが好評です。料理はどれも馴染みのあるタイ料理がベースですが、食材の組み合わせ方のセンスがよく、絶妙なハーブ使いも見事。洗練されたタイ料理を楽しむことができます。
リム・ピ・ロム
住所:399/52-53 Rim Tai, Mae Rim District, Chiang Mai
時間:11:30〜20:30 / 日曜休み
電話:+66 81 256 7292
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20:00 チェンマイの夜景を眺めながら乾杯
ニマン・ヒル
夕食の後は、「メイヤー・ショッピング・センター」のルーフトップに位置する「ニマン・ヒル」でチェンマイの夜景を眺めながらカクテルタイム。いくつかあるダイニング&バーの中でも「ミスト」のカクテルはユニークなものばかり。ちょっとしたエンターテインメント感覚を味わえるはず!
ニマン・ヒル
住所:6th floor,55 Moo 5,Huay Kaew Road. Chang Phuak
時間:土日営業 6:00〜11:00
電話:+66 52 081 555
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HP:http://www.mayashoppingcenter.com/
《DAY2》グルメ&ショッピング どちらも楽しむ1日
8:00 オーガニックマーケットで朝食
JJマーケット(ジンジャイ・マーケット)
チェンマイ滞在が週末に重なるなら足を運びたいのが週末市場の「JJマーケット(ジンジャイ・マーケット)」。オーガニック農業が盛んなチェンマイらしく、市場に並ぶのはオーガニックの商品ばかり。野菜や果物はもちろん、タイ米や茶葉なども並んでいます。朝食は、新鮮な食材を用いた料理が楽しめるフードコーナーで。地元アーティストのハンドクラフト雑貨が並ぶエリアもお見逃しなく。
JJマーケット(チンチャイ・マーケット)
住所:45 Atsadathon Rd, Tambon Chang Phueak, Mueang Chiang Mai
時間:土日営業 6:00〜11:00
電話:+66 53 231 520
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HP:https://www.facebook.com/jjmarketchiangmai/
10:00 ワローロット市場を散策
ワローロット市場
「JJマーケット」の後は、チェンマイ最大の屋内市場「ワローロット市場」へ。3階建ての建物には、生鮮食料品や衣類、伝統工芸品など約500もの店舗がひしめき合い、活気に溢れています。食品は味見することもできるので現地の味をお土産にするのも一案。
12:00 ミシュランガイド、ビブグルマン掲載店で昼食
ザ・ハウスフード&キッチンバー
「ザ・ハウス・バイ・ジンジャー」はチェンマイ発の雑貨ブランド「ジンジャー」が運営している人気店。『ミシュランガイド タイランド2020』ではビブグルマンに選ばれました。カラフルでポップな内装の店内では、自社のオーガニック農園で採れた食材を使用したタイ料理や西洋料理を味わうことができます。美しい盛り付けにも注目です。
ザ・ハウスフード&キッチンバー
住所:Chang Moi Rd., Tambon Chang Moi, Amphur Muang, Chiang Mai
時間:10時~23時
電話:+66 53 287 681
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14:30 人気カフェでコーヒータイム
ザ・バリストロ
おしゃれでレベルの高いコーヒーショップが続々と登場しているチェンマイ。中でも「ザ・バリストロ」はチェンマイ市内に5店舗を展開する人気のお店。チェンマイ駅の横にある「ザ・バリストロ・アット・トレインステーション」は、駅舎をモチーフにした広々とした空間が印象的。扱っているコーヒー豆は、地元産のものに加え世界中から厳選したもの。コーヒーをベースにしたオリジナルのドリンクメニューも豊富です。
ザ・バリストロ・アット・トレインステーション
住所:46/1 Rotfai Alley, Tambon Wat Ket, Muang, Chiang Mai
時間:8:00〜18:00
電話:+66 65 354 1963
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16:00 ニマンへミン通りでショッピング
ワン・ニマン
おしゃれなショップやカフェが並ぶニマンヘミン通りは、チェンマイを代表するショッピングエリア。中でも2017年12月にオープンしたコミュニティーモール「ワン・ニマン」は、最新のショップや人気レストラン&カフェが軒を連ねるトレンドスポット。チェンマイのブランドやタイ産の商品が豊富に揃っている他、若手クリエーターがオリジナルアイテムを販売するポップアップや、アートイベントも頻繁に行われています。
ワン・ニマン
住所:Suthep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai
時間:10:00〜22:00
電話:+66 52 080 900
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HP:http://www.onenimman.com/
18:30 川沿いのレストランで夕食
フアン・スンタリー
夕食は、伝統的なチェンマイ料理をライブ演奏と共に堪能できるレストラン「フアン・スンタリー」へ。『ミシュラン・ガイド タイランド2020』のビブグルマンにも選ばれた実力派。シグネチャーは北タイ料理のプラッター(前菜盛り合わせ)と、魚に豚肉やカニ身をつめて揚げた贅沢な一皿。レシピはオーナーの家庭の味を再現したものばかり。ちなみにオーナーのスンタリー氏は、一世を風靡した歌手。運が良ければスンタリー氏のライブを聞けることも!
フアン・スンタリー
住所:208 ถ Pa Tan Alley, Tambon San Phi Suea, Mueang Chiang Mai
時間:16:00〜23:30
電話:+66 83 860 8196
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HP:https://www.huansoontaree.com/
チェンマイ旅行はタイ国際航空が便利!
タイ国際航空は、羽田・成田・関空・中部・福岡・札幌の6つの空港とバンコクを結ぶタイのフラッグキャリアです。日本からバンコクまでの運航便数は一週間に合計80便と、日本=タイ間を運航する航空会社で一番多く、バンコクからタイ主要都市を結ぶ国内線も充実しています。
タイ国際航空 Thai Airways
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