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タイ保健省から渡航者に向けて新型コロナウイルス規制措置を更新しました。

タイ国政府観光庁から渡航者の皆様へアドバイス
2020年3月18日（タイ時間午前10時）

タイ保険省は、新型コロナウイルス感染地域、新型コロナウイルス現在進行中の地域・国、その他の地域をフライトの出発地に応じてタイに到着する旅行者の方策に関する詳細を提供しています。

タイ保健省は、タイに到着する渡航者について現在各国・地域を(１)危険感染地域(中国・香港・マカオ・韓国・イタリア・イラン)、(2)感染拡大地域、そして(３)その他の地域の３つのカテゴリーに分類しています。日本は下図の通り、一部の都道府県が(2)の感染拡大地域に指定されていますが、拠点となる日本の国際空港のほとんどが指定地域に当てはまるため、以下に上記(2)及び(3)の地域からタイに入国する場合に必要となる手続きについて最新の情報をお知らせします。タイ王国大使館・総領事館を通じて正式な通達が出ましたら、これに従うこととなります。

（1）危険感染地域からの渡航者について
TAT NEWS（英語）を参照

（2）感染拡大地域からの渡航者について
フランス、スペイン、アメリカ合衆国、スイス、ノルウェー、デンマーク、オランダ、スウェーデン、イギリス、日本（特定の都市、写真1）、およびドイツは、2020年3月13日、19:00の時点で新型コロナウイルス感染拡大が現在進行中の国・地域として指定されています。

タイ政府の2020年3月17日の発表によると、出発空港でのチェックインの前に、渡航者は航空会社に以下の書類を提示しなければなりません。

1.

タイに到着する渡航者は、健康に関する質問票（T.8フォーム　）およびタイ空港公社(AOT)によるスマートフォン用アプリケーションの質問欄に正確かつ虚偽のないよう記入する必要があります。

2.

発熱があり、鼻水、のどの痛み、呼吸困難の症状の少なくとも1つがある渡航者は、タイに到着した直後に検疫所の疾病管理官に通知する必要があります。

3.

すべての渡航者は、サーモグラフィースキャンによる発熱検査を通過します。監視が必要な渡航者は、指定された病院を紹介します。

4.

すべての渡航者は、ホテルやその他の滞在先にて14日間以上の自己監視(これは隔離されることなく監視をすることを意味します)にて各自の健康状態を注視するよう推奨しています。

*外国人渡航者は、滞在先が宿泊施設であるか、自宅であるかを問わず、この場所はタイ国政府に申告された住所と一致していなければなりません。
*外国人渡航者は、疾病管理官との連絡に備え、常に訪問先、移動手段などについて記録しておくよう努めてください。
*外国人渡航者が臨床症状を示した場合、3時間以内に疾病管理担当者に報告する必要があります。その場合には、ホテルまたはその他の滞在先から外出するためには、担当官からの許可を得て、その指示に従がう義務があります。

（3）その他の地域からの渡航者について
日本の感染拡大地域に指定されている都道府県以外から直接タイ国に渡航する場合のみ、こちらを参照ください。
タイ到着時に発熱が確認され、さらに鼻水、のどの痛み、呼吸困難のうち少なくとも１つ以上の症状が認められる場合、渡航者はタイ到着後ただちに検疫所の疾病管理官に申告しなければなりません。
全ての渡航者は、サーモグラフィースキャンによる体温検査を通過します。疾病の症状が認められた場合、疾病管理官がより渡航や健康状態についてより詳細に確認をし、推奨事項を伝えます。
渡航者は良好な衛生状態のもと、混雑した場所への訪問を回避する、しっかり火の通った食事を摂る、食器類を他人と共有しない、頻繁な手洗いを徹底する、衛生マスクを着用するなどの方法で自身の防疫と健康管理に努めてください。また、やむを得ず咳やくしゃみをする際には、適切な方法で口と鼻を覆うよう心掛けてください。

前述のタイ入国時の対策については、現在陸・海・空路を問わず、タイ国46の入境地点にて実施されています。また、これらの対策に関して、タイ保健省からの発表は状況に応じて随時更新・変更される場合がございます。最新情報の収集に努めるようご協力をお願いいたします。

タイにおける新型コロナウイルス関連の最新情報は、TATニュースルーム及びタイ国保健省疾病管理局にてご確認いただけます。

【写真1】

◆2020年3月18日　タイ政府広報発表
◆タイ国政府観光庁ニュースルーム（英語）
◆タイ保健省