トムヤムクンは8位、ソムタムは46位
タイ国政府観光庁(TAT)は、CNNトラベルがタイのマッサマンカレーが「世界の美食トップ50」の1位に、トムヤムクンが8位に、ソムタム(パパイヤのサラダ)が46位にランクインしたことを発表しました。
ユタサックTAT総裁は、「このリストはタイ料理が世界クラスの料理として、その評判が認知されているという証です。タイは食通をうならせる観光地と言えます。COVID-19の状況が改善したら、世界中から観光客や食通が料理の旅に出るでしょう。タイは個性豊かなそれぞれの地域でタイ料理を通してタイらしさを探求する準備ができています。」と述べました。
CNNTravel Worldの「美食トップ50」リストは、2011年、2017年そして、最新版が2020年9月に発表されました。
3つのタイ料理は次の通りです。
1位: マッサマンカレー(タイ)
カレーの王様、また食の王様とも言える。スパイシー味、ココナッツ風味、甘味、旨味が個性的。スーパーで買ってきたソースの小袋でさえ、手抜き料理をする人をミシュラン級に迫る腕前にしてくれる。 お米のおかげで、カレーソースを最後の一滴まで平らげることができる。「微笑みの国」は、単なるタイのマーケティングのキャッチフレーズではない。世界一の美食が街角にいたるところで売られている土地で生まれた重みのある言葉だ。
8位:トムヤムクン(タイ)
タイを代表するこの料理は、エビ、ふくろ茸、トマト、レモングラス、 ガランガル、バイマックルーが入っている。ココナッツミルクやクリームを入れる場合もある。元気が出るこのスープは、酸味、塩気、辛味、甘味がひとつになったタイならではの豊富な味覚を味わえる。そして何よりも価格が安いのがうれしい。
46位:ソムタム(タイ)
タイで一番知名度の高いサラダの作り方:ニンニク、唐辛子をすり鉢とすりこぎでつぶす。タマリンドジュース、魚醤、ピーナッツ、乾燥エビ、トマト、ライム果汁、サトウキビペースト、サヤインゲンと、細切りのグリーンパパイアを一握り加え軽く混ぜる。付け合せは餅米。カニ(som tam boo)と魚醤(som tam plah lah)で作るバージョンもあるが、オリジナルの風味とシンプルな優美さにはかなわない。