モー夫人とは、ナコーンラーチャシーマーの市内にあるターオ・スラナーリー記念碑にもなっているタイの偉大なヒロインです。記念碑は、街の人々を守るモー夫人の守護霊を宿した聖地にもなっています。
コラート(現在のナコーンラーチャシーマー県)は、領主がバンコクに出かけていた留守中に、現在のラオスから侵略を受けます。その時に、領民と協力してラオス軍撃破のために活躍したのがモー夫人でした。ラーマ3世にその功績を称えられ、後に「ターオ・スラナーリー」の称号を与えられました。彼女のこうした慈悲深い精神と勇敢さは愛国者として尊敬されていて、参拝者が絶えません。参拝者の多くは、合格祈願や開運、心願成就を祈願します。
ターオ・スラナーリー像は高さ1.85m、重さ325kgの青銅で造られています。銅像は右手で剣を持ち、左手を腰に当てた立ち姿で制服を着て、顔はバンコクのある西を向いています。タイの一般庶民の女性としては、最初の記念碑です。
現在では、モー夫人の勇気を称賛する式典が、毎年3月23日から4月3日まで市庁舎前で行われています。
基本情報
名称 | ターオ・スラナーリー記念碑 (モー夫人) |
---|---|
名称(英) | The Memorial Monument of Thao Suranari (Lady Mo) |
URL | https://www.tourismthailand.org/Attraction/the-memorial-monument-of-thao-suranari-lady-mo |
住所 | Ratchadamnoen Road, A. Mueang, Nakhon Ratchasima 17000 |
アクセス | ナコーンラーチャシーマー市内の中心部より徒歩約10分 |
地図 | Googleマップで確認する |