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~タイ・ムスリム~心にヒジャーブを身に纏いその暮らしに触れる体験ツアー:バーン・ターカオ・コミュニティ|パンガー県
パンガー県ヤオノイ島にある「バーン・ターカオ」に住む人々は、タイ南部のトラン県から移住したといわれていて、ほとんどの人がイスラム教です。シンプルでありながら魅力的なライフスタイルで、興味深いアクティビティを通じて観光客に暮らしぶりを伝えています。彼らの素朴な人柄やコミュニティの人々の温かさに触れる貴重な体験ができます。
1. バーン・ターカオ・コミュニティの観光案内所でコミュニティについてのレクチャー
2. パンダンリーフ織りとバティック・ペインティング(ろうけつ染め)の絵付けの手工芸品作り体験
3. 伝統的なフィッシュ・トラップ(魚を獲る網)作り体験
4. ヤオノイ島の名所・ターカオ滝へ散策
5. “マー・マナ”(マナお母さん)の家を訪れて、伝統的なお菓子“カノム・キーモッド”やエビのチリペーストなどバーン・ターカオの名物料理作り体験
6. 海に囲まれたライスフィールドを散策
7. 愛情を込めて作った新鮮なシーフードを使った食事
*事前にコミュニティにアクティビティの内容を確認することをお勧めします。
1. バーン・ターカオ・コミュニティの観光案内所でコミュニティについてのレクチャー
観光案内所では、コミュニティの人たちが鮮やかな色のヒジャーブで温かく迎えてくれます。イスラム教の伝統では、母親は「マー」、姉妹は「ガ」、兄弟は「バン」と言います。愛情を込めてそう呼んでみてください。
2. パンダンリーフ織りとバティック・ペインティング(ろうけつ染め)の絵付けの手工芸品作り体験
私たちは、コミュニティの知恵によって生み出された製品を通して、そのコミュニティについて学ぶことができます。パンダンリーフ織りで使われている葉は、私たちがよく知っているパンダンリーフではありません。この村のパンダンリーフは、とげのある細くて鋭い葉を持っているので、手間のかかる適切な処理が必要です。タイ南部の名産品でもあるバティック・ペインティングは、鮮やかな色彩と絵柄で観光客にも人気。生地に描かれている絵柄は、コミュニティの文化的アイデンティティを示していています。バーン・ターカオ・コミュニティのハイライトは黄色い大きなくちばしが特徴的なサイチョウ科の黒い鳥が描かれています。
パンダン葉織り体験の費用500バーツ~、バティック・ペインティング(ろうけつ染め)200バーツ~/人
3. 伝統的なフィッシュ・トラップ(魚獲り網)作り体験
80歳の“メン”おじいさん”を訪ねて、木材の調達やワイヤーを伸ばして編んでいく工程を体験し、自分の魚獲り網を一から作ります。なぜ既製品ではなく自分で作るのかと“メン”おじいさんに尋ねると、「市場で売られているものに満足していないので、思い通りの網は自分で作った方がいい」との答えでした。漁業は、このコミュニティの生活を支えているものであり、村のことを知る上で重要な風習です。
伝統的なフィッシュ・トラップ(魚獲り網)作り体験費用1回あたり300バーツ~/人
4. ヤオノイ島の名所・ターカオ滝へ散策
ローカルの乗り物でターカオ・ビーチに沿って狭い道まで進み、そこから徒歩で50メートル足らずで歩くと、1段の滝があります。さほど大きくありませんが、地元の子供達がジャンプして楽しく遊んでいる様子を見かけるかも知れません。滝の水源が頂上にあるということは、ヤオノイ島が豊かな森林資源に富んでいることを示しています。小さな島の素朴な自然を感じてみてください。
5. “マー・マナ”(マナお母さん)の家を訪れて、伝統的なお菓子“カノム・キーモッド”やエビのチリペーストなどバーン・ターカオの名物料理作り体験
“マー・マナ”(マナお母さん)の家では、伝統的なお菓子“カノム・キーモッドが用意されています。削ったココナッツの果肉を米と砂糖などと混ぜて炒めて作ります。他にも有名なのは、エビのチリソースで作り方を教えてくれます。
名物料理作り体験費用100バーツ~/人
6. 海に囲まれたライスフィールドを散策
山の景色に囲まれた広大な田んぼがこんなに標高の高いところにあることを体感すると、私たちがアンダマン海の真ん中にいることを実感できます。ヤオノイ島人々は、自分たちの島で稲作の伝統を守り、継続していこうと努めています。ここでの稲作は、100年以上にわたりコミュニティの人々に安定した食料源と収入を提供してきました。また、コ・ヤオ米(ヤオノイ島産米)は、地元の土壌に海水と淡水が混ざり合うことで、独特の風味を生み出しています。
7. 愛情を込めて作った新鮮なシーフードを使った食事
メニューは、その日にとれた食材によって変わりますが、ゲーンソム、アンダマン海で獲れた魚のフライ、チリペースト(ナムプリック)や食後のデザートにヤングココナッツ入りのブアローイ(ココナッツミルク入り白玉団子)などがテーブルに並びます。まるで家族や友達と一緒に食事をしているような雰囲気で、耳に心地よい南部の方言を聞きながら美味しい食事を味わい、まるでコミュニティの一員になったかのような温かい気持ちになれます。
バーン・ターカオ・コミュニティまでのアクセス:
車で行く場合、クラビもしくはプーケット方面からヤオノイ島へアクセス、桟橋に着いたらコミュニティにピックアップの連絡。(駐車場とボートあり)
公共交通機関を利用する場合は、船着き場がある3県からアクセス可能です。
1)パンガー県からの場合:パンガー市場からミニバンに乗って、バーンターターン船着き場で下車。そこから大型ロングテール・ボートに乗船。一日一便のみ、出発は12:00~12:30の間。
2)プーケット島からの場合:プーケット中央市場からプーケット=パークロク=バーンローン線のミニバンに乗って、バーンローン船着き場で下車。そこから船に乗船。
3)クラビ県からの場合:クラビ市内のバーンタラートカオ市場からミニバンに乗って、ターレン船着き場で下車。そこから船に乗船し、ヤオノイ島に着いたらコミュニティにピックアップの連絡。
【問い合わせ】
Mr. Prapun Benahmhad(プラパン・べンアーマット) Tel.083-395-5885, Mrs. Sawittri Benahmhad(サーウィットリー・ベンアーマット)Tel.089-646-1891
基本情報
名称 | バーン・ターカオ・コミュニティ |
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名称(英) | Baan Tha Khao Community |
URL | https://cbtthailand.dasta.or.th/webapp/reviewTravel/content/5/ |
住所 | Ko Yao Noi, Ko Yao District, Phang Nga 82160 |
電話 | 083-395-5885 / 089-646-1891 |
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