タイ北部ラーンナー式健康志向のライフスタイルを体験しながら新しいスタイルで旅を楽しむ
このコミュニティの人々は、バランスの取れた食生活、健康的な生活、そして、十分な睡眠が免疫力を高め健康な暮らしに繋がると信じています。チェンマイ県ハンドン市にあるバーン・ライゴーンキン・コミュニティで、地元の伝統的な知恵を通じて生き方を学び、発見することができるヘルスツーリズムの旅へ出かけましょう。
1. よく食べる – 有機野菜の収穫
2. よく生きる – 村を散策して質素な生活を学ぶ
3. よく眠る – ホームステイ先で質の良い睡眠
4. よく呼吸する – 田園地帯できれいな空気を味わいながら自転車で散策
5. 良い知恵 – ラーンナーの知恵で心身をリラックス
6. 良いハーブ – 地元の知恵が詰まったハーブ製品で不調を緩和
7. 良い心 – ワット・トンクウェンで僧侶に敬意を払い、ラーンナー建築の寺院を見学
*事前にコミュニティにアクティビティの内容を確認することをお勧めします。
1. よく食べる – 有機野菜の収穫
バーン・ライゴーンキン・コミュニティで、素朴な生活を体験しましょう。まずは、夕食で食べる無農薬野菜を収穫します。グリーンシーズン(雨期:5~10月)には、この時期だけに収穫できる高級きのこ”ヘット・ポ”(ツチグリ/土栗)が食べられます。季節の野菜は、畑やプランターから収穫します。
2. よく生きる – 村を散策して質素な生活を学ぶ
バーン・ライゴーンキン・コミュニティの人々のことをもっと知るために、村の人々に思い切って話しかけてコミュニケーションをとってみてください。コミュニティを散策していると、家庭菜園をしている民家が多いことに気付きます。多くの村人が野菜などを自給自足しています。壁に沿って並べて置かれているプランターで育てているのは、無農薬の有機野菜です。
3. よく眠る – ホームステイ先で質の良い睡眠
自分たちで育てた食材を使ったタイ北部の伝統的な郷土料理”カントーク”で楽しい夕食のひとときを過ごしてください。メニューは、きのこサラダの”ヤム・ヘット・ポ”、具がいろいろ入ったカレー”ゲーンホ”、茹で野菜につけて食べるディップ”ナムプリック・ナムプー”や”ナムプリック・ターデーン”などです。食事の後はホームステイ先でゆっくり休み、質の良い睡眠をとってリラックスします。
食事+宿泊代350バーツ~/人/泊
4. よく呼吸する – 田園地帯できれいな空気を味わいながら自転車で散策
翌朝は、チェンマイで美しいといわれているサイクリング・コースのひとつへ案内します。コースは、ドイ・ステープ・プイ国立公園内にあるメーヒア植物園沿いの道です。季節ごとに様々な花が咲き乱れ、新緑の木陰のトンネルを通り抜ける、まさに自然を体感するルートです。
5. 良い知恵 – ラーンナーの知恵で心身をリラックス
サイクリングが終わった後は、タイ北部に伝わる伝統的な温熱マッサージ「ヤムカン(YumKhang)」でリラックス。マッサージ師のソングアン・ブアオーン先生が”プライオイル”と呼ばれるハーブやスパイスを混ぜた黄色のセサミオイルを自分の足の裏に塗り、熱した鋤(すき=タイ語でカン)の上で温めた後、その足裏で患者の患部にマッサージしながらオイルを塗り込んでいきます。痛みを緩和し、心身ともにリラックスでき、頭痛、肩こり、腰痛などにも効果がある施術法です。鋤は、土の中の雑草の根を切るのに使用される農具で、アンチモンを含む金属合金でできています。古代から継承されている鋤のおかげで畑を耕すことができ、収穫した米をたくさん食べてこられたので、このコミュニティでは鋤は神聖な道具と信じられています。また、薬としても使用できるミネラルの成分が含まれていると考えられています。現在は、ライフスタイルの変化とともに現代医学が簡単に受けられる(手に入る)ようになったため、昔ながらの知恵はだんだんと消滅しています。バーン・ライゴーンキン・コミュニティは、人々の生活に寄り沿いながら、文化、信仰など、先人の知恵を先代から代々受け継ぐべきものと考えていて、”ヤムカン”というマッサージを地域ブランド化し、今あるものに付加価値を付け、地域経済活性化を促進しています。
“ヤムカン”マッサージの体験料金1,000バーツ~/人
6. 良いハーブ – 地元の知恵が詰まったハーブ製品で不調を緩和
バーン・ライゴーンキン・コミュニティの地域医療の中心であるヘルス・ケア・センター「フアン・ラクサー・スカパープ(Huen Ruksa Sukapap)」では、タイ古式マッサージ、ハーブマッサージ、オイルマッサージ、フットバス、ハーバルスパなどを提供しています。ハーブ製品ブランド「スックサイアム(SOOKSIAM)」は、タイ北部ラーンナー・スタイルのハーバルボール、虫よけ用のレモングラス、ウコンのマッサージオイル、嗅ぎ薬”ヤードム”、液体せっけんなど様々な製品を販売していて、お土産にも最適です。
ワークショップに参加すると、ハーブについて学びながら自分だけのオリジナルハーバルボールを作ることができます。
7. 良い心 – ワット・トンクウェンで僧侶に敬意を払い、ラーンナー建築の寺院を見学
ワット・トンクウェン(別名:ワット・インタラーワート)は、1858年に建立されたタイ北部特有のラーンナー建築様式が見事な寺院です。境内に入ると、正面に木造のウィハーン(仏堂・礼拝堂)“Sala Jaturamook Silpa Lanna”(サーラー・チャトゥラムック・シラパ・ラーンナー)があり、その周りを回廊が囲んでいます。屋根が重なった美しい仏堂は、タイ北部ラーンナー様式の美しい建築物で、時代劇をはじめ、テレビドラマや映画など様々な作品の撮影ロケ地としても選ばれていて、コミュニティの散策だけではなく映画やドラマが撮影されたロケ地が観光できる貴重な体験もできます。
バーン・ライゴーンキン・コミュニティまでのアクセス:
チェンマイ国際空港から車でルート108とルート121 経由でトンクウェン交差点まで進み、その後ルート1269経由で直進、2kmほどでバーン・ライゴーンキン・コミュニティに到着。(チェンマイ国際空港からの距離は約13km、所要時間約30分)
ホームステイの連絡先:
Mr.Somsak Intachai (ソムサック・インタチャイ)Tel.092-515-5652 / Ms.Suphan Intachai(スパン・インタチャイ)Tel.061-195-9551
基本情報
名称 | バーン・ライゴーンキン・コミュニティ |
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名称(英) | Baan Rai Gong Khing Community |
URL | https://cbtthailand.dasta.or.th/webapp/reviewTravel/content/9/ |
住所 | Ban Kong Khing Rd, Nong Kwai, Hang Dong District, Chiang Mai 50230 |
アクセス | チェンマイ国際空港から車で約13km (約30分) |
電話 | 092-515-5652 / 061-195-9551 |
備考 | https://www.facebook.com/baanraikongking/ |
地図 | Googleマップで確認する |