「ケーンクラチャン国立公園」は、タナオスィー山脈全体とペッチャブリー県西部からプラチュアップキリカン県にあるホアヒンに至るまでの広範囲をカバーするタイ国内最大の国立公園。多様な大自然の源で、この地域の主要河川であるペッチャブリー川とプランブリー川の源泉があります。
国立公園は、豊かな雨が作り出した多種多様な植物相や動物相で構成されていて、乾生フタバガキ、混生落葉樹、乾生常緑樹、山岳常緑樹など幾種かの森林があります。また、国立公園のエリアは、北方鳥と南方鳥の分岐点となっていて300種以上の野鳥が見られ、一年を通してバード・ウォッチングが楽しめます。
その他、この広大な自然の中には野生の象やバイソン、鹿などの動物、そして色とりどりの蝶も生息。野生動物を観察しながらのトレッキングやゴムボート・ラフティングで大自然が作り出した景観を堪能することができ、タイ国内有数のバード・ウォッチングやエコ・ツーリズムの場所として広く知られています。2021年7月にユネスコ世界自然遺産にも登録されました。
基本情報
名称 | ケーンクラチャン国立公園 |
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名称(英) | Kaeng Krachan National Park |
営業時間 | ビジターセンター:毎日08:30~16:30までオープン(8~10月は閉館) |
料金 | 入場料:大人300バーツ、子供200バーツ |
住所 | Song Phi Nong Kaeng Krachan Phetchaburi 76170 |
アクセス | バンコク市内から約190km、ペッチャブリー県から20km南下して右折後公園ゲ一トまで約38km |
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