チェンライ市内から車で約1時間半のところにあるアカ族の村。「アカ」とは「川から遠く離れる」ことを意味する言葉で、かつて川沿いに暮らして伝染病にかかった経験から、先祖代々川から遠く離れた山間部の急斜面で暮らすようになりました。
アカ族の村には、約300人が居住しているといわれており(2020年6月)、チェンライ、チェンマイ、パヤオ、ナーン、ランパーンなどタイ北部全体では87,429人(2016年の統計)のアカ族が暮らしています。山岳民族の中で最もカラフルな民族衣装を身にまとっています。
もともとは、ミャンマーから紛争などを避けて1972年に移動してきた移民で、当初はケシの栽培をしていましたが、現在は米、豆、お茶、トウモロコシ、コーヒー、野菜の栽培のほか、豚、鶏、アヒル、山羊、牛、水牛などの家畜を飼育しています。自給自足で持続可能な農業形態を実践しています。村に住む子どもたちは近くの学校へ通っていて、タイ語も達者です。
村の南北には、鳥居のような門と裸の男女の人形1体ずつが祀られています。アカ族にとって神聖なものとされていますので、訪れた際には触れないようにご注意ください。
基本情報
名称 | アカ族の村 |
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名称(英) | Akha Hilltribe Village |
料金 | 無料 |
住所 | 57240 Mae Fa Luang, Mae Fa Luang District, Chiang Rai 57240 タイ |
アクセス | チェンライ市内から車で約1時間半 |
地図 | Googleマップで確認する |