ランタ島(クラビ)

Lanta Island
ランタ島(クラビ)
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クラビ県の南端、アンダマン海に突き出たようなかたちのランタ・ヤイと、ランタ・ノイという二つの島からなるランタ島。約27kmに及ぶ美しい海岸線にうっそうとした森やマングローブ林、また周辺に世界有数のシュノーケリングやダイビングスポットが点在することで知られています。このランタ島を中心とした周囲25の島々によるランタ諸島は、その全体が海洋国立公園に指定されており、近年はその手つかずの美しい自然と孤島でのリゾートライフを求めて、欧米人を中心とした観光客の間で静かなブームを呼んでいます。「海の民」モーケン族の故郷でもあり、モーケン族の伝統的なお祭りも魅力のひとつです。

美しいビーチがすぐ目の前、憧れのリゾートステイ[ランタ・ヤイ島]

ランタ諸島のなかで、もっとも賑やで周辺諸島へのアクセス拠点となるランタ・ヤイ島。まだ旅行者も少なく、静かなリゾートステイを楽しむことができる穴場です。アンダマン海に面した約27kmにおよぶ西海岸は、透明度の高いエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が広がっており、大小9つのビーチが点在しています。リゾートホテルはビーチのすぐ目の前にあり、海水浴やスパ、そしてアンダマン海に沈む夕陽を眺めながら新鮮なシーフードを堪能するなど、誰もが憧れるような休日をゆったりとした時間の流れの中で楽しむことができます。

コーラルにイソギンチャクのウォッチング [ランタ諸島周辺のダイビングポイント]

ランタ・ヤイ島の南へ約30km、真っ白な砂浜と美しいコーラルで知られるロック・ノーク島とロック・ナイ島。穏やかな斜面には生き生きとしたハードコーラルをはじめ、イソギンチャクのまわりをバタフライフィッシュやクマノミなど熱帯のカラフルな魚たちが舞う光景が広がります。付近にあるハー島では、スイムスルーできる巨大な洞窟が人気ポイントのひとつです。

色とりどりの魚にうっとり[ランタ諸島周辺のシュノーケリングポイント]

ランタ・ヤイ島の北部に位置するサーラー・ダーン船着場からは、ロック島やンガイ島、お隣トラン県のムック島までアイランドホッピングも可能です。真っ白なパウダーサンドにエメラルドグリーンの海が広がるシュノーケリングポイントへは、スピードボートですぐに到着。色とりどりの魚たちと戯れることができます。ムック島にある、光が海水に反射して洞内が青く輝くことから名づけられた、エメラルド・ケーブという洞窟も有名です。

シーカヤックで離島やマングローブ林へ[ランタ・ノイ島とランタ・ヤイ島 (東海岸)]

ランタ・ノイ島の海岸線とランタ・ヤイ島の東海岸をはじめ、周辺の島々はマングローブ林に覆われ、カヤックでの散策に最適です。ランタ・ヤイ島の少し東にある石灰岩の峡谷を有するタラベン島には、干潮時に出現するタム・トアキョウと言う小さな洞窟があります。中に入って、洞内が海水の反射でエメラルド色に輝く様を見ることも可能です。ランタ島の海域は波が穏やかで、カヤックが初めての人でも安心して楽しむことができます。

「海の人」モーケン族の伝統に触れる[ランタ・ヤイ島南部]

プーケットやクラビ、トランなどが面するアンダマン海では、昔から「海の人」と呼ばれるモーケン族(チャオレー族とも呼ぶ)が、周辺を舟で移動しながら暮らしてきました。数十年前から各地で定住をするようになりましたが、なかでもランタ・ヤイ島の南、バーン・ホアレームとバーン・サンカー・ウーは彼らの故郷のような場所。毎年陰暦6月と11月の満月の夜には、ロイルアー祭りが催されます。お祭りの当日、近くに住むモーケン族の人たちがここに集い、森から切り倒した木材で小舟(ルアー)をつくり、そこに村人の髪や爪を乗せて海へ流す(ロイ)ことで、祖先の供養とともに村の災いを払う習慣が残っています。小舟が完成するまで、女性たちが音楽やダンスでお祭りを盛り上げる様子を見学することもできます。

基本情報

位置

クラビから南へ約50km

隣接する県

プーケットクラビトラン

旅の季節

乾期は11月〜3月で、4月〜5月が暑期、6月〜10月がグリーンシーズン

乾期〜暑期

気候も良く、ダイビングをはじめとしたマリンスポーツを楽しむにはこの時期が適しています。

グリーンシーズン

スコールはありますが、一日中ずっと降り続くわけではありません。木々の緑や花々が美しい季節です。西に面したビーチはモンスーンの影響を受けやすく波が高くなるため、マリンスポーツを楽しむ際には注意が必要です。

行き方

クラビから:船

ランタ島行きの定期便が毎日1便、午前11時30分にクローンジラード船着場から運行[ハイシーズン(10月~5月)のみ/所要約2時間]。
バーン・ホアヒン船着場からランタ・ヤイ島経由ランタ・ノイ島行きボートが30分毎に運行[ハイシーズン(10月~5月)午前06:00~10:00、ローシーズン(6月~9月)午前06:00~08:00/所要約30~45分]。

クラビから:ワゴン車

タイミリタリー銀行向かいのマハラート・ソイ6から08:00~17:00の間、1時間毎にランタ・ヤイ島行きのワゴン車が運行。ひとり200バーツ[通年/所要約2時間30分]。

トランから:船

ハットヤオ船着場またはハットチャオ船着場から、毎日午前10:00にスピードボートが運行[ハイシーズン(11月~4月)のみ/所要約1時間30分]。

トランから:バス

トラン・バスターミナルから1時間毎に公営エアコンバスが運行。クローントーム郡で下車し、ランタ島行きの車に乗り換え。

トランから:ミニバス

K.K.トラベル&ツアーが運営するミニバスがトラン鉄道駅前から、午前09:00、11:00の1日2本運行。ひとり110バーツ(フェリー料金は別)[所要約2時間30分]。

県内・市内交通

主要なビーチとタウンの間は、ソンテウとトゥクトゥクが走行していますが、本数はあまりありません。

名物・特産品

シーフード

主要連絡先

TATクラビ・パンガー

075-622-163, 075-612-811, 075-612-812

ポリス・ステーション アオナン

075-637-208

ポリス・ステーション ランタ島

075-697-085

クラビ病院

075-611-212

ランタ病院

075-218-018

キーワード
ランタ島 ランター島 ランタヤイ島 クラビ県 クラビー県 อำเภอเกาะลันตา เกาะลันตา

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