トラート
バンコクから約315km。カンボジアと国境を接するタイの南東端に位置するトラート県は、白い砂浜やサンゴ礁が美しい海、マングローブ林に恵まれ、いまだ手つかずの自然が残る風光明媚なエリアです。地名の語源はこの地に豊かに生えている木「クラット」だと伝えられています。大小50以上の島々が点在し、豊かな漁業資源とたわわに実る色とりどりのフルーツが産業を支えています。
トラート県は、格式ある寺院が点在する歴史ある地区や、多くの島々に囲まれた海洋国立公園のチャーン島など、合わせて7つの郡から成ります。観光地として人気のチャーン島ではマングローブ林をボートで進む川下りや、アイランドホッピングで周辺の島巡りが人気です。大自然を思う存分満喫できるトラート県は、知られざる美しき秘境のリゾート地と言えます。
- 2024/10/08
- 2024/07/11
- 2024/07/11
ムアン・トラート Mueang Trat
トラートの歴史を物語る自然豊かなグリーンシティー
市内の市営市場とアユタヤ銀行からソンテウ(乗り合いバス)が運行しています。18時以降の利用は貸し切りで、料金は運転手と要交渉。
ワット・ブッパラーム
タイ最古の木造礼拝堂を誇る、アユタヤ時代に建立された寺院ワット・ヨター・ニミット (ボート寺院)
トラート地域で唯一の王室寺院。タークシン王の時代に建立された寺院シティー・ピラー廟
市柱はタイ人と中国人の友好の証
バーンターラネのマングローブ林
樹齢100年を超える木々が茂るマングローブ林クロンバーンプラ地区
古い家や印刷所、診療所などが建ち並ぶ趣のあるエリアソムポート農園で農業体験サラを味わう
甘くて新鮮なサラを味わえる果樹園ツアーも魅力
クロン・ヤイ Khlong Yai
白砂のビーチが続く美しい海岸線の町
トラート市内からクロン・ヤイまでの距離は約74km。市営市場(Municipal Market)からソンテウ(乗り合いバス)が運行しています。06:00〜18:00の間に出発。運賃は80バーツ。
バンチュアン・ビーチ
青い海と青い空、どこまでも続く水平線が美しいビーチカラフルなクラゲのパレード
ビーチ周辺の海面にさまざまな形のクラゲが浮かぶタイで最も細い国境の町
ハット・レック地区に位置するタイで最も狭い場所
レーム・ンゴップ Laem Ngop
トラートの島々を望む風光明媚な港町
トラート市内からレーム・ンゴップまでの距離は30km。市営市場(Municipal Market)からソンテウ(乗り合いバス)が、06:00〜運行しています。運賃は20バーツ。スワンナプーム国際空港からバス(No.917)が、毎日08:20と10:20に、運行しています。
バーン・ナム・チャアオ
地元に愛されている帽子が有名チャーン島海軍記念館
チャーン島海軍の戦いの軌跡などの展示があるレーム・ンゴップ・ビューポイント
どこまでも広がる空と真っ直ぐに伸びる水平線の美しさ
ボーライ Bo Rai
トラート市内からボーライまでの距離は約53km。ソンテウ(乗り合いバス)が走っていないため、車をチャーターして約40分。
クロン・ケオ滝の国立公園
天然のせせらぎの音に心身ともにリフレッシュ宝石市場
トラート県内のルビーやガーネットの生産地
カオ・サミング Khao Saming
ムアン・カオ・サーン・タム寺院
驚異の石群を間近で見られる貴重なスポット
トラートの島々へ出かけよう
大小様々な島があるトラートでは美しいビーチを巡るアイランド・ホッピング
チャーン島
タイで2番目に大きな島は、自然豊かなリゾートアイランドクット島
タイで4番目、トラート県では2番目に大きい島マーク島
美しい景観を楽しめる入り江が、島中に点在
チャーン島へ Ko Chang
自然のダイナミズムを感じる秘境のリゾートアイランド
チャーン島は、プーケットについでタイで2番目に大きな島。島が象の形に似ていることから、タイ語で象の島=チャーン島と名付けられました。海洋国立公園でもあり、美しいビーチとサンゴ礁、肥沃な土壌に育まれた緑豊かなリゾートアイランドでもあるチャーン島は、のんびりバカンスを楽しむには最適。ただし、5月から10月はモンスーンの影響を受け、アクセスできない日もあるので要注意。11月から5月がベストシーズンです。
トラート空港からレーム・ンゴップへ車で約20分。
1. ナチュラル・ベイ船着場からアオ・サッパロット船着場まで所要時間約25分(発着時間06:30~19:00)、45分おきに出発。
フェリー・コ・チャーン社 TEL: 081-943-5872 往復 120B
2. センターポイント船着場からダーン・カオ船着場まで所要時間約40分(発着時間06:00~19:30)、1時間おきに出発。
センターポイントフェリー TEL: 039-538-196
※島内の移動はソンテウ(乗り合いバス)があり、料金は交渉制です。
ホワイト・サンズ・ビーチ
ココナッツの木が並ぶ長さ約6kmのビーチカイベー・ビーチ
目の前には島々が点在する海が広がるクロン・パラオ・ビーチ
カイベー・ビーチとつながっている遠浅の長いビーチ
クロン・プルー滝
泳げばフィッシュ・スパのように魚が沢山集まるバーン・サラコック
タイ式ボート(マッドボート)の旅マングローブ・ウォークウェイ
マングローブを散策しながら楽しめるトレイルコース
チャーン島近郊の島へ
バン・バオ船着場から船に乗って島々へ出発!シュノーケリングやダイビング、散策を楽しみましょう。
名産品
ルビー Ruby
トラートは貴重なシャムルビーの産地として有名。近年は採石量が減り始めており、稀少価値が高くなっています。イエロー・オイル(ナム・マン・ルアン) Namman Lueang
古くから愛されているハーバル・アロマ・オイル。マッサージに使えば肩こりや風邪の諸症状などを和らげてくれます。サラ Sala
フルーツの種類が豊富なトラートでも、もっとも有名なサラというヤシ科の果実の一種。ほどよい甘みが人気です。
トラート・シー・トン・パイナップル Si Thong Pineapple
黄色い皮が特徴のトラートで採れるパイナップルです。爽やかな甘みとジューシーな果汁が口いっぱいに広がります。海産物 Seafood Products
魚の干物や小エビのペーストなど、様々な海産物の加工食品を市場やレーム・ンゴップ船着場で購入することができます。ンゴップ・ナム・チャアオ Ngop Nam Chiao
バーン・ナム・チャアオゆかりのヤシの葉で編んだ帽子です。フライパンをひっくり返したような、特徴ある形をしています。
トラートの基本情報
位置
バンコクから約315km。カンボジアと国境を接するタイの南東端に位置する。
行き方
飛行機
バンコクのスワンナプーム国際空港からトラート空港への直行便がバンコクエアウェイズで毎日運航。
所要時間は約1時間。空港から市内・フェリー乗り場まではエアポートシャトルバスが運行。
バンコクエアウェイズ
http://www.bangkokair.com/
シャトルバス
http://www.kohchangaccom.com/
バス
バンコクの東バスターミナル(エカマイ)、北バスターミナル(モーチット2)から毎日05:00~23:30の間、公営のほか市営バスが数本運行。
所要時間約5時間。スワンナプーム国際空港からバスNo.392が毎日、07:50、11:00、14:00で運行。
トランスポート社(予約サイト)
http://www.pns-allthai.com/
ThaiTicket Major(予約サイト)
https://www.thaiticketmajor.com/
病院
バンコク・トラート病院
376 Moo 2,Sukhumvit Road, Wangkrajae,Muangtrat
TEL:039-532-735
https://www.bth.co.th/en/
コ・チャーン・インターナショナル病院
14/16 Moo 4, White Sand Beach, Ko Chang
TEL:039-551-555
https://bth.co.th/en/about-us-en/our-branch-en/koh-chang-international-hospital-en.html