日本と同じように、タイにも縁起が良いといわれている植物があります。今回ご紹介するのは、その中でも特に人気のゴールデンシャワー、ジャスミン、スターグースベリーの3種類です。
ラーチャプルック (ゴールデンシャワー)
たくさんの花を咲かせる縁起の良い木として知られています。夏の空の色と対照的な黄色い花は、家を明るく見せ名誉をもたらすと信じられています。タイの暑期(2〜5月頃)には、東北地方(イサーン)に通じる道で、ラーチャプルックの並木道を見ることができ、写真に収めたくなるほど美しい光景です。
※掲載写真は、パトゥムターニー県、スパンブリー県、ナコーンパトム県のラーチャプルック(ゴールデンシャワー)です。
マリ(ジャスミン)
高貴で縁起が良いとされるジャスミンは、神仏へのお供えに使用される花として有名です。八重ジャスミンも一重ジャスミンも純白の花を咲かせ、クールな香りが特徴です。家庭内に愛をもたらし、幸せが訪れれば、他人をも思いやることに繋がると信じられています。香り高いことから、水に浮かべて残り香を楽しんだり、お供え用の花輪に使ったり、「ナムオップ」と「ナムプルン」という伝統的な2つの香水作りにも使われています。
マヨム(スターグースベリー)
タイにはさまざまな縁起の良い植物がありますが、その中でもタイの人々が植えるのにとても人気のある木にマヨム(スターグースベリー)があります。特に家の前に植えることで、多くの人から賞賛され、親しまれ、敵を作らないと信じられています。マヨム(スターグースベリー)は、フルーツとしてよく食べられていますが、こうした縁起物としての役割もあります。
基本情報
名称 | タイで縁起の良い植物 |
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名称(英) | Auspicious Plants in Thailand |
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