古来から美容に対する意識が高いタイは、いまや世界中から注目を集める美容大国です。タイ独自の美容法に西洋の技術を融合させたスパも数多く存在し、そのレベルは世界でもトップクラス。高級ホテルのスパから、街のマッサージ店までバリエーションも豊富で、予算に応じて選ぶことの出来るのも嬉しいポイントです。さらに、ヘルシーなタイ料理も、美容に敏感な女性の心を掴んで離しません。タイは、「綺麗になる旅行」を叶えてくれる旅先として、多くの女性を魅了し続けています。
中でも、タイの首都バンコクは「綺麗になる女子旅」の舞台として、不動の人気を誇ります。
そこで今回は、バンコク女子旅で叶えたい「綺麗になる女子旅でやりたい5つのこと」をご紹介します。
バンコク女子旅で綺麗になる! その1
ハイレベルなスパで極上のひとときを過ごす
「アジアンスパの拠点」とも評されるほど、独自のスパ文化が育っているタイ。中でもバンコクは、高級ホテルのラグジュアリーなスパから、一軒家スパ、デパートスパまで、百花繚乱!それぞれに趣向を凝らし、技術はもちろん、使用する素材にもこだわりを持ったところが多く、全体的にレベルの高いスパ揃いなのが特徴です。
1. 5つ星ホテルの高級ホテルスパ
名立たる世界的なホテルが進出しているバンコクですが、それぞれのホテルスパも錚々たる顔ぶれ。高い技術とホスピタリティーを兼ね備えた熟練のセラピストによる施術は、世界のセレブリティをも魅了するほど。
メニューも、タイ伝統美容法をベースにしたタイらしいものから、スウェーディッシュマッサージやアーユルヴェーダを融合させたオリジナルのものまでバラエティー豊か。もちろんフェイシャルに特化したメニューなどもそろいます。カウンセリングの際に、セラピストに日頃の不調やお肌の状態を相談しながらメニューを選ぶこともできるので安心です。
使用する素材は自然派のハーブをメインに用意しているところが多く、どこをとっても抜かりのないサービスには脱帽です。それでいて料金は、東京の高級ホテルスパに比べると、1/3〜半分ほど。バンコクで憧れの高級スパデビューを叶えてみてはいかがでしょうか。
opium spa(オピウム・スパ)「世界のベストシティスパ」で1位に輝いたこともあるスパ。チャオプラヤ川沿いの5つ星ホテル「ザ・サイアム」の中にあり、100%天然由来のオーガニックプロダクトを使用した極上のトリートメントが高く評価されています。
Anantara spa(アナンタラ・スパ)チャオプラヤ川沿いの5つ星ホテル「アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート&スパ」が誇るスパ。タイ古式マッサージをベースにしたメニューや、タイ米を使ったスパプロダクトを使用するなど、タイらしいトリートメントがうけられる一軒です。
2. 一軒家スパ
大都会バンコクにあって、都会のオアシスのごとく緑豊かな一軒家がまるごとスパになっている「一軒家スパ」も、バンコクのスパ事情を語る上で外せないスポット。都会の喧噪が嘘のように穏やかな時間の流れる空間でトリートメントを受けることができます。
広々とした邸宅風の建物には、個室が用意されていて、それぞれにシャワーやバスタブ、トイレを完備しているところが多くあります。人の目を気にせず、のんびりスパタイムを満喫できるので、心身共にリラックスできるはず。
ホテルスパと同様に、メニューは幅広くラインアップしているので、体調やお肌の調子に合わせて選んでみましょう。
DIVANA nature spa(ディバナ・ナーチャースパ)一軒家スパの先駆けとしても知られる「DIVANA」グループの一軒。名前の通り、使用する素材は自然派のものばかり。全室個室でその数は、16部屋。「蓮」をコンセプトにした店舗で、蓮を主成分としたプロダクトを使用するメニューも。
OASIS SPA(オアシス・スパ)チェンマイ発の人気スパ。緑豊かな一軒家スパは、スクンビットエリアにありながら静かでのんびりとした雰囲気。モダンな建物のトリートメントルームは全室個室。2人のセラピストが同時に施術する「フォーハンドマッサージ」も定評です。
3. デパートスパ
スパでトリートメントを受けたいけれど、あまり時間がない……という方におすすめなのが、デパートに入る高級スパ。BTSやMRTの駅からすぐのデパートなら、アクセスもしやすく、観光やショッピングの合間に気軽に立ち寄ることができます。
ラグジュアリーな空間でおもてなしをされると、たちまちここがデパートの中であることを忘れてしまいます。また、シャワー付きの個室を完備しているところが多く、プライバシーを気にせずにくつろぐことができます。
PAÑPURI WELLNESS(パンピューリ・ウェルネス)タイで大人気の自然派コスメブランド「Panpuri」がプロデュースする温泉やオーガニック・スパを備えたウェルネス施設。使用するプロダクトは全てオーガニック製品であることはもちろん、バスローブやタオル、壁紙にいたるまで、様々なものにオーガニック素材を使用している徹底ぶり。BTSチットロム駅に直結するゲイソン・タワー12階にあります。
Dii wellness med spa(Diiウェルネス・メッド・スパ)最先端の技術を駆使した話題のスパ。ドクターが常駐しカウンセリングを行うメディカル・トリートメントのメニューも豊富にラインアップしています。まるで宇宙空間のような独創的なインテリアが印象的。不思議とリラックス効果を高めてくれます。全室シャワー付きの個室は5部屋。高級デパート「CENTRAL EMBASSY」の4階に位置しています。
尚、高級スパではサービスへの心付けとしてセラピストにチップを渡すのが一般的です。200〜300THBが目安です。
バンコク女子旅で綺麗になる! その2
タイ古式マッサージで体内の滞りを解消する
「タイ古式マッサージ」は、体中のつぼをゆっくり時間をかけて刺激しながら、筋を伸ばしていくマッサージです。元々、タイでは体の不調を改善する医療的な行為として生活に深く根付いていました。現在でも、街中のいたるところで「マッサージ」の看板を見つけることができ、日常的にマッサージ店に通うタイの人々も多くいます。施術をすることで、免疫力や治癒力を高め、体を活性化させる効果があると言われ、体内の滞りを解消する役割も!
街のマッサージ店に足を運んでみるのも、バンコクらしい体験のひとつです。数えきれないほどの店舗があるバンコクですが、おすすめは、高い技術力をもったマッサージ師を多くかかえ、清潔な店舗。“多くの客で賑わっているかどうか”が、いいマッサージ店の見分け方です。
ワットポー・マッサージ・スクンビット校直営店39
タイ古式マッサージの総本山といわれる「ワット・ポー」にあるマッサージセンター運営の一軒。タイ古式マッサージはもちろん、気軽に受けることのできるフットマッサージも定評。足裏の角質取りとのセットメニューは女性に人気です。
at ease(アット・イーズ)日本人経営者のお店らしく細かいサービスが定評の一軒。「清潔、安心、心ありき」の三点をモットーに、技術力のあるマッサージ師がそろい、ホスピタリティーの高さも定評です。
尚、マッサージ店でもサービスへの心付けとしてセラピストにチップを渡すのが一般的です。100〜200THBが目安です。
バンコク女子旅で綺麗になる! その3
ヘルシーなタイ料理で体の中からデトックスする
辛味、酸味、甘味、塩味の絶妙なバランスが食欲をそそり、日本人にもファンの多いタイ料理。なかでも女子旅でタイを訪れるなら、野菜やタイハーブをたっぷり使ったヘルシーな料理を味わえる一軒を選んでみてはいかがでしょうか?美食の街、バンコクには女子旅にぴったりのタイ料理レストランがずらりと勢揃い。美味しい料理はもちろん、乙女心をくすぐる雰囲気が魅力のレストランにでかけてみましょう。
ma maison(マメゾン)タイの資産家の旧邸宅の中庭に佇むタイ料理レストラン。美しい景観の中、優雅なひとときを過ごすことができます。野菜やハーブを、ココナッツミルクで煮込んだ豆のディップにつけて食べる料理「ナムプリック ロン」は、フレッシュな野菜やハーブをたっぷり取ることができます。
Na Aroon(ナアルーン)築70年以上の豪華邸宅をリノベーションしたレストラン。食材はなるべくオーガニックなものにこだわり、基本的にはベジタリアンのタイ料理が提供されます。タイらしい野菜「四角豆」のサラダが人気メニューのひとつ。栄養価の高い四角豆は、抗酸化作用に優れ、美肌をサポートしてくれる野菜です。
タイ料理の中でも、タイの女性の間で『ダイエット効果がある』と言われ人気なのが、青パパイヤのサラダ「ソムタム」。青パパイヤは、酵素を豊富に含み、高い抗酸化力が特徴の野菜。さらにソムタムには生の唐辛子が入るので、唐辛子のカプサイシンの効果も相まって、ダイエットに効くと言われています。
Som tom der(ソムタム・ダー)様々なソムタムがラインアップする一軒。タイ国内で話題となり、今ではニューヨーク、ホーチミンにも支店を出す話題のレストラン。尚、ニューヨーク店はミシュランを獲得しています。
madam somtum(マダム・ソムタム)バンコクのオフィス街にあり、昼時には周辺で働く女性を中心に、多くの客で賑わうソムタム専門店。新鮮な素材と、全て自家製の調味料にこだわり、注文ごとに調理するスタイルが評判です。
バンコク女子旅で綺麗になる! その4
憧れホテルにステイして感性を刺激する
バンコクは、人気観光都市の中でも、ホテルの滞在費がリーズナブル!せっかくの女子旅なら、憧れの一流ホテルやお洒落なブティックホテルに泊まってみてはいかがでしょうか?高いホスピタリティーと優雅な時間は、感性を刺激し、女子力を高めてくれること間違いなしです。
ザ・ペニンシュラバンコク
シティリゾートを満喫するなら、チャオプラヤー川沿いの一流ホテルに宿泊するのがおすすめです。名立たる名門ホテルが並ぶ川沿いは、バンコク中心地とは異なり、穏やかでのんびりした雰囲気。
<チャオプラヤー川沿いの主要5つ星ホテル>
・マンダリン オリエンタル バンコク
http://www.mandarinoriental.co.jp/bangkok/
・ザ・ペニンシュラバンコク
http://bangkok.peninsula.com/ja/
・ロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ
http://www.starwoodhotels.com/sheraton/
・ミレニアム・ヒルトン・バンコク
http://hiltonhotels.jp/hotel/bangkok/
・アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート&スパ
http://bangkok-riverside.anantara.jp/
ホテルミューズバンコク – Mギャラリーコレクション
デザイン性の高いホテルに泊まってみるのも女性同士の旅ならでは。バンコクには、デザインホテルやブティックホテルが続々とオープンし、話題になっています。BTSやMRTの駅からすぐの好立地にあるホテルなら、買い物や食事にも出かけやすく安心です。お洒落で便利なホテルなら、女子旅をより充実させてくれるはず。
<好立地のデザインホテル>
・フア チャーン ヘリテージ ホテル バンコク(英語)
http://www.huachangheritagehotel.com/
・ホテルミューズバンコク – Mギャラリーコレクション
http://www.accorhotels.com/ja/hotel-7174
・マドゥジ ホテル バンコク(英語)
http://www.maduzihotel.com/
気軽にスパ三昧を楽しむ女子旅なら、昨年オープンした日本式温泉付きのホテル「グランデ センター ポイント スクンビット 55」も選択肢のひとつです。お洒落エリアとして人気のトンローに位置し、洗練されたモダンなデザインが印象的なホテルの5階には、スパ&温泉施設が完備され、日本式の天然温泉を楽しむことができます。ホテルに滞在しながら、一日中スパ三昧してみてはいかがでしょうか。
・グランデ センター ポイント スクンビット 55
http://www.grandecentrepointsukhumvit55.com/ja/
バンコク女子旅で綺麗になる! その5
絶景のルーフトップバーで思いっきり楽しんでパワーチャージ
帰国後のエネルギーをチャージしに訪れたいのが、ルーフトップバー!高層ビルの屋上に位置するルーフトップバーからは、バンコク摩天楼の夜景を望み、その美しさに思わず心がときめきます。絶景の中、綺麗になるバンコク女子旅の最終夜を楽しみましょう。
red sky(レッド・スカイ)red sky バンコクの中心地「センターラグランドホテル」に位置する人気ルーフトップバー。ショッピングモール「セントラルワールド」直結でアクセスしやすいのも嬉しいポイントです。
360°(スリーシックスティ)チャオプラヤ川沿いからバンコクの街並まで、360度一望するルーフトップバー。ミレニアムヒルトンホテルに位置しています。