縁起の良いお祭りで功徳積み

スラーターニー県などタイ南部では、毎年仏教のオークパンサー（出安居）を「チャクプラ」という縁起の良いお祭りで祝います。特にスラーターニー県の「チャクプラ・フェスティバル＆ボートレース」は盛大なお祭りとして知られ、9夜9日間にわたって開催される色鮮やかで活気のあるこの伝統行事は世代から世代へと受け継がれています。

メイン会場は、市内のナリット橋やスラ―ターニー消防署周辺。お祭りの約1か月前に、地元寺院が中心となる各コミュニティが、お祭りのパレードに参加するために独自の手押し車や引船を準備します。 コミュニティの寺院が川や運河のそばにある場合、ボートを準備します。 手押し車と引船の両方を作る寺院コミュニティもあります。主に仏教説話や仏教関連、神鳥（ガルーダ）や蛇神（ナーガ）、ドラゴンなどの神話上の生き物などの豪華な装飾が施されます。手押し車や引船の中心には、仏像を収容する小さな玉座があり、お祭りで人々は仏像に香水を振りかけます。

公共施設、学校、家は美しい装飾と照明で飾られます。寺院で装飾された手押し車や引船は、スラーターニー県全土から、街の中心に集まります。夜になるとカラフルなお祭りの光景を楽しむことができます。沿道では、地元の人々と観光客が100以上の引船パレードを楽しみます。飛び入り参加して引船を牽引することで功徳を積むことができ、観光客も刺激的な経験をすることができます。お祭りのハイライトは、ターピー川での伝統的なロングボートレース。地元のおいしい料理が楽しめる屋台も出店します。

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