チェンマイ・ビールは、チェンマイを代表するクラフトビールとして知られるビールです。
2010年、アメリカ・コロラド州での留学中にグレート・アメリカン・ビア・フェスティバルに参加したチェンマイ出身の青年たちが、その際に飲んだクラフトビールのあまりの美味しさに感銘を受け、キットを使ったホームブルーイングを始めました。
自分たちのクラフトビールを醸造し、「チェンマイ・ビール」と名付けることを心に決めた青年たちは卒業後2012年に故郷のチェンマイに戻ってからもビールの研究を続け、パートナーである隣国のブルワリーでも試行錯誤を繰り返し、2015年12月に販売が開始されました。
ラベルに旧市街沿いを走るソンテウ(乗り合いタクシー)が描かれた「レッドトラック」は当初IPAとして販売されていましたが、強めの苦みが地元の人の好みに合わなかったためレッドエールに変更したところ、2018年にはアジア各国のブルワリーが参加する国際大会、Asia Beer Championshipにて賞を獲得するほど高い評価を得るようになりました。
2作目の「ブロッサム・ヴァイツェン」はまろやかで爽やかな味わいとフローラルな香りが特徴です。ラベルにはチェンマイ固有種「ウアンカム」と呼ばれる花と、チェンマイ北部の山「ドイ・ルアン・チェンダオ」が描かれています。
3作目の「ピンリバー・ピルスナー」はほのかな甘みとマイルドな苦みのバランスが取れた、滑らかな口当たりのラガービールです。ラベルにはかつてチェンマイのピン川を行き交っていた船と川にかかる鉄橋が描かれています。
基本情報
名称 | チェンマイ・ビール |
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名称(英) | Chiang Mai Beer |
URL | https://www.beerchiangmai.com/ |
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