バンコク王朝誕生後の1784年、王都建設の慣例に従いラーマ1世(1782~1809年)の命によって造られたバラモン教の寺院。境内入り口の手前に黄金色の像があり、奥にはシヴァ、ガネーシャ、ヴィシュヌというブラモン教の三大神々を祀る三つのお堂が並んでいます。寺院周辺に居住するバラモン僧らは、隣接するサオ・チンチャーで神々が年に一度人間界へ降りる際のお出迎え=収穫祭を執り行うことが基本的な業務です。その収穫祭とは、高さ21メートルを超える大型空中ブランコのサオ・チンチャーに乗ってポールに吊るされたお金の入った袋を取る儀式のことですが、事故多発のため1932年以降、儀式は禁止されています。現在は年末年始に神々を祭る「トリヤンパワーイ儀式」だけが執り行われています。
基本情報
名称 | テーワスターン |
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名称(英) | Devasthan |
URL | http://www.devasthan.org/ |
営業時間 | 最も大きい本堂は木・日曜10時から17時までの間一般にも開放 |
料金 | 拝観無料 |
住所 | 268 Baan Dinso Rd, Sao Chingcha, Phra Nakorn, Bangkok 10200 |
アクセス | サオ・チンチャーのすぐ横 |
地図 | Googleマップで確認する |