サムイ島はタイで3番目に大きく、タイ湾(Gulf of Thailand)に位置します。バンコクから直行便で1時20分とアクセスも良く、リゾートラバーからダイバーまで幅広く愛されている人気の島です。サムイ島の周辺には海洋国立公園、パガン島やタオ島など魅力的な島々があります。また、近年はサムイ島で結婚式を挙げたり、ハネムーンに訪れるカップルも世界中から増えています。今回は「はじめてのサムイ島」に役立つ情報をご紹介します。
旅の計画を立てよう
ベストシーズン
2月~6月は晴天が続き、波も穏やかでベストシーズンです。7月~9月は夕方に1時間ほどの雨が降りますが、モンスーンの影響はほとんどありません。10月~1月は強風モンスーンの頻度が高く不安定な気候が続きます。
サムイ島で代表的な観光スポット
優しい微笑を浮かべる高さ12mの巨大な黄金の仏像「ビッグ・ブッダ寺院」
サムイ島と陸続きになっている小さな島、ファン島にある寺院で、高さ12メートルの巨大な黄金色の仏像が鎮座しています。この場所は海が見渡せる階段を上り切ったところに位置するのでサムイ島周辺の島々が見渡せるビューポイントとしても人気があります。
海不思議な形の奇岩「ヒンター・ヒンヤイ」
ラマイ・ビーチの南側エリアにおじいさん岩、おばあさん岩と呼ばれる奇岩があります。この近くのお土産屋ではサムイ島特産のココナッツキャラメルを購入することができます。
高さ15mと80mのふたつの滝「ナームアンの滝」
高さ15メートルの岩肌からながれる水しぶき。マイナスイオンを浴びてリフレッシュできます。
サムイ島のその他の観光スポット情報
サムイ島のお土産
ココナッツアイランドとも呼ばれるサムイ島のキャラメルやココナッツオイル
別名ココナッツアイランドとも呼ばれるサムイ島、お土産もココナッツを使ったキャラメル、ココナッツオイルやソープなどが特産品です。
サムイ島の必食グルメ
新鮮なシーフードとナイトマーケット
新鮮なシーフードがおすすめです。チャウエン・ビーチのビーチロード沿いにはタイ料理をはじめ、イタリアン、フレンチ、インド料理などさまざまな料理を楽しむことができます。またボプットビーチの海外通りにはレストランやお土産屋が並び、金曜日に開催されるナイトマーケットは人気です。
サムイ島のその他のグルメ情報
サムイ島で体験したい5つのこと
1、人気のビーチでスイミングや日光浴
チャウエン・ビーチやラマイ・ビーチはホワイトサンドが続くビーチです。バラエティ豊かなレストラン、バー、宿泊施設、ショッピングまたマリンアクティビティも充実しています。
2、日帰りで出かけられるアイランド・ホッピング
サムイ島の周辺には日帰りで出かけられる島がいくつかあります。ナンユアン島、タオ島、パガン島ではスイミング、スノーケリング、ダイビングが楽しめます。滞在中、ダイビングでライセンスを取得することもできます。サムイ島から北約60kmのタオ島周辺では、シーズンによってはダイバー憧れのジンベエザメに会える確率が高いことでも人気があります。
3、アーントーン諸島国立海洋公園で自然を満喫できるアクティビティ
大小50の島々からなる国立海洋公園です。カヌーで島めぐりやスノーケリングは自然を満喫できるアクティビティです。
4、充実した施設と質の高い施術のスパ&マッサージ
タイ式マッサージやスパはタイ全土で定評がありますが、ここサムイ島でもラグジュアリーホテルをはじめ、街中でも充実した施設と質の高い施術を提供しています。
5、お土産屋が建ち並ぶ「フィッシャーマンズ・ビレッジ」
島の北部にあるボプットビーチにある「フィッシャーマンズ・ビレッジ」にはシーフドレストランやお土産屋で賑わっています。
サムイ島の宿泊先の選び方
サムイ島は環境に配慮した開発が条例によって定められているため自然と調和し、洗練されたリゾートステイを楽しめます。バンガローからラグジュアリーな宿泊施設まで旅のスタイルに合わせたリゾートが楽しめます。
サムイの公共交通機関
サムイ島への行き方
飛行機
スワンナプーム国際空港からサムイ空港まで飛行機で約1時間20分です。
鉄道
- 2021年11月にグランドオープンしたバンコクの新しい中央駅、バーンスー駅。ここからスラーターニー駅まで約12時間。スラーターニー駅からドンサック港まで車で約1時間半。ドンサック港からサムイ島のナトーン港までフェリーで約2時間。
- バーンスー駅からチュンポーン駅まで約12時間。駅からバスとフェリーでサムイ島まで約5時間
バス
バンコク南バスターミナル発、スラーターニー行き(所要時間約10時間)、フェリーに乗り換えてサムイ島まで約2時間。
空港から各ホテルへ
空港から各ホテルへはエアポートタクシー、ホテルの送迎サービスを利用するのが一般的です。港から目的地へは乗り合いバス(ソンテウ)があり、各方面行きのソンテウが待機しています。島内の移動もソンテウが便利です。
旅の注意点
生活習慣に加え、国民の約90パーセントが仏教徒のタイは、宗教上の慣習や生活様式、文化が日本とは大きく異なります。事前にポイントをチェックしておきましょう。
■宗教と王室への敬意
タイの人々は、たとえ仏教徒でなくても、宗教全般と王室に対して、深い尊敬の念を抱いて暮らしています。寺院への参拝の際に、男女ともに露出の高い服装は避け、特に女性は僧侶に触れてはいけないということを覚えておきましょう。また男女が寺院内で手をつないだり肩を組むことも慎みましょう。
■水事情
常夏のタイでは、水分補給をしっかり行いたいところですが、生水は厳禁です。食堂などでだされる水は一度沸騰させた水も多いですが、胃腸に自信のない人はミネラルウォーターの方が安心です。
■トイレ事情
レストランやホテルの大半のトイレは洋式トイレですが、公共の有料トイレや大衆食堂などはタイ式トイレの場合があります。タイ式では、穴の開いている方を後ろにして用を足します。水洗でない場合は、脇にある汲み置きの水を使い、紙は流さずに備え付けのゴミ箱に捨てましょう。
■持ち物
サムイ旅行の必携アイテムにもいくつかのポイントがあります。寺院観光時に露出を避けるためカーディガンと長ズボンを用意しましょう。寺院では短パンやサンダルが厳禁の場所もあるので注意が必要です。室内の冷房対策にも一役買います。その他、日焼け止め、虫除け、除菌ティッシュやスプレーなど、東南アジア旅行全般で役に立つアイテムも忘れずに。尚、電源プラグは「C」タイプや「BF」タイプ、さらに日本と同じ「A」タイプ。但し、電圧は220Vと日本と異なるので、製品によっては変圧器が必要になります。
いざというとき
* サムイ島ツーリストポリス:077-430-018
* サムイ国際病院(チャウエン):077-300-394 www.sih.co.th
* バンコク・サムイ病院(チャウエン):077-429-500 www.bangkokhospitalsamui.com
* 入国管理局サムイ:333 Moo 1, Meanam, Road Soi 1, Maenam, Koh Samui