市内から南へ約60kmの位置。300もの石灰岩の山々を熱帯樹林の緑が覆い、チドリやカイツブリなどの野鳥、リスやサルなどが生息する野生動物や植物の宝庫です。

入口からレーム・サラ・ビーチまでは徒歩で山を越えたり、ボートで往復することもできます。ビーチには、ビジターセンター、レストラン、バンガロー、キャンプ場、シャワー施設などもあります。この公園の目玉であるプラヤーナコーン洞窟までは、野鳥のさえずりを聞いたり、眼下に広がる穏やかな海に浮かぶ小島などの眺めを楽しみながら、徒歩で散策できます。

約200年前に発見された巨大な洞穴の中には、ラーマ5世の来訪を記念して建立された美しい記念堂があります。また、カオデーン・ビューポイントもこの国立公園の見どころのひとつ。タイ語で「赤い山」を意味する「カオデーン」(カオ＝山、デーン＝赤)ビューポイントからは、海から昇る朝日で赤く染まる荘厳な景色を拝むことができます、見ごろは、午前5時30分から午前7時頃。カオ・サムローイ・ヨート国立公園ビジターセンターから北へ約400m進み、さらにカオデーンまで約320m登るとビューポイントです。

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