クンサターン国立公園は、ナーン県ナノイ郡とナムエン郡にまたがるエリアにある1998年に指定された国立公園で、公園事務所はドイ・メーチョークという山にあります。このドイ・メーチョークは、雲海や朝日、夕日を眺めるビューポイントとして人気があり、丘の上からの眺めが良いと評判で、宿泊施設やテントを張るスペース、キャンプ場もあります。

また、クンサターン国立公園が有名なもうひとつの理由は、”タイの桜”と呼ばれるヒマラヤ桜が見られることで、毎年冬にあたる乾期の12月頃に開花します。ヒマラヤ桜を見るのに最適な場所は、国立公園のオフィスから約2km離れたクンサターン水源調査所で、この地域は、ナーン川流域に流れ込む前のナムハン川の水源になっています。このステーションでは土地を整備して、研究所の中や外の道路沿いには、ヒマラヤ桜の木や植物がたくさん植えられています。

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