この場所は、アユタヤ王朝のターイサ王(在位1708~1832)時代、周辺を流れるチャオプラヤー川の一角を掘削工事した際に誕生した町でした。その後、川の流れによって次第に陸から離れて、川の中州にある島になりました。アユタヤ王朝末期からバンコク王朝初期にかけてモーン族が移り住むようになり、現在のワット・パラマイイガワーやワット・パイロームなどアユタヤ様式の寺院などを建て、先祖代々から伝わる陶器やお菓子作りで生計を立ててきました。
バーン・カノムタイをはじめとしたクレット島内の菓子店では、今も伝統的なお菓子が売られています。また、陶器センターでは、タイで初めてつくられた耐火煉瓦製の窯を見学することができます。OTOP(一村一品)マーケットの近くにはレンタサイクル(有料50B~)もあるので、おしゃれなカフェ&レストランでリラックスしたり、のんびりと島を巡りながら散策が楽しめます。
基本情報
名称 | クレット島 |
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名称(英) | Ko Kret |
URL | https://www.tourismthailand.org/Attraction/ko-kret |
住所 | Ko Kret, Nonthaburi 11120 |
アクセス | バンコク中心地からは、クレット島の玄関口となる寺院「ワット・サナーム・ヌア」までタクシーを利用し、境内奥の船着場からクレット島行きの渡し船(3B)に乗ってアクセス。もしくはBTSサパーンタークシン駅近くのサートン桟橋から、ロングテールボートをチャーター [所要時間約1時間。料金は交渉制で1艘約1,000バーツ~] |
電話 | 02-276-2720~1 |
備考 | バンコク発着の日帰りツアーに参加するのをおすすめします |
地図 | Googleマップで確認する |