タイには、長い間子供から大人まで幅広い層に笑いをもたらしてきた人気短編漫画「カイ・フアロ(笑いを売る)」という本があります。この本を読んだことがある人ならすぐに、海の真ん中に浮かぶ小さな孤島にヤシの木が1本だけという滑稽なシチュエーションを思い浮かべると思います。この漫画の島にそっくりな場所がトラート県に実在します。
もともとこの島には名前がありませんでしたが、漫画の島に似ているということで観光客が「笑いを売る島」と呼ぶようになりました。その後、タイ国政府観光庁(TAT)トラート事務所が公式にこの島を「カイ・フアロ島(笑いを売る島)」と発表し、漫画「カイ・フアロ」とコラボレーションして観光地化を進めたことで、島を訪れる人が続出しました。
【カイ・フアロ島へ個人で行く場合のアクセス方法】※2022年12月現在
トラート県レムゴップ埠頭からマーク島まで船で行きます。(所要45分、往復900バーツ/人)
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マーク島のレームソンからグラダート島までスピードボートで約10分、400バーツ/人。
※マーク島の宿泊施設またはツアー会社でボートチケットを購入できます。
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グラダート島に到着したら、島の反対端にあるラーマ5世岬までトラクターで移動します(約2.5km)。
移動中は、島に生息する野生の鹿やココナッツのプランテーションを見物できます。
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ラーマ5世岬に到着すると、100m先のノック・ナイ島まで繋がる砂の道が出現しているので歩いて渡ります。
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さらにその先にあるノック・ノーク島へ繋がる砂の道を渡り抜けると、目の前にカイ・フアロ島が現れます。カイ・フアロ島までも歩いて渡れます。
干潮時はこのように島をつなぐ砂の道を歩いて渡れますが、満潮時はグラダート島からカイ・フアロ島へ直行するボートが出ています。
カヤックなどで近くまで寄れますが、干潮時以外はカイ・フアロ島に降り立つことはできません。
【ツアーを利用する場合】
トラート県からマーク島または、グラダート島へのツアーに申し込むと、カイ・フアロ島観光が含まれています。
宿泊できれば潮位のタイミングに合わせられるのでおすすめです。料金は一人約700バーツ~です。
※料金は日数と時期により変わります。
▼潮位はタイ国政府観光庁(TAT)トラート事務所のFacebookで確認できます。
www.facebook.com/tattratoffice
基本情報
名称 | カイ・フアロ島 |
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名称(英) | Koh Kaihuaror |
住所 | Ko Kut District, Trat |
アクセス | 干潮時はノック・ノーク島から歩いていくことが可能。詳細は本文に記載。 |
地図 | Googleマップで確認する |