ラノーン県は、首都バンコクから約568kmのアンダマン海沿岸にあるタイ南部エリアで最も北に位置する県です。毎年8か月雨期があり、長雨で知られています。山岳地帯でもあり森林もありますが、アンダマン海に面しているため主に漁業と貿易港として機能しています。また、ラノーンといえば、温泉があることでも有名です。
アンダマン海に面したラノーン海洋国立公園内にある面積約35km²のパヤーム島は、西海岸はソフトコラール・ハードコラールに囲まれていることから、近年ではシュノケーリングを楽しむ欧米からの観光客で賑わっています。ラノーン川の桟橋から船で約1~2時間のところにあり、約3.5kmに渡って続くアオヤイ・ビーチが有名です。東海岸はマングローブが生い茂っていて、シーカヤックを楽しみながら、近くのモーケン族の村を訪ねるのが人気です。また、島全体は緑豊かな森林に覆われ、東南アジアの多雨林に生息するカササギサイチョウを観察できるスポットとしても注目されています。約500人しかいない島民の多くは、甘みがあっておいしいと評判のカシューナッツやゴム、ヤシなどの生産で生計を立てる素朴な暮らし続けており、そんな島民の生活に触れてみるのも興味深いです。島に住むシージプシーは、プライベートロングボートの貸し出しもしています。
この島は、その美しさと高さ0.5〜2mもある波の良さで、外国人サーファーの間でも長く知られていて人気があります。 サーフィンシーズンが終わっても、美しい白い砂浜は健在です。低水域でも高波が多く、10月中旬から12月中旬までサーフィンに適していますが、4月から5月までの期間も波乗りができます。パヤーム島の静かな雰囲気と島の美しさを五感で味わい、素足で砂浜を歩いてさわやかな潮風を吸い込むだけで、今までにないリラックスした気持ちになれます。 呼吸器系に問題がある場合は、海水をすくい鼻から深く吸い込んで鼻うがいを試してください。副鼻腔がきれいになり、スッキリします。
基本情報
名称 | パヤーム島 |
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名称(英) | Ko Phayam |
URL | https://www.tourismthailand.org/Destinations/Provinces/Ranong/351 |
住所 | Tambon Koh Phayam, Amphoe Mueang Ranong, Ranong |
アクセス | バンコクからラノーン空港までLCCが運航、プーケットからもアクセス可能(約3~4時間)でラノーン桟橋から船で1~2時間。テーサバーン・タンボン・パークナム船着場(ท่าเรือเทศบาลตำบลปากน้ำ)からスピードボートやタイケーク船着場(ท่าเรือไต๋แขก/所要2時間)からパヤム島行きの大型船が出ています。 |
備考 | TATチュンポーン・ラノーン事務所: https://www.facebook.com/TATChumphon/ |
地図 | Googleマップで確認する |