南国のタイでは1年を通して、屋外で楽しむことのできる音楽フェスが各地で開催されています。近年は、最先端技術を駆使した豪華なEDM※フェスや、エコやサスティナビリティをテーマにした洗練された音楽フェスも大きな話題になっています。そこで今回は、毎年タイで開催されている注目の音楽フェスを5つご紹介! タイ旅行のテーマに“音楽フェス”を入れてみてはいかがでしょうか。
※EDM=エレクトロニック・ダンス・ミュージック
4月: S2Oフェスティバル S2O Songkran Music Festival
毎年、タイのソンクラーン(水掛け祭り)の時期にバンコクで開催される「S2O Songkran Music Festival(S2Oソンクラーン・ミュージック・フェスティバル 以下S2Oフェス)」は、水掛け祭りとダンスミュージックが融合したユニークなEDMフェス。“世界で最もズブ濡れになるフェス”と言われ、2018年には日本に上陸したことでも話題になりました。
S2Oフェスの会場には、あらゆるところに巨大ホースが設置され、DJのプレイと共に大量の水が放出され盛り上がります。夜には、レーザー光線をはじめとした光や、炎の演出が加わり、会場のボルテージはMAXに!
2019年の出演には、FATBOY SLIMやTIESTOといった大物DJも参加しました。毎年、ますます人気が高くなっているイベントです。是非ご参加してみてください!
S2Oフェスティバル S2O Songkran Music Festival
開催日 | 毎年4月開催 |
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場所 | *開催年によって変更しますので、最新情報をご確認ください。 |
チケット購入 | http://www.s2ofestival.com/ticket/ |
HP | http://www.s2ofestival.com/ |
6月: ホアヒン・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル Hua Hin International JAZZ Festival
バンコクから車で約3時間、王室の保養リゾートとして知られるホアヒンで毎年開かれているのが「Hua Hin International JAZZ Festival(ホアヒン・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル)」。白砂が続く美しいホアヒン・ビーチを会場に、国際的に活躍するアーティストによるジャズセッションや、地元アーティストとのコラボレーションステージを楽しめる音楽フェスです。
元々は、プミポン前国王陛下がジャズをこよなく愛し、自らもサックスなどを演奏し作曲を手がけられていたことから、王室ゆかりの地であるホアヒンで2001年にスタートしたジャズ・フェスティバルで、毎年タイ国内外からジャズ愛好家が集まります。
洗練されたリゾートの趣と、シーフード料理やフルーツジュース、カクテルなどの屋台が並ぶノスタルジックな雰囲気のどちらも楽しめるホアヒンの海辺で、夕暮れ時からはじまるジャズセッションをのんびり楽しんでみてはいかがでしょうか。
ホアヒン・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル
開催 | 毎年6月開催 |
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場所 | センターラ・グランド・ビーチ・リゾート&ヴィラ・ホアヒン前 ホアヒン・ビーチ |
HP | https://www.huahininterjazz.com |
9月〜11月頃: ウォーターゾニック Waterzonic
「Waterzonic(ウォーターゾニック)」は、バンコクで毎年9月〜11月頃に開催される大型EDMイベントで、S2Oフェス同様、会場中に大量の水が放水されるウォーターパーティーです。
DJのラインアップも豪華で、過去にはAFROJACKやDash Berlin、Fedde Le Grandなどの世界的なDJの出演歴もあります。
ハイレベルなDJのサウンドと、水と光の演出が融合したタイ屈指のEDMフェスということもあり、S2Oと並ぶバンコク屈指のイベントとして世界中から注目を集めています。日本への上陸はまだですが、2018年にはミャンマーでも開催されました。
ウォーター・ゾニック
開催日 | 毎年9月〜11月頃開催 |
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場所 | *開催年によって変更することがありますので、最新情報をご確認ください。 |
HP | http://waterzonic.com/ |
10月: ムイ・フェスト Mui Fest
「Mui Fest(ムイ・フェスト)」は、サムイ島で昨年からスタートした「ART」「MUSIC」「LIFESTYLE」をテーマにしたフェスティバルです。洗練されたビーチリゾートのサムイ島らしく、ユニークでスタイリッシュなプログラムに注目が集まっています。
メインプログラムは、世界で活躍するEDMのDJが出演するビーチパーティーに加え、イベントパートナーであるリゾートのプールサイドで開かれるプールパーティー、さらにはヨットでサムイ島周辺をクルーズしてまわるエクスクーシヴなパーティーまで用意されています。
ムイ・フェスト
開催日 | 毎年10月開催 |
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場所 | サムイ島 各所 |
HP | https://www.muifest.com/ |
12月: ワンダーフルーツ Wonderfruit festival
「Wonderfruit Festival(ワンダーフルーツ・フェスティバル)」は、音楽、アート、ライフスタイル、自然をテーマにしたタイ最大級の野外音楽イベントで、2014年の初開催以来、タイ国内外から最も注目を集めるフェスのひとつです。
会場は、バンコクから車で約2時間、タイ東部のビーチリゾート・パタヤに位置するゴルフクラブ「The Fields at Siam Country Club」。大自然の中で音楽を楽しめるのが最大の魅力で、2018年にはイギリスを代表するDJの一人Craig Richardsを含む49組のDJやアーティストが出演しました。
その他にも「MUSIC」「ARTS」「FARM TO FEASTS」「WELLNESS & ADVENTURES」「TALKS& WORKSHOPS」「FAMILY」の6つのテーマに合わせて世界中から集まったアーティストがステージやワークショップを繰り広げます。広大な敷地にアート作品が展示されたクリエイティビティ溢れるフェスは、子供のいる家族でも参加することができます。開催中は、グランピングのような雰囲気が楽しめるキャンピング施設での宿泊も可能です。
ワンダーフルーツ
開催日 | 毎年12月開催 |
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場所 | The Fields at Siam Country Club |
HP | https://wonderfruit.co/ |
毎月開催: フルムーン・パーティー Full Moon Party
「Full Moon Party(フルムーンパーティー)」はタイ南部・パンガン島で、毎月満月の夜に開催されるビーチパーティーです。“世界三大フルムーンレイブパーティー”のひとつと言われ、毎月約2万人〜4万人の人々が世界中から集まります。
会場となるのは、島で一番賑わうハードリン・ビーチ。ビーチ沿いに並ぶ10軒のホテルがそれぞれにDJブースを出し、EDMやHIP HOP、レゲエ、ハウスミュージックなどの音楽が夜通しプレイされ、朝方まで大盛り上がり。
蛍光色のタンクトップやTシャツに身を包み、発光塗料でフェイス&ボディーペイントをした来場者が多く、ビーチ沿いはパーティームード一色! バケツにリキュールと割ものを入れてストローで飲む「バケツカクテル」もフルムーンパーティーの名物です。
尚、フルムーンパーティーの他に、弦月の日にはハーフムーンパーティー、新月の日にはブラックムーンパーティーを開催! 月に3回も大規模なビーチパーティーが開かれています。
パーティー開催日の前後は、島内のホテルやサムイ島からのスピードボートの予約も困難になるので、早めの予約をおすすめします。
フルムーン・パーティー
開催日 | 毎月満月の夜 ※詳しくはHPをご覧ください |
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場所 | パンガン島・ハードリン・ビーチ |
チケット購入 | ビーチへの入場ゲートで100THB支払う |
HP | http://www.fullmoonparty-thailand.com/ |
開放的な気分で楽しめる音楽フェスに参加するのは、タイらしいユニークな旅のスタイル。今度のタイ旅行では、新しいタイの楽しみ方を体験してみませんか?
タイの音楽フェスには、タイのエアラインでGO!
微笑みの国らしいおもてなしが魅力のタイを代表する航空会社を利用して、快適な空の旅を。
タイ国際航空 タイ国際航空は、羽田・成田・関空・中部・福岡・札幌の6つの空港とバンコクを結ぶタイのフラッグキャリアです。日本からバンコクまでの運航便数は一週間に合計80便と、日本=タイ間を運航する航空会社で一番多く、バンコクからタイ主要都市を結ぶ国内線も充実しています。
タイ国際航空 Thai Airways
https://www.thaiairways.com/ja_JP/index.page
バンコクエアウェイズバンコクエアウェイズは、バンコク・スワンナプーム空港を拠点に、毎日約200便を運航している航空会社です。国内線が充実していて、バンコクエアウェイズの私設空港であるサムイ空港までは、毎日約20便を運航中。すべての搭乗客が利用できる空港ラウンジサービスがあるのも特徴です。
バンコクエアウェイズ Bangkok Airways
http://www.bangkokair.jp/