川崎にタイがやってきた!日本とタイの友好イベント
タイの人々の絶大な人気を誇るチャナティップ選手(ジェー)が今シーズンにチームに加入したことをきっかけに、タイとの関わり合いが深くなった川崎フロンターレ。
今年はチームにとって26(フロ)周年のスペシャルイヤーということで、在東京タイ王国大使館が全面バックアップし、タイに特化したイベント「抱きしめタイ!」が、9/10(土)に川崎市の等々力陸上競技場と周辺のイベント広場で開催されました。タイ料理屋台村やタイの伝統文化紹介、タイの国技であるムエタイやセパタクローなどのステージなど、まさにタイ尽くし。アーティストのライブでは、T-POPを歌う日本人兄弟ユニットのYuruによるミニライブや特別ゲストとしてタイの国民的ポップスター、STAMPさんがフロンパークに登場! 『抱きしめタイ!』(ฉันอยากจะกอดคุณ/チャンヤークチャコートクン)の名の通り、心の中でハグをしたくなるようなタイと日本の絆を感じる1日でした。
イベント後の試合は、明治安田生命J1リーグ第29節、川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島の一戦。シントン・ラーピセートパン駐日タイ王国特命全権大使が始球式を行うなど、初の試みとなったスペシャルなイベントと試合の様子を写真でご紹介します。
▼ 周辺イベント広場での催しは13:00~18:00まで行われ、日中はタイのような暑さに。澄み切った青い空は、フロンターレカラーと同じブルーでした。
▼ SNSを駆使して川崎フロンターレのPRをしているマスコット「ふろん太」の大きなバルーンも会場に。
▼ 人気店が並ぶタイ料理屋台村は、ガパオやパッタイ、ヌードルやドリンクを求めて行列ができていました。
▼ 写真中央のシントン・ラーピセートパン駐日タイ王国特命全権大使を囲んで、右からタイ国政府観光庁東京事務所 所長カジョンデート・アピチャートラクン、カオヤイにあるワイナリーGranMonte Asoke Valley PresidentのSakuna Lohitnavy氏、GranMonte Asoke Valley CEO & Managing Director (Khao Yai Tourism Association/Chief Advisor)のVisooth Lohitnavy氏と関係者で記念撮影
▼ タイ王国大使館のPRブースでは、「サッカーボールで爆弾ゲーム」を実施。STAMPさんがライブ前に来場者とゲームを楽しむ一幕も。
▼ けん玉チャレンジやトゥクトゥクの試乗などアクティビティ盛りだくさん。
▼ イベント広場に隣接する児童遊園では、中原消防署が「中原消防フェア」を実施。消防隊による消火活動体験や救急隊による救急救命に関して楽しく学べるコーナーを設置していました。
▼ 川崎市消防カラーガード隊「レッド・ウイングス」による美しいパフォーマンスは、タイにまつわる楽曲で舞い観客を魅了。
▼ 野球場前エリアのステージでは、様々なプログラムでタイを感じることができました。
▼ まずは、日本セパタクロー協会によるセパタクローのデモンストレーション。
▼ タイの国技「ムエタイ」のパフォーマンスは、毎年大晦日に放送されていた某人気番組の「タイキックさん」として登場していたトースー・ナ・ノンタチャイさんが会長・トレーナーを務める「TORSU MUAYTHAI SIN GYM」の選手たちが披露。希望者がステージでタイキックの一撃を受ける体験会も。
▼ 古式ムエタイ(ムエボラーン)は、そのしなやかな技の美しさも見どころ。恩師への尊敬と感謝の念を込めて舞う「ワイクルー」や試合中に奏でられるタイ民族音楽の旋律に観客も引き込まれました。
▼ STAMPさんのミニライブの時間帯には日差しもやわらいで、心地よい風が吹き夏の野外フェスのような雰囲気に。大勢の観客がSTAMPさんの優しい歌声に酔いしれました。
▼ 日暮れとともにイベントが終了し、いよいよスタジアムへ移動。20,873人の観衆の中には、抽選で選ばれた約500人の在日タイ人も応援に駆けつけました。スターティングメンバーがタイ語が入った特別バージョンで発表されるサプライズも。
▼ 18:30のキックオフ前には、シントン・ラーピセートパン駐日タイ王国特命全権大使による始球式が行われました。
(C)KAWASAKI FRONTALE
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▼ 川崎フロンターレのキャプテン、谷口 彰悟選手にシントン大使よりタイからの記念品の花輪”プアンマーライ”を贈呈。
(C)KAWASAKI FRONTALE
▼ 9月10日は、中秋の名月。暗くなると黄色いまんまるのお月様がぽこんと顔を出し、サッカー観戦とお月見が同時に楽しめるというとても贅沢なひとときでした。
▼ ハーフタイムショーに再びSTAMPさんが登場。両チームのサポーターの皆さんがタイの文化のひとつ”T-POP”に触れる機会になりました。
(C)KAWASAKI FRONTALE
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▼ 試合は4対0で川崎フロンターレの圧勝!後半最後にはファン待望のチャナティップ選手が登場し、元気にピッチを駆け抜けてアシストを決めました。タイのヒーロー、ここにあり!
(C)KAWASAKI FRONTALE
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▼ サッカーをはじめ様々なスポーツを通じてのタイと日本の友好関係も続きますように。