<TATニュースリリース記事より>
トラン、2013年2月11日:
タイ南部アンダマン海沿いに位置する美しいトラン県は、この地域のエコツーリズム推進の新たな内陸ルートを開拓している。
同県のキット・リークパイ氏によると、新たなルートは市街南部にあるパリエン区で、急流いかだ下り、象乗り、バンタート山にあるサカイ族の村訪問などを呼び物としている。
リークパイ氏は、「トランは長年美しいビーチとダイビングで知られてきましたが、内陸部の自然もまた壮観であることを皆さんにお知らせしたいのです」と述べた。
確かに、カオ・ルアンとカオ・バンタートという2つの山間部は、二大河川、トラン川とパリエン川の水源である。
観光客は地元役場の職員の案内で、16艘の新品カヤックのうちの一つを使って、5㎞に伸びる素晴らしいパリエン川を川下りできる。いかだ下りにも最適。さらに、旅行者は徒歩または象に乗ってサカイ族の村まで行くこともできる。
トランはユニークな水中結婚式で最もよく知られる。今年、同県は地元の商工会議所とタイ国政府観光庁とチームを組んで、2013年2月13~15日に第17回トラン水中結婚式を開催。
今年は、およそ30組のタイ人カップルが水中で結婚の誓いを交わした。そのうち2組はマレーシア人カップル。4組のカップルは経験豊かなダイバーで、水中で婚姻届に署名してキスを交わした。
結婚式は、トランの海岸から船で約1時間のコ・クラダン(クラダン島)の近くで執り行われるが、海岸そのものも自然豊かな景勝地で、広大なマングローブ森林で有名。近年、この「海沿いの熱帯雨林」は広範囲の復旧が行われ、この危機的な熱帯生態系を再生している。
トランの水中結婚式は1996年から開催され、2000年には「世界最大の水中結婚式」としてギネス世界記録に認定。海の結婚式は、タイ人を興奮させたギネス世界記録リストの一つとなった今も、見応えある演出に意欲的だ。
結婚式参加するカップルは宿泊、食事、ウェディングドレス、ダイビング用具一式、トラン3日間ツアーが含まれるパックに一組35,000バーツを支払う。その他、宿泊なしなどのパッケージもある。
■TATニュースリリース記事はこちらから
http://www.tatnews.org/component/flexicontent/53-media-releases-2013/845-trang-opens-new-eco-tourism-route,-prepares-for-famous-underwater-weddings