<TTRウィークリー記事より>
バンコク、2013年7月15日:
タイ観光スポーツ省によると、今年1~6月の国際旅客のタイ到着者数は20.01%の成長となった。
先週後半発表された統計では、今年前半のタイ訪問者数は12,744,374人で、前年同期10,619,343人から上昇した。トップソースマーケットの内訳を示した表を参照のこと。
6月の業績
6月単独では、前年同月の1,644,733人から2,056,241人となり、25.02%増加した。地域別では、オセアニアと中東を除き全域で増加を示した。
東アジア諸国は、994,096人から1,358,232人に増え、20.07%の成長で引き続きトップサプライヤーを維持。同地域ではカンボジア(-17.74%)を除くすべてのソースマーケットで成長が報告された。
中国は180,481人から372,356人となり、106.31%の大規模な成長となった。それに続く成長市場トップ5は、インドネシア(+54.51%); 台湾(+43.80%); ミャンマー(+40.97%); 香港(+36.61%)。
ヨーロッパは20.07%の成長で、フィンランドのみ0.80%でわずかな減少となった。トップ5マーケットは、ロシア(+58.27%); 東ヨーロッパ(+29.51%); ベルギー(+26.56%); スウェーデン(+18.14%); スイス(+17.84%)。
南アジアは123,833人から135,197人となり、9.18%の増加を記録した。この地域ではインドが108,580人でトップとなり、98,052人から10.74%の成長となった。続いて、パキスタン(9,431人; +9.74%), バングラデシュ(6,590人; -6.35%), スリランカ(5,271人; -4.96%), ネパール(2,113人; +8.86%)。
アメリカ大陸は78,214人から83,477人で6.73%の成長率となった。主要な4つのマーケットは増加を示した。アルゼンチン(+25.77%); ブラジル(+19.64%); カナダ(+7.43%); アメリカ(+5.62%)。
一方、アフリカは13,455人から14,088人で4.70%増となった。
オセアニアと中東はそれぞれ18.51%、9.61%の減少が報告された。中東は医療ツーリズムにとって重要なマーケットであるため、この減少は中東でのビジネス展開にかなりの額を投資した病院にとっては気がかりだろう。
また、観光省はタイの玄関口であるスワンナプーム空港における6月のタイへの外国人旅行者が1,381,090人に達し、前年同月1,084,498人から27.35%増となったことを報告した。
<2013年6月 ソースマーケット トップ10>
国/2013年(2012年)/成長率
中国 372,356人(180,481人) +106.31%
マレーシア 266,556人(198,313人) +34.41%
インド 108,580人(98,052人) +10.74%
日本 106,812人(94,138人) +13.46%
シンガポール 94,447人(83,510人) +13.10%
韓国 93,397人(89,031人) +4.90%
ラオス 88,475人(86,635人) +2.12%
ベトナム 86,075人(68,801人) +25.11%
ロシア 80,156人(50,646人) +58.27%
オーストラリア 67,236人(83,416人) -19.40%
<2013年1~6月 ソースマーケット トップ10>
国/2013年(2012年)/成長率
中国 2,278,493人(1,168,094人) +95.06%
マレーシア 1,336,412人(1,172,646人) +13.97%
ロシア 910,560人(671,011人) +35.70%
日本 731,241人(623,138人) +17.35%
韓国 607,604人(533,755人) +13.84%
インド 535,732人(510,932人) +4.85%
イギリス 441,084人(434,676人) +1.47%
シンガポール 435,433人(375,821人) +15.86%
オーストラリア 417,523人(442,040人) -5.55%
アメリカ 410,415人(386,682人) +6.14%
■TTR weekly記事原文はこちらから
http://www.ttrweekly.com/site/2013/07/thai-tourism-flies-high/