ロイヤルブロッサム号に乗ってタイへいざ出発!
9月28日(土)&29日(日)に2年ぶりに東京ビッグサイトで開催された旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン 2024」。今年は、「旅、それは新たな価値との遭遇」をテーマに、海外80カ国・地域、国内47都道府県から1384の企業・団体が出展し、9月26日(木)&27日(金)の2日間の業界日を含む会期中の来場者数は、4日間で合計18万2934人を記録しました。
今年のタイ国政府観光庁(TAT)ブースは、かつて北海道で長年活躍した後タイに譲渡された列車「はまなす号」が8月に観光列車として復活した『ロイヤルブロッサム号』をテーマにしました。豪華な鉄道の旅を感じさせてくれるクラッシュベルベットの落ち着いた空間では、車窓から情緒あふれるタイの風景が楽しめ、来場者の皆様にしばし旅気分を味わっていただきました。
期間中は、観光情報をはじめ、航空会社も3社参加し、各ブースにて最新情報の提供やプレゼントキャンペーンなどのアクティビティを実施。ブース内のステージでは、煌びやかなタイ伝統舞踊の披露やタイ観光大使「佐藤三兄弟」によるトークショーなどを行いました。また、ワークショップスペースでは、タイの文化に触れるラッキーアイテムの製作体験など多くの来場者にワークショップにご参加いただき、製作品は思い出としてお持ち帰りいただきました。
タイ国政府観光庁のマスコットキャラクター”ハッピーちゃん”も元気いっぱいでブースに登場し、タイの魅力をPR。大いに盛り上がったイベントの様子を写真で振り返ります。
▼ 会場内でも目を引く赤いブース
▼ 9月26日(木)にオープニングセレモニーを実施(左から、タイ国政府観光庁 東京事務所 所長カジョンデート・アピチャートラクン、駐日タイ王国大使館のプラーンティップ・ガーンジャナハッタキット公使、タイ国政府観光庁 東アジア局長 チューウィット・シリウェーチャクン、中部地区担当局長 アカラウィット・タパシット、東アジア・マーケティング担当局長 ジラニー・プーンナヨン/イベント開催時の役職)
▼ 業界日の2日間、タイから来日してブースで商談を行った現地ホテルと旅行会社(全10社)の方々と一緒に記念撮影
▼ 商談エリアの様子
▼ インフォメーションブースでは、観光パンフレットの配布やメルマガ会員「タイファンクラブ」とSNSのフォローでプチギフトなどをプレゼント
▼ ブース内のステージでは、毎月オンラインで実施している「タイ旅座談会」をオフラインで行いました
タイ観光大使「佐藤三兄弟」綾人さん、颯人さん、嘉人さんもステージに登場!
▼ タイに行った時の思い出話は内容が盛りだくさんで各回20分はあっという間
▼ トークショーの最後には、”ピンクガネーシャ”をデザインした限定版ラビットカードをプレゼントするクイズ大会も実施
▼ “ハッピーちゃん”と記念撮影
▼ ワークショップも体験
タイ中部地方の工芸品作りワークショップ
カンドン(Kang Deng)は、カレン族の言葉で「クモの巣」を意味します。カレン族の間では、カンドンは単なるクモの巣ではありません。カレン族の人々は、森や山など自然の中に神霊が宿ると信じています。そのため、森へ入る際に見つけた蜘蛛の巣は、その場所の霊的な力や、自然の精霊の象徴と捉えられています。蜘蛛の巣を見つけた際には、そこに宿る神霊に対して敬意を表し、無事に旅を終えられるよう祈りを捧げる風習があります。
カレン族の村では、雨期明けの時期に行われる「ソンタクン」と呼ばれる伝統的な儀式があり、蜘蛛の巣を模ったカンドンを傘から吊るしたような形に飾り付けます。人々はこの飾りを担いで、村の中を行列が練り歩きます。この行列は、仏教の開祖であるお釈迦様をはじめ、土着の神様たちを村に迎え入れ、村の平和と繁栄を祈願するものです。
▼ 3色の毛糸を選んで世界にひとつだけのお守り”カンドン”作り
自然の美しさを見つめ、疑問を持ち、実験を繰り返すことで、深い知識が生まれることがあります。タイでは、昔からバナナが人々の生活に深く関わってきました。バナナは赤ちゃんの食べ物として栄養価が高く、手頃な価格で手に入るため、食用のほか、容器、おもちゃ、宗教儀式などにも利用されてきました。しかし、あまりにも身近で安価なものであったので、これまでその価値があまり認識されていませんでした。
昔は、バナナの樹液がシャツに付くと厄介なものでしたが、この「厄介さ」から「知恵」が生まれることもあります。ある日、バナナの木に囲まれた農園でいつものように収穫をしていた時、バナナの樹液が滴るのを目にしました。そこで、ほんの小さじ一杯ほどの樹液を持ち帰り、バナナの樹液を使った作品を作り始めました。その日から、アートは農作業からの癒しとなりました。バナナの樹液は、まさに自然からの贈り物です。母なる自然の恵みを用いて、自由に表現してみてください。
▼ 日本では恐らく体験できないユニークな絵付け体験
華麗に舞うタイ舞踊は6つの演目で人々を魅了
タイ王国はかつて「シャム」タイ語で「サヤーム(サイアム)」と呼ばれてきました。東南アジアの大陸部の中心に位置し、母なる川と呼ばれるチャオプラヤー川流域に豊かな文明が花開き、長きに渡って人々の生活文化の舞台として繁栄してきました。現代、そして未来にも繋がるこのタイの華やかな文化を体感してください。
2.灯篭流し「ロイクラトン祭り」
毎年陰暦12月の満月の夜に行われる「ロイクラトン祭り」では、バナナの葉や花、線香やろうそくなどで飾った灯篭(とうろう)を川に流し、水の女神への感謝を表すとともに、両親や家族、地域の人々を大切にする気持ちを確かめ合う心温まる年中行事です。灯篭のスタイルは各地で異なり、それぞれの地方の文化を反映した魅力に溢れています。
3.タイ正月「ソンクラーン祭り」
タイの暦では古くから4月に新年を迎えるとされています。現在は毎年4月13日がこの日にあたり、一年で最も暑い時期になっています。一年の始まりに仏像や年長者に聖水を注いで幸せを祈る伝統から、今では新年を楽しく祝う水かけ祭りとしても世界中に知られるようになりました。この演目はおめでたいタイのお正月の様子を表現したものです。
4.長太鼓の舞
腰から下げた長い太鼓で愉快なリズムを奏でるこの演目は、タイ各地の祭りや祝いの行事を盛り上げる行列として演じられるものです。太鼓のリズムに合わせた快活な音楽と、若い男女がはにかみながら仲良く踊る様子は見る者を楽しい気分にしてくれます。
5.豊作祈願の舞
タイの農村では古くから稲作が盛んです。農家の人々は稲を自分の子供のように大きく力強く育つようにと儀式を執り行い、豊作の女神のご加護が得られることを祈ります。この演目は「クワン・カーオ」と呼ばれるこの儀式の様子を表現したものです。
6.ムエタイ
タイに古代から伝わる「ムエタイ」は、拳、肘、膝、足など体の各部位を駆使した世界最強とも謳われる武術です。体力のみならず高い精神性も求められるタイの国技「ムエタイ」は、今や全世界で人気が高まっています。
▼ タイ中部地方からこのイベントのために来日した舞踊団の美しい舞
各航空会社のブース&PRタイム
▼ タイ国際航空
www.thaiairways.com/ja_JP
▼ タイ・エアアジア
www.airasia.com/flights/ja/jp
▼ タイ・べトジェット
www.vietjetair.com/ja
タイ国政府観光庁マスコットキャラクター”ハッピーちゃん”もタイをPR
▼ ベトジェットエアのマスコットキャラクター”エイミーちゃん”とパシャリ
▼ タイに想いを馳せながら車窓からの眺めを楽しむ
▼ 「#今からタイへ」行こう!
タイ国政府観光庁ブースにお立ち寄りいただきました皆さま、ありがとうございました!
来年は、9月25日から28日まで、中部国際空港直結のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催されます。