赤字: 警戒エリア
ピンク: 注意喚起エリア
濃青: 避難勧告エリア
下線: 浸水の発生しているエリア
青線: 増水が確認されている運河、今後排水を予定されている運河
赤線: 冠水が確認されている道路
※拡大図はこちらをご覧ください。
http://www.thailandtravel.or.jp/common/pdf/bkk_map_1027_2011.pdf
<現況>
10月30日の報道では、ナコンサワン県、ロッブリー県、アーントーン県、アユタヤ県において洪水の水位の低下が報告されています。それ以外については、大きな変化はみられません。
● 影響を受けていない地域:
・北部: チェンマイ、チェンライ、ランパーン、スコータイ
・東北部: ルーイ、ウボンラチャター二―、ウドンターニー、ナコーンラーチャシーマ(コラート)
・中部: ホアヒン、プラチュアッブキリカーン、カンチャナブリー、パタヤ、チョンブリ、ラヨーン、チャーン島
・南部: チュンポーン、サムイ、クラビ、パンガー、プーケット、スラーターニー、ナコンシータマラート、ソンクラー、サトゥーン
バンコクの状況には、大きな変化はみられません。
バンコク西部の住宅および工業地域は現在も洪水の影響があり、13地区に発令されている注意喚起は維持されています。また、バンコク東部の観光スポットおよび外国人の多く住む住宅エリア(シーロム、サートーン、スクンビットなど)では大きな影響は出ていません。但し、スクンビット通りのソイ50では土嚢の積まれた堤防の一部が崩れ、浸水しています。
ワット・プラケオなどチャオプラヤー川岸の観光スポットの水位の状況は、一日のうちで潮位が最も高くなる時間帯に堤防から水があふれ、一時的に冠水が確認されてます。一旦潮位が下がると通常の状態に戻ります。王宮は通常通り公開されています。
※観光スポットなどの様子については、以下リンクをご覧ください。
https://www.thailandtravel.or.jp/news/14168/
https://www.thailandtravel.or.jp/news/14178/
<バンコク旅行関連情報>
● バンコク都内では、洪水の状況が急変する可能性もあるため、チャオプラヤー川岸周辺の観光スポットを訪れる際には、十分注意をしてください。
● 空港への移動の際には、交通渋滞に巻き込まれる可能性もあるため、時間の余裕をもって移動をしてください。
● タイ国内でのご旅行には、空路をご利用ください。
<バンコク関連情報>
1. 避難勧告エリア
・バンコク都: ドンムアン地区、サーイマイ地区、バーンプラット地区、タウィーワッタナー地区
※同地区は、バンコク北部および西部に位置し、スワンナプーム国際空港とは正反対の位置にあります。
2. 道路・交通
・バンコク都内のMRT(地下鉄)、BTS、エアポートレイルリンクは通常通り運行。
・バスおよびトゥクトゥクは、一部エリアでは限定的に営業。BMTA(路線バス)は洪水の影響により一部ルートの運行を見合わせ。
・タイ国鉄の北部路線は、一部洪水エリアを迂回するルートを確保し運行。
・タイ国鉄の南部路線は、バンコク都内の駅の冠水により、本日朝4列車のみ運行。今後は状況を見ながらの運行。
・タイ国鉄の東北部路線は、通常通り運行。
・スワンナプーム国際空港は、通常通り。
※スワンナプーム国際空港では、洪水対策が強化されています。防水壁をはじめ、6つの貯水池、2つのポンプ場といった洪水防止システムが機能しています。観光客およびビジネス渡航の皆様は、洪水の影響の心配なく、スワンナプーム国際空港を拠点として安心してタイ国内外へのご旅行をいただけます。
・すべての国内空港(ドンムアン空港を除く)は、通常通り。
3. ライフライン
・バンコク都水道局は、バンコク都内における給水に問題はなく、WHO(世界保健機関)の水質基準を維持していると発表。バンコク都、ノンタブリー県、サムットプラカーン県では、通常通り供給。
・バンコク西部の冠水エリアでは、水の変色がみられる可能性もあり、使用前に一度沸騰させて使用することを推奨。
・電力供給は通常通り。
・インターネット、電話回線など通信サービスは通常通り利用可能。
タイ国内主要連絡先:
・タイ気象局:http://www.tmd.go.th/en(英語・タイ語のみ)
・TATツーリストコールセンター:1672
・タイ国際航空:02-356-1111
・バンコクエアウェイズ:02-265-8777/Twitter: @bangkok_airways
・エアー・アジア:02-515-9999
・ノックエアー:02-900-9955
・タイ国鉄(SRT)コールセンター:1690
・トランスポート会社ホットライン(バンコク都内バスの会社):1490