※拡大図はこちらをご覧ください。
https://thailandtravel.or.jp/common/pdf/flood_situation_map_oct_2011.pdf
現在、雨期が終わりに近づき、チェンマイを中心とする北部、プーケットやサムイの位置するタイ南部では、大雨による河川の氾濫や浸水、洪水は発生しておりません。今後、タイは乾期に入りますので、大雨の影響は一段と弱まっていくと予想されます。
河川の氾濫および洪水被害は、ナコーンサワン県をはじめチャオプラヤー川流域の各県において深刻になっています。ナコーンサワン県は、4つの河川がチャオプラヤー川に合流する地点です。
そのなかでも、ピン川とナーン川にはダムがあり、ピン川のプミポンダム(ターク県)およびナーン川のシリキットダム(ウッタラディット県)付近では、今もモンスーンの影響で雨が断続的に降り注いでおり、ダムの許容量を超えたため、河川への放流を随時行っています。
その水がナコーンサワン県で洪水を引き起こし、タイ中部のチャオプラヤー川流域での運河の増水、河川の氾濫につながっています。ナコンサワン県からバンコク都までの間にはいくつかの防水壁が設けられていますが、その周辺、チャオプラヤー川流域のチャイナート県、ロッブリー県、アユタヤ県、パトゥムタニ県、ノンタブリー県でも浸水や洪水が各所で起きています。
今後もナコーンサワン県に集中した大量の水がチャオプラヤー川を流れてくることが想定されるため下流流域では注意が必要です。
<タイ旅行関連情報>
1. スワンナプーム国際空港は通常通り運営。旅行者は空港内のすべての施設をご利用でき、空港へのアクセスも問題ありません。BTS、地下鉄(MRT)及びスワンナプーム国際空港から市内へのアクセス(エアポートリンク含む)は通常通り運行中。
2. タイ国内における全ての国内・国際空港は利用が可能
・チェンマイ国際空港
・プーケット国際空港
・サムイ国際空港
・ハジャイ国際空港
・ウドンターニー国際空港
他国内線各空港利用が可能
3. 国内各観光地に関して
下記の主要観光地はすべて平常通りの観光が可能です。
・チェンマイ
・チェンライ
・ランパーン
・スコータイ
・カンチャナブリー
・ラーチャブリー
・パタヤ
・チャーン島
・ラヨーン
・プーケット
・クラビ
・トラン
・サムイ島
4. 観光地へのアクセスについて
上記の観光地へのアクセスは空路での移動をお勧めします。
※パタヤやラヨーンなど東部方面は陸路での移動が可能です。
5. アユタヤ
洪水のため市内全土が冠水し、観光地へのアクセスは不可となります。