チェンマイでアートに触れる旅

タイ北部独自の文化が息づくチェンマイは、工芸や芸術の拠点としても知られています。この記事では、2024年12月5 日～12月10日に開催され、日本から5人のアーティスト達が出展・参加したアートイベント『Treasure Discovered by Mango Art Festival』と彼らの旅の様子をご紹介します。

１年に１度だけ解放される特別な会場

マンゴーアートフェスティバル（MAF）はタイ国内のクリエイティブ産業の発展と、タイをアートやデザインをテーマにした人気の観光先として押し上げることを目標に様々なアートイベントを開催しています。

チェンマイでの「Treasure Discoveredトレジャー・ディスカバード」もその一つで、通常の美術展示と違い、屋外の開放感溢れる空間でバンドのライブパフォーマンスや食事やお酒を楽しみながらリラックスして楽しめる雰囲気が特徴です。

会場内(De Siaim Antiques/デ・サイアム・アンティークス)には緑あふれる庭園の他に大量のアンティーク品が保管された倉庫があり、その中にも参加アーティスト達の展示があり、自由に観覧することができます。

庭園にはタイ北部の伝統的なチーク材の高床式家屋が立ち並び、出展アーティストたちは自分の家に飾り付けをするように思い思いに自由に作品を展示することができます。。

主催者の世代を問わず、肩の力を抜いて気軽にアートに触れる機会を提供したいという思いから、会場は開放感の中で音楽のライブパフォーマンスや食事やお酒を楽しみながらリラックスできる雰囲気になっています。

今回参加した日本人アーティスト達の展示ハウス

地元のアートギャラリーでシルクスクリーンを体験

今回参加アーティスト達は作品展示の傍ら、チェンマイのアートギャラリーでシルクスクリーンの体験を行いました。

JOJO KOBEアートギャラリーでは、シルクスクリーンの制作、展示、販売を行っているスタジオ＆ギャラリーです。1階がギャラリーで2階にワークショプを行う作業スペースがあります。

ワークショップは初心者や子供でも参加が可能で、Ｔシャツやバッグに自分の作品をプリントしお土産として持って帰ることもできます。(メールかインスタのＤＭで予約可能)

二日間にわたりスタジオと屋外の2か所でシルクスクリーンの印刷を行いました。

スタジオ同様JOJO KOBEアートギャラリーのスタッフが丁寧にアシストしてくれます。

ワークショップ中はタイ国内のメディアも取材に訪れました。(GQ Thailand/ 2025年3月に掲載予定)

参加したアーティスト達はこちら

今回のチェンマイ旅のストーリーを彼らのアカウントの投稿やハイライトからも見ることができます。

• 5分でわかるチェンマイ
• チェンマイガイドブック
• タイの食文化について 〜北部編〜