2012/03/19
昨今バンコクのスワンナプーム国際空港の利用者増加とセキュリティーの強化実施などの理由により、出入国カウンターの混雑が深刻化している同空港で、以下の緩和対策が実施されることになりました。
■イミグレーション・ブースの職員増員
出入国審査の手続きを迅速に行うべく、約40人のイミグレーション職員を増員。
■4月11日より、タイ旅券スクリーニング自動システムの試験的導入
16の自動化ゲートを到着及び出国ホールに設置し、1日約20,000~30,000のタイ・ポスポート保持者のイミグレーション手続きをスピードアップさせる目的。イミグレーション職員が外国人旅行者の同手続きに専念できるよう人員を確保する。
■プレ・チェック(事前確認)・システムの試験的導入
約60名の外部職員を配置し、イミグレーション手続きを迅速かつ円滑に行うため、カウンター到達前にプレ・チェックを行う。
■一列待ちの実施
シングル・スネーク・ウェイティング・ラインと呼ばれる「一列待ち」を実施することにより、各行列の長い待ち時間を緩和し、空いたカウンターへの誘導を効率的に行う。
尚、同空港イミグレーション・カウンターの改装工事は近く完了する予定となっております。また、イミグレーション・デパートメントは、手続きの迅速化を図るため将来的に電子旅券システムの導入を検討しており、タイ政府もスワンナプーム一本化の方針を再考し、現在一部の格安航空会社(LCC)の発着を主とするドンムアン空港との二分化を推進していくことを再度検討しております。
スワンナプーム国際空港ご利用の皆様には、大変ご迷惑をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。