2012/07/20
<TATリリース>
バンコク、2012年7月18日
タイのオートーコー市場がCNN Goの「生鮮市場の世界トップ10」で4位に選ばれた。
タイ最大のマーケットのひとつである同市場は、肉、卵、タイフルーツ、新鮮な野菜などの質の高い農作物、カレーペーストや魚の塩漬けなどの加工食品、カリカリに揚げた豚の三枚肉、パンダン・カスタード・パン、タイカレーといったすぐ食べられるタイのごちそうなどを幅広く提供している。地産品はもちろん輸入有機農産物も買うことができる。
「農家のためのマーケティング組織」と訳されるオートーコー市場は、農業協同組合省のもと運営されている。タイ農家が農産物を売るための公的な流通経路として機能する。農業従事者はタイ人口の大多数を占める。
「タイは世界中の人たちが楽しめる様々なフルーツや新鮮な食品を幅広く提供しており、オートーコー市場はそれをまさに反映している。新鮮で質の良い生産物の供給源であることに加え、王国の農業遺産とタイの人々の密接な関係を明らかにしながら、タイを訪れる人々にとって、いかにマーケットがタイの地域生活において重要な役割を果たしているかを体験する最良の道でもある」とTAT(タイ国政府観光庁)のスラポン総裁は語った。
オートーコー市場は、カンペンペット通りの向かい側、バンコクの有名なチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットのすぐ南に位置する。カンペンペット地下鉄駅がオートーコー市場前の右手にある。マーケットは毎日6:30~18:00オープン。
CNN Goランキングでは、バルセロナのラ・ボケリア市場が1位を獲得し、東京の築地魚市場、ニューヨークのユニオン・スクエア・ファーマーズ・マーケットが後に続いた。